ブラチリカSP秩父三十四ヶ所札所巡り其の四(第二十九番から第三十番)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 434m
- 下り
- 365m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:秩父鉄道「三峰口駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどの道は舗装道路です。 武州中川駅を越えた先の秩父市役所荒川総合支所の脇から安谷川を渡る橋に出ますが、川へ下りる道と橋を渡った後の道が落ち葉や苔のためとても滑りやすくなっています。 三十番から三峰口へ向かう江戸巡礼古道の一部はあぜ道のような場所があり雨の後などは滑りやすくなっています。 |
写真
感想
今日も、秩父三十四ヶ所の続きを歩いてきました。
前回はjupiterさんと二十九番まで行き浦山口で終了したので今日はその続きです。
浦山口駅からスタートすると、二週間たっているため周りはすでに紅葉になっていました。
前回は、気付かなかったのですが駅を下りたすぐ先に不動名水と言う湧水があったので早速寄り道です。
車で来て何本も汲んでいる人もいましたが、とりあえずペットボトル一本分だけ汲んで二十九番の札所を目指し歩いて行きます。
しばらくすると、目の前には大きな浦山ダムのダムサイトが見えてきます。
ダムの前に架かる橋を渡り坂を越えるとすぐ目の前に二十九番札所「長泉院」が見えました。
ここは入口に大きなしだれ桜があり、境内には枯山水の庭園もありました。
長泉院から次に向かっていると左側の民家で何かが動くのが見えました。
立ち止まって見てみるとニホンザルの親子が庭にある何かの実を食べているようでした。
そのまま進んでいくと、清雲寺の道標があるのでそちらへ寄り道です。
まず、目の前には若御子神社が見えてきましたのでそちらへ行ってみます。
境内には若御子山への遊歩道がありちょっと興味が出ましたが、案内板を見てみると1時間ほどかかりそうなのと地図を見るとちょっと岩が多そうだったので雨上がりの濡れた場所を歩くのは大変そうだったので今回は行きませんでした。
若御子神社の横に清雲寺がありここには樹齢600年と言われるしだれ桜があり、とても立派なのですがやはり季節外れなので誰もいませんでした。
境内へ向かうとここにもニホンザルの群れが下りてきていて屋根の上や墓地の中を歩き回っていました。
ここには、他にも桜が多く植えられていて一度春に来てみたいと思います。
清雲寺から巡礼道に戻ると、第三十番の案内と同じ方向に千手観音堂の案内がありそのままそれに従って歩いて行くと、境内に土俵のある千手観音堂に着きました。
ここでは奉納相撲が行われていたらしく、お堂の天井にも相撲の四十八手の絵が描かれていました。
と、ここで地図を見直すと巡礼道から外れていることが分かりました。
途中までは、同じ方向だったのですが分岐で千手観音堂は左、三十番札所は右に行かなくてはいけなかったようです。
なので、ここで方向修正を行い蕎麦畑の中を抜け本来の巡礼道へ戻りました。
武州中川駅を越え国道に出た後、荒川総合支所の脇から秩父甲州往還の案内に沿って進んでいくと道が細くなり、キャンプ場の看板の横を抜け川まで下りていきます。
ここには新しく架けなおされた木の橋がありそこを渡って進んでいきます。
一旦国道に出てしばらく行くと道の駅あらかわの案内板が見えたので、ここで休憩にしました。
ここの道の駅は行者にんにくが名物になっているようなので、行者にんにくうどんを食べました。
行者にんにくと言ってもにんにくの仲間ではなくユリ科の植物のようで後に残るような強いにおいは無く、食べる場所も球根ではなく葉を食べるようです。
おうどんには行者にんにくの醤油漬けが入っていましたが、5月から7月ごろだと生葉が入っているそうです。
道の駅からしばらく歩くと今度は秩父鉄道沿いの道になりました。
この道沿いもそうですが、巡礼道には道標石の他にも、お地蔵さまや石仏、薬師堂などがたくさんあります。
次の三十番札所「法雲寺」は白久駅から坂を登って行った先にありました。
ここの観音像は唐の時代の中国で楊貴妃の供養のために作られた観音像と言われており、楊貴妃観音とも言われているそうです。
観音堂には、熱田神宮から送られた楊貴妃が使用していた鏡や、天狗の爪、龍の骨などが置かれていましたが、真意のほどは…
ちなみに天狗の爪はまるでサメの歯の化石の様にも見えましたが、サメの歯が天狗の爪に似ているのでしょうね。
法雲寺からは来た道を白久駅の方へ戻り途中の道標に従いあぜ道のようなところを進みます。
途中には湧水があり、中にはイモリが何匹か泳いでいました。
次の三十一番へは大分離れているのでとりあえず三峰口駅まで行くことにしました。
途中の道標を見ると昔の巡礼道は荒川を渡し船で渡ったようですが、今は橋もかかっていないため行き止まりになっているようですが、行き止まりまで行ってみることにしました。
細い未舗装の道を河原まで下りると向こう岸にも道の続きがあるようで軽トラックが停まっていました。
頑張れば、飛び石伝いに向こう岸まで行けそうですが、失敗して落ちても嫌なので、と言うか今までの経験上確実に落ちそうなのでやめて三峰口駅まで戻りました。
しかし、この寄り道がよくなかったのかもう少しで駅という踏切でちょうど電車が来てしまいました。
仕方なく、次の電車を50分ほど待つことにして今日はここで終了です。
残り四か所になりましたが、ここから先は一日で一か所か二か所まわれるような場所になるので、総開帳中(11月18日まで)の結願はほぼ不可能になりましたが、とりあえず今年中には廻り切ってみようと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
若御子神社から若御子山、行きたくなりますよね、
で
も
あのお気楽な絵看板とは違い、結構なお山ですからね〜、若御子山!
蘇る恐怖のお山です、わたしには。
法雲寺へ行くと熊倉山が急にいとしく思ったことを思い出しました。
荒川支所、右へ行くのでしたね!
わたしは間違えて秩父鉄道の左側を歩き、道の駅へ出てしまいました。。
芭蕉の句碑、見たかったです、
芭蕉の時代でも既に畠山重忠伝説があることに、こころ躍ります。
木橋、いい感じなんですね。
次回三十一番さんまでですね、
迷われないように、ブラチリを楽しんでください!
わたしも楽しみにしています^0^
若御子山へは遊歩道と書いてあったので意外と楽だったのかなと思いましたが、miketamaさんの記録を読み返すとかなり過酷なお山だったようですね
荒川支所ではそのまま国道沿いに行きそうになりましたが、細い道の奥に菅笠をかぶった人が歩いているのが見え気が付くことが出来ました。
秩父殿=畠山重忠の相撲の伝説はここの句碑の看板で知りました。
鵯越の逆落としの馬を担いで下りた話は知っていたのですが、やはり怪力の持ち主という言い伝えが多いのですね。
次の三十一番までは阿弥陀寺からの本コースが手ごわそうですがmiketamaさんやほかの方たちの記録を参考にさせてもらい楽しんでこようと思います
ブラチリカ、すっかり定番になってますね
里は紅葉もこれから、空気がひんやりで歩きやすくなってきましたね。
秩父の人里からさほど離れていない辺りにも野生のニホンザルがいるのですね〜
おどろきました。
行者にんにく、てんぷらは美味しくって好きです。おうどんにもあいそうですね。体も温まりそうでいいですね。
感想を読んでいるとChilicaさんらしいところがあって面白いです
最後の飛び石を渡るのを断念したところ「と言うか今までの経験上確実に落ちそうなので」で思わずクスりと笑ってしまいました
ところで土曜日は急用が入ってしまったのですねぇ。
うちは日曜の午前で帰るのでお会いできないかも。残念です。。
またの機会に!
総開帳の時期に間に合わせようと、頑張ってきましたが結局間に合わなくなってしまいました。
始めるのが遅かったのがいけないのですが…
行者にんにくは初めて食べましたが時期が遅かったので醤油漬けだったのですが、初夏なら生葉や天ぷらも食べられたようなので、また行ってみたいです。
渡渉はジャンプしなければ届かないような本当の飛び石状態だったので断念しました。
ガイドでも渡れないと書いてありましたし…
週末はお会いできないかも知れませんが、また機会がありましたらよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する