湯来冠山 水内川支流 コウノミ谷
- GPS
- 05:27
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 814m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明神下、中、上の滝は、それぞれ林道大畑郷ノ実線より滝下へ降りる踏み跡がある。林道は、荒れてはいるが、冠山の直下まで延びており、使用が可能。分岐が多いので方向に注意。北西方向の林道は山腹を巻いて栗屋郷川ワラビサデの谷の色梨林道につながっているものと推測される。冠山南尾根には、踏み跡があるが、下山時は傾斜の緩い笹原部分で道を失いやすいので、尾根を忠実にたどること。西側の林道に降りて、道なりにくだると水内川沿いの国道488号線にでる。 |
その他周辺情報 | 国道488号線沿いに湯来温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
|
---|
感想
湯来冠山より南に流れ下る水内川支流のコウノミ谷は、湯来滝めぐり*でも紹介されている明神滝で知られている。それによれば、「昔、滝の上流にこうのみと言う里がありました。そこに厳島明神様が滞在されたので明神滝と呼ぶようになりました。明神滝の3段に積んだ自然石、二丈(約6m)ばかりの石燈篭に神秘の常夜灯がそのときから作られ、消えずの聖火として幾千年も光り輝いていたと言う伝説がある滝です。」とある。また、桑原良敏「西中国山地」によれば、明神のタキは三段に積み重なっている懸崖(タキ)の呼称で会って滝の名ではない、林道終点の付近をタガタ(田形)と呼び、昔人が住んでいたことがわかる、とある。コウノミ谷は、明神滝より上はおおむね平坦な流れが続き、谷幅も広いので上流に集落があったのもうなづける。湯来周辺は、昔は谷奥にまで少しの平地でも見つけて集落があったようだが、どんな暮らしだったのだろう。コウノミ谷は、林道大畑郷ノ実線が並走し、沢登りの興味としては明神の滝付近のみである。明神滝3段はそれぞれ20mほどで、水量も多く、懸崖に囲まれた薄暗い中を落ちる滝の白さに迫力があり、厳島明神がおわしそうな雰囲気だ。中流部も、大きな滝はないものの、落ち込みの多い良い渓相で、杉の植林帯にしては明るく、ときおり近づく林道を無視すれば、森閑とした沢歩きを楽しむことができた。林道は、地図上の終点よりもさらに冠山直下まで延びており、これを利用して冠山に3度目の登頂を果たした。
*http://www.hint.or.jp/~yuki/hanro/yuki_taki/kamiminochi/kamiminochi.htm#
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