記録ID: 5417006
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
蝶ヶ岳 雨上りの雪崩跡、登り詰めた先の絶景
2023年04月27日(木) ~
2023年04月28日(金)
luneaciel
その他2人
- GPS
- 14:22
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:49
6:45
20分
三股駐車場
7:05
7:08
46分
三股登山口
7:54
7:55
80分
ゴジラみたいな木
9:15
9:20
76分
まめうち平
10:36
10:41
78分
蝶沢
11:59
12:05
72分
第二ベンチ
13:17
13:22
4分
大滝山分岐
13:26
13:48
2分
蝶ヶ岳山頂
13:50
14:30
4分
蝶ヶ岳ヒュッテ
16:34
2日目
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 4:59
1日目の蝶ヶ岳山頂までのコースタイムとルート図を別保存にしてしまったので、その部分は手書き入力して足しています。記録は非公開の保存として残しました。
天候 | 前日 大雨と強風 1日目 曇り後晴れ、一時小雨と小粒の雹。稜線は微風 2日目 晴れ、ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三股登山口にもトイレ有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日の登山道の状態は、まめうち平あたりから積雪がありました。 前日の大雨の影響か、蝶沢付近で雪崩が発生したようで、沢は埋まっていました。 蝶沢の雪崩跡を雪の塊を越えて前進しましたが、周辺の斜面も小規模の雪崩跡や、緩みがちな雪面、踏み抜きなど神経を使いました。 (私は、下山時に数メートル滑落し、木立で停止。(・_・;)どうぞご注意ください) 森林限界を出るあたりから雪質はやや締まる。 山頂部稜線の雪は、少ない状態でした。 |
その他周辺情報 | 前泊した日に安曇野市豊科の「田淵行男記念館」に立ち寄りました。 予てより、訪れてみたいと思っていたのです。 山岳写真家であり、高山蝶の研究家でもあり、蝶の細密画も美しい。「黄色いテント」など山関連の著書もある。 JR大糸線「柏矢町駅」下車、徒歩20分ほど。駐車場有 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
スノーバスケット付きストックW
登山靴
サングラス
日除帽子
フリース帽子
薄手の撥水防寒手袋
ゴアテックスのアウター上下
スパッツ
温度調整できる衣服類
山小屋用インナーシーツ
|
---|---|
共同装備 |
ビーコン
ロープ
カラビナ
シュリンゲ
スコップ
|
感想
蝶ヶ岳への山行は、当初、4月25日、26日の予定でしたが、26日の天候が悪すぎる予報だったので2日ずらしました。暖かい日が続いた上の大雨で、雪崩の恐れもあったのです。
27日朝は、まずまずのお天気でしたが、本沢の流れは早く、水嵩も水音も高かった。
キクザキイチゲの花は、早朝なので準備中。ワサビの花が咲いている沢で力水を飲む。
雪は、まめうち平のあたりから現れた。薄っすらと新雪があったみたいで、白くてきれい。凍っている場所もあるのでアイゼンを着け、斜面をトラバースするように登って行った先、蝶沢と思われる場所が雪崩の跡になっていた。
私、雪の塊がゴロゴロしている、この規模の雪崩跡に遭遇したのは初めてです。
状態は安定しているようだったし、先行者の足跡も見られ、ガイド氏に従って乗り越えていきましたが、気持ちのいいものではなかった。恐らく昨日起こったものだと思われます。
周辺は、外にも小規模な雪崩跡があり、夏道を中心に注意深く斜面を横切ったり、登ったりを繰り返し、森林限界を抜け雪原に出る。
そうして登り詰めた先に、急峻な岩肌の山々の素晴らしい眺めが広がっていた!
ここ数日の不安や、きつい登りの辛さが一気に報われました。頑張って来て良かったー!\(^o^)/
※下山時に蝶沢の少し手前で、約2m、止まりかけたものの+約4m程滑落しました。足元の雪が緩く、アイゼンが利きませんでした。
幸い樹林帯でもあり、速度も緩かったので立木で止まりましたが、滑落の怖さを体験しました。
これから雪の状態も更に悪くなると思われますので、どうぞ、お気を付け下さい。
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