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Yamareco

記録ID: 5422279
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

青海黒姫山 日本三百名山88/101座目

2023年04月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
けいじ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:07
距離
8.5km
登り
1,183m
下り
1,172m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
1:30
合計
8:00
8:20
8:26
35
9:01
9:01
7
9:08
9:12
16
9:28
9:34
31
10:05
10:10
90
11:40
12:15
54
13:09
13:21
31
13:52
13:52
16
14:08
14:10
4
14:14
14:18
22
14:40
14:53
27
15:20
15:23
0
15:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青海黒姫山登山口駐車場 10台程度駐車可 
トイレ無し docomo圏外
コース状況/
危険箇所等
※4/29残雪状況※
西ノ河原平から山頂台地手前まで残雪あり
山頂台地手前にスノーブリッジを通過せねばならない個所がある
踏抜くと単独では脱出できない可能性もあるので、二人以上での行動を強くお勧めします

青海黒姫山登山口〜一本杉峠
良く整備された緩勾配の登山道
樹林帯の中を進むが、シダ植物も多く緑豊かな登山道

一本杉峠〜金木平
勾配が徐々にきつくなり、最後は黒姫山西壁をトラバースしながら急登で登り詰める
石灰岩は滑りやすいので要注意
後を振り返ると美しい栂海新道稜線が見え始める

金木平〜西ノ河原平
金木平の水場から粘土質の土の泥濘地獄が始まる
急登な上に低μでとても滑りやすい
4/29時点ではこの少し先から積雪が始まる
下山時は金木平の水場でドロドロになった靴を洗って奇麗さっぱり

西ノ河原平〜黒姫山山頂
残雪の上を歩くコトになる
最大で腋まである踏み抜きに苦労しながら積雪による倒木を避け一部藪を漕いで進む
残雪区間最後には高さ2メートル程度の巨大なスノーブリッジがあり、この区間は30mロープをフルに出してスタカットで通過
この残雪の縁で股下までのシュルンドを踏み抜いた
最後の残雪を抜け山頂台地に出ると日本海から北アルプス栂海新道全線が見渡せる大パノラマが展開する
青海黒姫山登山口駐車場からレッツゴー
2023年04月29日 07:17撮影 by  SH-41A, SHARP
10
4/29 7:17
青海黒姫山登山口駐車場からレッツゴー
歩き始めてすぐに登山口
右手の看板裏に入山ポストが設置されている
2023年04月29日 07:17撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 7:17
歩き始めてすぐに登山口
右手の看板裏に入山ポストが設置されている
石灰石でできた山 黒姫山
この看板裏に入山ポストがある
2023年04月29日 07:20撮影 by  SH-41A, SHARP
7
4/29 7:20
石灰石でできた山 黒姫山
この看板裏に入山ポストがある
黒姫山登山道入口
2023年04月29日 07:20撮影 by  SH-41A, SHARP
6
4/29 7:20
黒姫山登山道入口
歩き始めはシダ植物の群生する登山道
登山道下部は整備もされているうえに勾配も緩く登りやすい
2023年04月29日 07:50撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 7:50
歩き始めはシダ植物の群生する登山道
登山道下部は整備もされているうえに勾配も緩く登りやすい
新緑が眩しい
2023年04月29日 08:02撮影 by  SH-41A, SHARP
7
4/29 8:02
新緑が眩しい
ロープ場
路面が露出している多数の急登区間にはトラロープが設置されており、とてもよく整備されている
2023年04月29日 08:14撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 8:14
ロープ場
路面が露出している多数の急登区間にはトラロープが設置されており、とてもよく整備されている
一本杉峠
その名通り一本杉が鎮座
2023年04月29日 08:19撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 8:19
一本杉峠
その名通り一本杉が鎮座
一本杉 標高400m
2023年04月29日 08:20撮影 by  SH-41A, SHARP
4
4/29 8:20
一本杉 標高400m
後を振り返ると白鳥山が鎮座
2023年04月29日 08:25撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 8:25
後を振り返ると白鳥山が鎮座
子宝杉
奥にあるのが子宝杉
大人の視点で…
あぁナルホドなぁ〜
2023年04月29日 09:09撮影 by  SH-41A, SHARP
9
4/29 9:09
子宝杉
奥にあるのが子宝杉
大人の視点で…
あぁナルホドなぁ〜
子宝杉700m
2023年04月29日 09:09撮影 by  SH-41A, SHARP
6
4/29 9:09
子宝杉700m
清涼感ある栂海新道の稜線を眺められながら歩くコトができる
2023年04月29日 09:09撮影 by  SH-41A, SHARP
9
4/29 9:09
清涼感ある栂海新道の稜線を眺められながら歩くコトができる
2023年04月29日 09:23撮影 by  SH-41A, SHARP
4
4/29 9:23
金木平 800m
水場がある
この先は泥濘地帯に突入
2023年04月29日 09:25撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 9:25
金木平 800m
水場がある
この先は泥濘地帯に突入
金木平の水場
雪解け水でとても冷たい
2023年04月29日 09:27撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 9:27
金木平の水場
雪解け水でとても冷たい
泥濘地帯と階段
粘土質の土で登山靴があっという間にドロドロになった
2023年04月29日 09:29撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 9:29
泥濘地帯と階段
粘土質の土で登山靴があっという間にドロドロになった
ロープ場とトラバース
2023年04月29日 09:42撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 9:42
ロープ場とトラバース
泥濘で滑りやすい急登が続く
ロープもあるが、ロープも泥が付着しドロドロ
2023年04月29日 09:52撮影 by  SH-41A, SHARP
7
4/29 9:52
泥濘で滑りやすい急登が続く
ロープもあるが、ロープも泥が付着しドロドロ
西ノ河原平 標高1010m
この先は山頂台地手前まで残雪地帯となる
2023年04月29日 10:04撮影 by  SH-41A, SHARP
6
4/29 10:04
西ノ河原平 標高1010m
この先は山頂台地手前まで残雪地帯となる
木に付いたペンキマーキングから積雪の高さが窺い知れる
この付近で何度も踏み抜く
2023年04月29日 10:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 10:11
木に付いたペンキマーキングから積雪の高さが窺い知れる
この付近で何度も踏み抜く
残雪が本格的に深くなりこの先ロープを出して進む
2023年04月29日 10:40撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 10:40
残雪が本格的に深くなりこの先ロープを出して進む
スタカット地点を振り返る
スノーブリッジを通過するため、30mロープ総て出して通過
2023年04月29日 11:24撮影 by  SH-41A, SHARP
7
4/29 11:24
スタカット地点を振り返る
スノーブリッジを通過するため、30mロープ総て出して通過
アイゼンを残置
すれ違った方からこの先は小さな残雪地帯を通過するだけとのコトだったのでアイゼンを残置
2023年04月29日 11:24撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:24
アイゼンを残置
すれ違った方からこの先は小さな残雪地帯を通過するだけとのコトだったのでアイゼンを残置
倒木
急登区間の最後の最後に倒木があった
僕は半袖でここを突破したので腕がスリ傷だらけになった
2023年04月29日 11:28撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:28
倒木
急登区間の最後の最後に倒木があった
僕は半袖でここを突破したので腕がスリ傷だらけになった
頂上台地に出た
黒姫山山頂へのビクトリーロード
2023年04月29日 11:32撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:32
頂上台地に出た
黒姫山山頂へのビクトリーロード
黒姫山山頂とうちゃこ
うっすらと能登半島が見える
2023年04月29日 11:42撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:42
黒姫山山頂とうちゃこ
うっすらと能登半島が見える
黒姫山ゲット 
日本三百名山88/101座目
2023年04月29日 11:44撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:44
黒姫山ゲット 
日本三百名山88/101座目
糸魚川市街地方面の眺め
山頂祠は山麓デンカセメント会社の寄贈だそうだ
2023年04月29日 11:42撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:42
糸魚川市街地方面の眺め
山頂祠は山麓デンカセメント会社の寄贈だそうだ
北アルプス 白馬岳方面の眺め
2023年04月29日 11:41撮影 by  SH-41A, SHARP
24
4/29 11:41
北アルプス 白馬岳方面の眺め
火打山・焼山・妙高山・高妻山を望む
右手前には明星山
2023年04月29日 11:42撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:42
火打山・焼山・妙高山・高妻山を望む
右手前には明星山
山頂祠と北アルプス
2023年04月29日 11:42撮影 by  SH-41A, SHARP
12
4/29 11:42
山頂祠と北アルプス
黒姫山山頂標識と三角点
2023年04月29日 11:44撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:44
黒姫山山頂標識と三角点
三角点たっちち
一等三角点 黒姫山
2023年04月29日 11:44撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 11:44
三角点たっちち
一等三角点 黒姫山
さぁ下山しよう
踏み抜き&ドロドロ地獄がまってるよ…
2023年04月29日 12:10撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 12:10
さぁ下山しよう
踏み抜き&ドロドロ地獄がまってるよ…
金木平の水場
ドロドロになった登山靴を水場で靴を洗って奇麗さっぱり
2023年04月29日 13:53撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 13:53
金木平の水場
ドロドロになった登山靴を水場で靴を洗って奇麗さっぱり
青海黒姫山登山口
看板裏の入山届に下山時刻を記入
2023年04月29日 15:22撮影 by  SH-41A, SHARP
5
4/29 15:22
青海黒姫山登山口
看板裏の入山届に下山時刻を記入
青海黒姫山登山口駐車場到着
下山完了
2023年04月29日 15:23撮影 by  SH-41A, SHARP
6
4/29 15:23
青海黒姫山登山口駐車場到着
下山完了
糸魚川ジオステーションジオパルに立ち寄ってみた
SLくろひめ号がお出迎え
2023年04月29日 16:43撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 16:43
糸魚川ジオステーションジオパルに立ち寄ってみた
SLくろひめ号がお出迎え
キハ52静態保存車
2010年3月ダイヤ改正で大糸線から引退したキハ52を静態保存
引退日に乗車した思い出深い車両
2023年04月29日 16:09撮影 by  SH-41A, SHARP
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4/29 16:09
キハ52静態保存車
2010年3月ダイヤ改正で大糸線から引退したキハ52を静態保存
引退日に乗車した思い出深い車両

感想

青海黒姫山 日本三百名山88/101座目

今回はご婦人をお連れしての登山
当初は二日間の登山の予定だったが、翌日が雨天のため一日だけの登山

マイカーでセメント工場横の青海川沿いの道を走り青海黒姫山登山口へ
歩き出しは瑞々しい万緑溢れる緩勾配の登山道
力強い「春」を感じながら登る
登山道の整備状態もよく歩きやすい

一本杉を越え、しばらくすると勾配がきつくなり黒姫山西壁に取りつく
西壁をトラバースしながら高度をあげ急登で登り詰める
後を振り返ると美しい栂海新道稜線が美しい

金木平の水場から粘土質の土の泥濘地獄が始まる
急登な上に低μでとても滑りやすい
水場に流れ込む沢に沿って登山道がついており、その水分によって登山道が泥濘んでいる
泥濘地獄を登り詰め積雪地帯が始まり西ノ河原平からは上部は残雪の上を歩くコトになる
積雪の踏み抜きに苦労しながら倒木を避け一部藪を漕いで進む

残雪がいやらしいので途中からロープをだしてコンテニュアスで登る
残雪区間最後には穴の高さ2メートル程度の巨大なスノーブリッジ通過があり、この付近は30mロープをフルに出してスタカットで通過
この残雪の最後の縁で股下までのシュルンドを踏み抜く
ここで下山者とすれ違い「山頂はもぅすぐこの先はアイゼンは必要ない」とのコトなのでこの地点にアイゼンを残置して進む
最後の残雪を抜け石灰岩の山頂台地に出ると日本海から北アルプス栂海新道全線が見渡せる大パノラマが展開
石灰岩でゴロゴロした吊り尾根を歩いて黒姫山山頂に到着
山頂からは、雪化粧の火打山・焼山から北アルプス栂海新道・日本海・能登半島と見渡すことができた

下山はスリップに注意しながら歩行
スノーブリッジは登り同様スタカットで通過、そして残雪地帯の西ノ河原平下部まではコンテニュアスで下山
腐った積雪歩行で奇麗になった登山靴も泥濘地帯通過であっという間にドロドロに…
金木平の水場で靴を洗って奇麗さっぱり
金木平から下部には泥濘地は無く、靴を汚すことなく下山

下山後、糸魚川駅に併設された糸魚川ジオステーションジオパルに立ち寄り
引退日に乗車した思い出深いキハ52を見学(2010年3月ダイヤ改正で引退)
鉄道模型やいろいろな懐かしい展示物を見て満足
とても楽しい青海黒姫山登山でした

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