オプタテシケ山(三股橋手前〜ピストン)
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- GPS
- 04:40
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,375m
コースタイム
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここから砂利道で穴ぼこだらけなので車高が低い車はお勧めしない。 殿狩橋を右に入り三股橋方面へ向かうと途中で雪が出てくるのでその手前で縦列駐車。 拠点としては道の駅しかおいが便利。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆三股橋手前〜780mあたりまで ・雪はあるがちょいちょい切れるので担いだ方が速い。 ◆780m〜山頂 ・ピークまでシールで登れる。 ・途中まで気持ちの良い樹林帯歩きとなる。 ・途中から森林限界を超えて斜度がきつくなっていく。 ・この日はシールもクトーも良く効いたがカチカチの時はアイゼンで登った方が良い、というか岩もちょいちょい出てるのでカチカチの時は登らない方が良い。 ・滑落したら多分止まらない。富士山みたいな感じ。 ・ツボ足の人もピッケル、ヘルメットは必須。 |
写真
感想
北海道遠征2日目は十勝へ。S君がオプタテシケ山に登りたいというので軽いノリでじゃあ行くかと。
とはいえツボ足とスキーではペースが合わないので別行動。
酷い砂利道を延々と走ったら眠くなったので寝てから出発することに。S君とMさんは先にスタート。
仮眠して起きたら5時を過ぎていた。4時に出ようと言っていたのはなんだったのか。
結局準備をして5時半に出発。しばらくは雪が切れ切れでスキーは使えず、780mくらいからようやくシールハイクできるようになった。
正直オプタテシケ山がどんな山なのか、スキー向きなのかどうかも知らずに来たのだが結果としては100%スキー向きの山だった。むしろツボ足できたらあかんわ、これ。
素晴らしいダケカンバの森を抜けると目の前にオプタテシケ山がそびえ立つ。この山百名山に入れてあげて!そういいたくなるような見事な山容だった。
そして目の前に広がるゲレンデ。早くも帰りが楽しみすぎる。
結果論だが遅出してよかった。富士山と一緒で早いとカチカチで楽しめなさそう。
ゆっくり時間をかけて登りながらザラメ化を促す。ちょうど先行した二人に追い付いたがピッケルもヘルメットも着けていない。こけたらやばいよ。
ヘルメットは持ってないみたいだったのでせめてピッケルくらい使おうよと促す。これで滑落したら岩に激突して粉々になっちゃうからね・・・
自分もクトーを装着していつものようにガシガシ登っていく。
最後は結構な急登だったが雪質も良かったので板のまま登り上げてゴール。ちょうど先行のスキーヤーがドロップしようとしていた。
「さっきまで晴れてて360度の展望だったんですけどねぇ」と先行スキーヤー。
「多分私のせいだと思います」とわけのわからないことを口走る自分。
確かにずっと山頂は晴れていたのに自分が登頂するタイミングで見事にガスがかかってしまった。
まあいつものことなので滑走準備をしてドロップイン。二人もピッケルを装着して最後の登りに差し掛かっていた。
少し滑って下りていくと見事に山頂は晴れていた。やっぱり俺じゃん。なんなん?
まあ後で二人に写真を見せてもらえばいいか…
それにしても期待通りの最高の斜面。まじ富士山と一緒。
5時間そこそこでこの滑りが楽しめるなら毎週来るわ。今年のGWは雪がないと嘆いていたが十勝は裏切らない。毎年北海道でもいい。
最後は森と笹薮を780mまで滑って残りは担いでゴール。
全く下準備なくやってきたオプタテシケ山だったが紛れもないスキーヤーのための山だった。
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