月山（月山スキー場からピストン）

2023年05月02日(火) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 9.7km
• 登り: 568m
• 下り: 903m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:18

距離 9.7km 登り 568m 下り 923m

10:05 月山リフト山頂駅
11:02 11:03 牛首
11:36 11:38 鍛冶稲荷神社
11:46 11:53 月山頂上小屋
11:56 12:16 月山
12:20 月山頂上小屋
12:25 鍛冶稲荷神社
12:42 牛首
12:52 柴灯森
12:59 金姥
13:12 13:14 姥ヶ岳
14:28 14:30 月山リフト山頂駅
15:06 15:09 月山リフト山麓駅
15:17 月山リゾートイン
15:22 姥沢口
15:23 ゴール地点

天候

濃霧（ホワイトアウト）と爆風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9:30、月山スキー場駐車場着。駐車率は7割程度。
下山時（15:30頃）、駐車率は3割程度。

前日の夕方から夜にかけて、山形市内で降雨がありました。
それが山の方では雪になった模様。

当日は蔵王へ登る予定でしたが、蔵王へ向かう車内のラジオで、
「蔵王エコーラインが凍結で終日通行止め」になったと聞き、
本来は翌日に登る予定だった月山へ予定変更。

結果、濃霧（ホワイトアウト）と爆風で難儀しました。

コース状況／危険箇所等

【ルート全体について】
ペアリフト上駅から先、登山者だけでなく、
スキーやスノーボードの跡が無数にあります。
季節柄、ルートが自由にとれる（どこでも歩ける）為、
常にGPSで現在地の把握を推奨します。

雪は、表層は凍っていますが、ガチガチのアイスバーンではなく、
氷の層の下にジャリジャリの雪があるような状態でした。
その為、チェーンスパイク+つぼ足で歩けました。

今回は前日の降雪で、無数のトレースは消えかかっていました。
加えてホワイトアウトで数m先しか見えず、
GPS無しではどこを歩いているか、全くわからない状態でした。

【牛首〜山頂手前の急登箇所】
アイスバーンに近い状態で、アイゼンの使用を推奨します。
今回はチェーンスパイクで歩きましたが、所々、斜度がきつく、
チェーンスパイクのみでは厳しいと感じた場所もありました。
（ストックを併用していた為、なんとか安全に通過できました）
チェーンスパイクのみでは、特に下りがかなり危険に感じました。
（一度滑ったら、止まらない…）

【山頂手前の急登箇所〜山頂】
途中から夏道の石段が一部使用可能でした。
石段が出できた辺りから山頂までは、モフモフの新雪でした。
雪の状態は日々変わるので、事前の情報収集をお忘れなく。

その他周辺情報

・蔵王（日本百名山）
・鳥海山（日本百名山）

写真

5/2 9:23

月山スキー場からスタートです。
晴れているのはここまででした。

5/2 9:45

リフトで近道します。

5/2 9:54

前日の降雪もあり、霧氷が綺麗です。

5/2 14:28

ペアリフト上駅から登り始めます。
ここからすぐホワイトアウト & 爆風…。

5/2 11:36

山頂手前の急登を登った先にある祠。
凍てついています。

5/2 11:42

えびの尻尾も発達中。

5/2 12:00

ホワイトアウト & 爆風の中、
GPSを頼りに何とかピークハント。

5/2 12:14

5月ですが、全てが凍てついています。

5/2 12:20

ホワイトアウト & 爆風なので、長居は無用。
下山します。

5/2 13:13

姥ヶ岳まで戻ってきました。

5/2 13:35

ペアリフト上駅付近まで戻ってきました。
ここより標高の低い場所は晴れていますね。
向こうに見えるのは朝日連峰。

5/2 13:39

5/2 13:43

左に蔵王、右に朝日連峰。
蔵王だったら晴れてましたね。
道が凍結して通行止めの為、
行けませんでしたが…。

5/2 14:17

BCを楽しむ人々。

5/2 14:20

中央のどっしりした山が蔵王。

5/2 16:08

帰りに月山湖に寄り道。
高さ日本一（世界第四位）の噴水。

5/2 16:20

ロックフィル式の寒河江ダム。

5/2 16:26

蔵王方面は晴れていましたね…。

5/2 16:29

でも、月山方面は、下山後も雲の中。

5/2 17:05

明日は蔵王に登ります。

5/2 18:02

山形のB級グルメ：どんどん焼き

5/2 19:34

山形のB級グルメ：元祖鶏中華

撮影機器：

STYLUS1,1s OLYMPUS IMAGING CORP.

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感想

mrchildren77

GW東北遠征2座目：月山

雪山をやらない自分にとって、自分の登山人生の中では、
最も厳しい環境下での山行でした。

天気予報は晴れでしたが、天くらの予報はC。
結果、ペアリフト上駅から下は晴れていましたが、
それより上は終始、ホワイトアウトと爆風。
もう5月だからと、少々天気を舐めていた部分もありました。

BCの方が10数名程度、登山者も数名登られていたので、
登山を決行しましたが、自分だけで先行者がいなかったら、
多分、撤退していたと思います。

ほぼ厳冬期2,000m峰のような山行で、
危険を感じながらも、自分の限界を少し越え、
登山技術をステップアップする良い経験になりました。

ホワイトアウトでに加え、初の月山だったので、
山頂神社のどこに何があるもよく分からず…。
GPSを頼りに、最高点と山頂標識をGetするので
精一杯でした。

また、下山の途中、牛首から姥ヶ岳くらいまで
ご一緒して頂いた方、ありがとうございました。
天気と眺望が悪い中、山談議をしながら下山できて
楽しかったです。