鳳凰三山 〜夜叉神峠からピストン〜

2023年05月01日(月) ~ 2023年05月02日(火)

• GPS: 20:08
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,636m
• 下り: 2,611m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 2:11
• 合計: 9:42

距離 12.8km 登り 1,804m 下り 799m

7:06 夜叉神峠登山口
7:58 夜叉神峠
8:01 8:15 夜叉神峠小屋
9:27 9:30 杖立峠
10:15 10:20 火事場跡
10:53 11:06 苺平
11:31 12:38 南御室小屋
13:47 13:48 砂払岳
13:53 14:11 薬師岳小屋
14:23 薬師岳
14:50 14:55 鳳凰山
15:19 15:21 鳳凰小屋分岐
16:17 16:20 アカヌケ沢の頭
16:48 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 7:39
• 休憩: 2:43
• 合計: 10:22

距離 13.1km 登り 832m 下り 1,830m

6:46 鳳凰小屋
7:59 8:11 地蔵ヶ岳
8:36 8:40 アカヌケ沢の頭
9:37 9:38 鳳凰小屋分岐
10:06 10:37 鳳凰山
11:03 11:13 薬師岳
11:44 11:59 薬師岳小屋
12:03 砂払岳
12:53 13:43 南御室小屋
14:12 14:16 苺平
14:42 14:54 火事場跡
15:21 15:34 杖立峠
16:22 16:33 夜叉神峠小屋
16:35 夜叉神峠
17:08 夜叉神峠登山口

天候

1日目、晴れ。2日目、快晴。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神ヒュッテ駐車場。98台駐車可能。
6:30に到着したが、既に8割程埋まっていた。
夜叉神ヒュッテは温泉付き宿泊可能。これを利用しても良さそう。

コース状況／危険箇所等

苺平までは長い登りが続く。所々急な登りはあるが、危険個所なし。
苺平辺りから積雪が目立つ。チェーンスパイク、軽アイゼンを装着。
南御室小屋から砂埃岳までは急登かつ積雪のため、登りも下りも要注意。
薬師岳小屋からは稜線歩きが中心になり、チェーンアイゼン、軽アイゼンを外した方が良い。
薬師岳から観音岳の間は白砂と岩の斜面が続く、眺望がとても良い。
観音岳から岩稜帯を下ると鳳凰小屋と地蔵岳の分岐あり。鳳凰小屋にトラバースする道は雪が深く歩くのに難儀するとのことで地蔵岳を経由して鳳凰小屋に向かったが、急な登りが連続し、こちらも大変だった。
賽の河原から富士山の大砂走のような砂地の急坂、下りは楽しいが、登りは足がとられて難儀する。その後鳳凰小屋まで残雪ありだが、チェーンスパイクなしで十分。

その他周辺情報

日帰り温泉は、みたまの湯。八ヶ岳、金峰山、大菩薩嶺などの絶景が売り。食事も美味しい。入湯料７８０円。

写真

5/1 7:04

夜叉神ヒュッテ前の登山口から出発。

5/1 7:04

5/1 7:32

新緑の樹林帯。歩きやすい道。

5/1 8:03

夜叉神峠。すでにこの眺望。

5/1 8:12

夜叉神峠小屋。キャンプ場併設。

5/1 8:33

どんどん行きまっせ

5/1 8:34

夜叉神峠を越えるとしばらく急登が続く。

5/1 9:27

杖立峠に到着。

5/1 9:27

5/1 10:15

苺平まで緩やかだが長い登り。白峰三山の絶景が所々に顔を出す。

5/1 10:16

景色が良いと気持ちも上がる。

5/1 10:44

何かいる？

5/1 10:55

苺平。雪深くなった。

5/1 11:27

新緑&雪道が気持ちいい

5/1 11:40

南御室小屋の水場
南アルプスの天然水、まろやかで美味しい

5/1 12:36

南御室小屋。南アルプスの美味しい水を入手。
豚汁、ぜんざいあり
コンロもっていったがこれをいただいてもよかったな
お湯をわかすのに時間をくった・・・・
まったりくつろいでしもた

5/1 13:15

樹林帯が続く。足下悪し。

5/1 13:36

砂埃岳の手前。薬師岳がすぐそばに。

5/1 13:36

稜線にあがってきた

5/1 13:37

右が北岳、左が仙丈ヶ岳。

5/1 13:37

薬師岳をバックに

5/1 13:38

5/1 13:40

5/1 13:47

5/1 13:48

この先の地獄をしらない

5/1 13:51

5/1 13:51

薬師小屋にむかう。
薬師岳小屋で鳳凰小屋トラバースルートは雪が深くはまったらなかなか大変だと小屋の主人に言われ、地蔵岳経由でいったほうがよいとアドバイスされた。地蔵岳まで登りそこから鳳凰小屋に下ることにしたが、予定より1時間増しとなり16時には小屋につかないので電波の届く稜線で鳳凰小屋にその旨を連絡した。

5/1 13:55

薬師岳小屋
断熱材を入れているので、部屋の中は暖かいらしいです

5/1 14:19

薬師岳に登頂。山頂は広い。

5/1 14:20

次のターゲット、観音岳！

5/1 14:21

北岳と間ノ岳。

5/1 14:21

間ノ岳、農鳥岳。更に左に悪沢岳。

5/1 14:21

雲に覆われていた富士山も見え始めた。

5/1 14:23

八ヶ岳。

5/1 14:24

観音岳へ行こう

5/1 14:26

北岳を背景に。

5/1 14:26

白砂と岩の不思議な光景。

5/1 14:39

よーし、行ってみよう。

5/1 14:47

5/1 14:47

稜線の先に富士

5/1 14:51

観音岳に登頂。

5/1 14:52

背後にオベリスクが！！

5/1 14:52

まだまだイケルで。

5/1 14:52

八ヶ岳が全部綺麗に見える。

5/1 14:53

地蔵岳への道のり。中央にアサヨ峰。背後に仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。

5/1 14:53

北岳、仙丈ケ岳。

5/1 14:57

5/1 14:58

5/1 14:58

稜線の先に八が岳

5/1 15:16

観音岳からひとまず下り。この後の登りがきつい。

5/1 15:17

アサヨ峰、背後に仙丈ケ岳。

5/1 15:39

ノーアイゼンのトラバース
腰がひけてる💦

5/1 15:39

ひえー、こんなはずでは。。。
内太ももピクピクしてるし

5/1 16:13

赤抜沢の頭付近から見たオベリスク。迫力が増す。

5/1 16:13

背後の甲斐駒ヶ岳の存在感。

5/1 16:18

オベリスクを背景に記念撮影。

5/1 16:19

ここから下ると賽の河原。

5/1 16:23

賽の河原。オベリスクと地蔵達。

5/1 16:24

賽の河原から見た甲斐駒ヶ岳。
すでに16時30分。私とお父さんは、先にダッシュで小屋にくだりとりあえず無事であることを連絡することに。

5/1 16:48

17時前に鳳凰小屋に到着。お疲れ様。
小屋の方にはやさしく対応していただきホットした。ありがとうございました。
小屋の方や実際に行かれた方の話を聞くと、鳳凰小屋トラバースルートは雪にはまりることがあり脱出するのは手間取るけれど今年の雪の量なら行けないことはないらしい。地蔵岳を経由するルートは、3000メートル近い稜線で登り下りを繰り返し、風も強い。天候と体力をよく考えてどちらの道をいくか判断した方がよい。当日は風は強いが暖かい日で晴れていたが、急に雨や雪など降ったらかなり苦戦したと思う。

5/2 6:19

鳳凰小屋トピックス
夕食の美味しいカレーライス(おかわりOK)でお腹が満たされ、談話室のコタツで足が暖まり、宿泊される方々との山話で心が温まり、次の日にはすっかり体力回復しました。

5/2 6:23

5/2 6:24

鳳凰小屋から

5/2 6:44

鳳凰小屋を出発。今日も頑張って行こう！

5/2 7:16

残雪の樹林帯を登っていく。

5/2 7:28

樹林帯を抜けると砂地。

5/2 7:33

かなりの急登、しかも砂地
いい筋トレになります

5/2 7:33

5/2 7:35

急登だが、青空は気持ちいい。

5/2 7:40

あと、少し

5/2 7:44

大砂走のような砂地で足を取られる。振り返ると富士山！

5/2 7:52

オベリスクの近くから甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳。

5/2 7:56

オベリスクの直ぐそば。やりました！

5/2 7:57

お父さんはチャレンジ

5/2 7:59

お父様に続け

5/2 8:00

まだまだ行けそう

5/2 8:04

お父様、かなり上まで行ったなあ

5/2 8:04

そろそろ、おります

5/2 8:05

え？　まだ行くんかーい？！

5/2 8:08

オベリスクに登ろうとしてみたが、ここまでが限界。岩登りの心得がある人に登り方を教えてもらいたい。

5/2 8:11

仙丈ヶ岳、昨夜の雪で白くなったアサヨ峰、そして甲斐駒ヶ岳。

5/2 8:15

遠くからみてたオベリスクにきたね

5/2 8:16

オベリスクをバックに、
2ショット　かっちょいい

5/2 8:17

今日は360℃の展望

5/2 8:26

甲斐駒アップ

5/2 8:26

5/2 8:29

今日の無事を祈る

5/2 8:29

お地蔵さまのむこうに甲斐駒

5/2 8:29

稜線あるいてこ

5/2 8:29

振り返れば

5/2 8:37

再び赤抜け沢の頭。オベリスクと背後に八ヶ岳。

5/2 8:38

赤抜け沢の頭から見た北岳。

5/2 8:38

赤抜け沢の頭から見たオベリスク。

5/2 8:38

5/2 8:39

5/2 8:44

北岳がずっと見え続けている。

5/2 8:46

白峰三山。

5/2 9:03

5/2 9:06

5/2 9:07

絶景でご満悦。

5/2 9:09

5/2 9:09

5/2 9:09

5/2 9:14

5/2 9:28

5/2 9:28

5/2 9:40

八ヶ岳

5/2 9:40

5/2 9:45

ふりかえればヤツとオベリスク

5/2 10:12

2度目の観音岳山頂。

5/2 10:14

観音岳から見た富士山。

5/2 10:15

北岳、間ノ岳。奥は悪沢岳、赤石岳かな。

5/2 10:16

仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。

5/2 10:16

北岳のアップ。

5/2 10:16

仙丈ヶ岳のアップ。奥に見えるは御嶽山。

5/2 10:16

5/2 10:17

八ヶ岳。

5/2 10:17

風強いっす

5/2 10:18

見ろよ八つだぜ！
復活！

5/2 10:20

イケイケ！

5/2 10:20

悪沢岳、奥に聖岳では？

5/2 10:27

5/2 10:27

甲府盆地の向こうに関東山地（北）。

5/2 10:27

甲府盆地の向こうに関東山地（南）。

5/2 10:27

富士山とその前衛の山達。

5/2 10:31

富士山&薬師岳をバックに、
イケイケのお二人

5/2 10:43

5/2 10:43

5/2 10:46

稜線の岩稜帯をすすむ

5/2 10:46

5/2 10:47

岩稜と砂の道

5/2 10:47

アルプス感満載

5/2 10:51

5/2 10:51

南アルプス深南部みえる

5/2 10:51

5/2 10:55

縦走路
いいね

5/2 11:04

薬師岳に再び登頂。

5/2 11:23

薬師岳

5/2 11:26

お立ち台？

5/2 11:27

お立ち台でノリノリ！

5/2 11:27

つかれた

5/2 11:32

薬師岳にて、富士山をバックに。

5/2 11:33

富士と岩

5/2 11:35

富士を真正面にみながらの縦走路
最高

5/2 11:36

5/2 11:36

薬師小屋の近く。

5/2 14:49

だいぶおりてきた

5/2 14:50

5/2 16:21

夜叉神峠まで戻ってきました。

5/2 16:22

夕日に照らされた白峰三山がいい感じ。

5/2 16:31

5/2 16:55

観葉植物？
ベラトラム・ビリデ

5/2 17:09

ゴール！
おつかれさまでした

5/2 17:16

帰ってきました。お疲れ様です。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

iPhone 14 Pro Apple

808SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック 軽アイゼンまたはチェーンスパイク 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

共同装備

コンロ 寒冷地用ガス

感想

sora1123

いつか行きたいと思っていた鳳凰三山。
ロングトレイルで、かなり体力消耗しましたが、
両日とも、天候に恵まれ、素晴らしい眺望を堪能出来ました。
特に、2日目の観音岳からの眺望は最高でした。
また、鳳凰小屋でも楽しいひと時を過ごせて、
色々満たされた山行となりました。
fk&fn;さん、お誘い頂き、ありがとうございました。

カズ

天気が良く、白峰三山、富士山、八ヶ岳の絶景を堪能できた。
山が変化に富んでいて、登山自体も楽しかった。
南御室小屋、薬師岳小屋、鳳凰小屋のいずれも小屋の主人やスタッフの方々が気さくに話をしてくれて、会話も楽しかった。
宿泊した鳳凰小屋は少し寒かったけど、談話室の炬燵で暖まりながら初対面の宿泊者の方々と会話が楽しかった。

ノリコ

みんなが無事に下山できて本当によかったです。
終日晴れていて、残雪の南アルプス、八ヶ岳、富士山を眺めながらの稜線あるきは
最高でした。久しぶりの3000m近くのアルプス稜線あるきにワクワクしました。
その反面、かなり雪は少ないし難しいところはないとはいえ残雪期のアルプスを
軽くみてはいけないという反省もあり。
よい経験になりました。
小屋もたくさんあるので体力に応じたプランをたてることができるよい山だと
思います。また行くとしても夜叉神峠からいきたいです。