山神社から越前岳、呼子岳(周回ルート)

2023年05月03日(水) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 10.6km
• 登り: 904m
• 下り: 888m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:15

7:20 須山愛鷹登山口
7:52 7:53 愛鷹山荘
7:56 7:56 富士見峠
8:22 8:32 鋸岳展望台
9:06 9:06 富士見台
9:23 9:35 愛鷹山
10:08 10:08 高場所尾根への分岐
10:17 10:50 呼子岳
11:00 11:00 割石峠
12:07 12:07 大沢橋
12:10 12:10 割石峠・前岳分岐（東沢）
12:35 12:35 須山愛鷹登山口
12:35 ゴール地点

山神社から越前岳へは順調なコースタイム。割石峠から大沢橋ではルート探しに手間取り大幅にタイムオーバー。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R469から愛鷹山登山道の看板を目印に須山の山神社駐車場へ

コース状況／危険箇所等

　富士見峠から越前岳は一部ですが痩せ尾根あり。また粘土質で滑りやすい箇所もあり。
　越前岳から呼子岳へのルートは急斜面の痩せ尾根が続きます。ガラガラしていて滑りやすい箇所もありますので、慎重に進む必要があります。
　呼子岳から割石峠への下りも急で粘土質の滑りやすい道。ロープを伝って降りていく場所があります。
　割石峠から山神社へ戻る沢歩きはルートが非常にわかりにくいです。最初は岩のゴロゴロした沢を行くのですが、途中から徐々に沢沿いの林を歩くコースへと変わります。沢を歩き続けるといずれ行き詰まりますので、ところどころあるケルンを頼りに気をつけて進んでください。

写真

5/3 7:01

須山の山神社駐車場。祝日とはいえ朝7時の段階ですでに結構車が止まっていて驚きました。

5/3 7:19

山神社にお参りをしてスタートです。

5/3 7:24

やや道がわかりにくい樹林帯を行きます。

5/3 7:38

景色が変わり、斜面を行く細い山道へ。

5/3 7:48

唐突に梯子。ちょっと固定に難ありだったので、なるべく使わないで上りました。

5/3 7:52

場所が微妙ですが一度泊まってみたい愛鷹山荘。

5/3 7:56

登りきると富士見峠。前回このコースに挑戦したときは黒岳にも寄ったのですが、コース後半の長い沢歩きが結構こたえたので、今回は体力を温存するためにスルーして越前岳を目指します。

5/3 7:58

しばらく広く歩きやすい道。

5/3 8:00

そして木の根を登る急坂。

5/3 8:03

倒木の根がエグい。

5/3 8:12

残念ながら満開のツツジにはちょっと早すぎたようですがところどころ、きれいに咲いていました。

5/3 8:16

粘土質のくぼんだ道を行きます。急なところは滑るので注意。

5/3 8:49

北白ガレンが近づくと唐突に現れる危険を示す看板。危ないのでガレンには近寄りません。

5/3 8:53

痩せ気味の尾根。

5/3 9:09

五十銭富士。天気が良くて残雪の富士山がきれいに見えました。

5/3 9:22

散らずに残っていた、これはリョクガクザクラかな。

5/3 9:24

越前岳到着。比較的広い山頂ですが、それでも狭く感じるくらいの人出でした。さすが人気の越前。

5/3 9:26

駿河湾から伊豆半島を一望できる大パノラマ。

5/3 9:26

山頂の一角に咲いていたアゼビ。いい匂い。

5/3 9:35

富士山を返り見つつ、呼子岳へ向かいます。結構険しい道なので、休憩はしっかりと。

5/3 9:38

呼子岳への急な痩せ尾根。道ははっきりとしていますが、転がり落ちたら一巻の終わりなのでひたすら慎重に。

5/3 9:47

平らなところでも幅30センチ程度になって左右が切れ落ちている箇所もあり気が抜けません。

5/3 10:01

素敵摂理。

5/3 10:05

イワカガミが群生していました。かわいい。

5/3 10:07

高場所尾根への分岐。向こう側は切り立っていて見えませんでした。呼子岳までもう一息。

5/3 10:19

最後に待つ急な登りを登り切ってようやく呼子岳。

5/3 10:42

呼子岳山頂の奥側に誰が呼んだか「呼子の壁」へと続く廃道。その手前も右側が切れ落ちているので近寄らないほうがよさそうです。

5/3 10:55

呼子岳から割石峠へと向かう途中、前回来た時に直進している人を見かけて大慌てで呼び止めた間違えやすい獣道。ロープが張られて入れなくなっていました。良かった。

5/3 11:08

大小の岩がゴロゴロしている枯れ沢をくだっていきます。ここからとにかく長い道のり。足首を大事に。

5/3 11:32

途中から林の中へ。ずっと沢を歩いていると行き詰ります。

5/3 11:37

見慣れぬ花？キノコ？調べたところ、ギンリョウソウだそうです。

5/3 11:41

苔むしたケルン、コケルン。

5/3 12:20

ようやく広い林道へ。

5/3 12:26

最後に川を渡って、

5/3 12:35

ゴールです。12:30の段階で駐車場はほぼ満車でした。

撮影機器：

COOLPIX S9900 ニコン

Google Pixel 4a SIMフリー Google

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 熊よけ鈴

感想

okea

　分県登山ガイドに載っている山神社から越前岳、呼子岳周回のコース。5年ぶり、2度目の挑戦でした。

　お目当てはアシタカツツジ、ミツバツツジだったのですが、少し時期が早かったようで、つぼみが多く残念でした。
　前回、後半の沢歩きで苦戦した結果、入山が8時、下山が15時という長丁場になりかなり焦った記憶があったので、今回は黒岳への寄り道をカット。7時20分入山の12時35分下山とタイムだけ見れば順調な山行だったのですが、やはり沢歩きで苦戦しました。
　越前岳までの登りと呼子岳への険しい痩せ尾根歩きでの消耗した心身で、長く、道のわかりにくい沢歩き。比較的人気のコースのようですが、歩行距離だけで約11キロ。やはり油断は禁物だなと今回も思い知る結果となりました。

　とはいえ、このコースは景色がコロコロと変わり、富士山や駿河湾、伊豆半島も拝める、非常に歩いていて楽しいルートであることは間違いないので、またいつか歩きたいと思います。