雨乞岳と庄内の4座（小平山・大平山・黒岩山・高場山）

2023年05月03日(水) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,124m
• 下り: 1,124m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:50

距離 16.4km 登り 1,125m 下り 1,124m

8:54 スタート地点
9:06 9:07 小平山
9:14 霧島神社参道入口
9:23 山ノ口のハクモクレン
10:11 10:12 大平山
11:49 11:50 雨乞岳登山口
12:00 黒岩山分岐
12:11 12:12 黒岩山
12:16 黒岩山分岐
12:30 12:31 雨乞岳
13:14 13:19 高場山
13:46 13:47 高場山登山口
13:54 高場山三椏園
14:42 霧島神社参道入口
14:44 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大きめの路肩に駐車。

コース状況／危険箇所等

大平山〜雨乞岳への尾根の一部1km程度は薮3ときどき薮4。
ヤブ慣れしていないと致死量になります。

写真

5/3 8:55

今日を逃すと来期まで登れなくなりそうな山にチャレンジ。

5/3 8:59

まず最初に、霧島神社へ。

5/3 9:02

すっきり晴れているけど、適度に涼しい。
登山日和です。

5/3 9:05

一座目「小平山」
読み方は「このひらやま」です。
隣の大平山と合わせて、平山と呼ばれていたそう。
山頂には霧島神社。

5/3 9:07

すさまじい勢いの手水鉢。
近づくだけでびしょ濡れになります。

5/3 9:08

なんだか気になる道。

5/3 9:10

霧島神社鳥居。
こっちが表参道だったみたい。

5/3 9:13

さっきの小平山と由布岳。

5/3 9:22

山の口のハクモクレン。
長生きの大木。

5/3 9:22

ここが登山口のようです。

5/3 9:24

奥へ続く道は藤がせり出しふさがれそう。

5/3 9:26

昔の写真を見ると、この奥に数件の集落があったみたい。
周りは全部田んぼだった。

5/3 9:30

まだまだ序の口。
腐りかけなのでまだ大丈夫。

5/3 9:38

これは・・・エビネ？
不自然にここだけ群生しているってことは、昔このあたりに人為的に植えられたのが野生化したと考える。

5/3 9:47

道は徐々になくなり、沢から少し登ると立派な道。
でも道はそのまま西へ続いていたので、そのまま尾根へ。

5/3 9:51

歩きやすい尾根。

5/3 10:01

薮3が続く。まだこの季節だから歩けるけど・・・。
葉が出てきたら、4へ格上げされそう。

5/3 10:05

二座目「大平山」
周りだけ刈られていましたが、展望はほとんどありません。

5/3 10:12

！？
なんだか変なにおいすると思ったら、子鹿。まだ元気に生きています。
羊水で濡れているし、生後数分と思われる。
親は？と思ったけど、人間のにおいが付くとネグレクトにつながりそうなので、遠巻きで撤収。

5/3 10:18

ここから先は、薮3〜4が続く。
一部、地面に足が着かないレベルの熾烈な場所がある。

5/3 10:23

ようやく一息。

5/3 10:24

1か所開けていて、由布岳が臨めた。
この3つピークがあるような形はここからしか見れません。
貴重。

5/3 10:30

松林。
マツのアレロパシーによって、ヤブの発育が抑えられる。
マツが見えたら、そっちの方に行くとヤブが薄いことが多いです。ヤブコギーたちの豆知識。

5/3 10:35

このあたりは昔、放牧がされていたとか。
特に南側には牧草地があったという。

5/3 10:44

ふと見えた雨乞岳。
近いようで遠い。

5/3 10:47

ふたたびヤブに突っ込む。
回転しながら進む。ちょっとだけ早くなる・・・気がする。

5/3 10:53

尾根に到着。
しばらくは安泰かな。

5/3 11:01

1か所だけぐるぐる巻きテープ。
何用？

5/3 11:11

安心の林道到着。
地図にはないけど、スーパー地形で陰になっていたので、道があると思っていました。

5/3 11:14

伐採後で景色がいい。

5/3 11:15

ここから再び尾根筋へ。

5/3 11:21

道はないけど、歩きやすい尾根でした。

5/3 11:30

ちなみにダニはこんな感じ。
最終的には300匹くらいいたのでは。
よく勘違いされますが、ディートなど虫除けスプレーは虫が付くこと自体を予防できません。あくまで噛まれにくくなるだけです。

5/3 11:35

上の方の林道到着。

5/3 11:41

P.1042m視察。
何もありませんでした。

5/3 11:46

なんて歩きやすいんだと感動。

5/3 11:48

ここから、しばしのボーナスタイムです。

5/3 11:52

前歩いた道と同じです。

5/3 11:56

鞍部 到着。
右へ。

5/3 12:02

前回倒木に難儀しましたが、トラバース気味に道ができていました。

5/3 12:05

三座目「黒岩山」
初見ではみんな道を間違える山です。
方角確認大事。

5/3 12:19

雨乞岳へ。

5/3 12:30

四座目「雨乞岳」
久しぶりの山頂。

5/3 12:37

予定通り高場山方向へ。

5/3 12:45

「由布・鶴見山群登山地圖」に収載されている道。
まだ歩けそう。

5/3 12:59

地図状では草原になっていた場所。
人工林に変わっていました。

5/3 13:01

本来の植生は多分、大平山と同じ。
一部痕跡が残っていた。杉林にシダ薮はあっても笹ヤブって見ない。あまり聞かないけど笹に効果が高いアレロパシー効果でもあるのかも。

5/3 13:06

散弾銃の薬莢。
このあたりから本来の登山道から離れ、高場山方向へ。

5/3 13:16

五座目「高場山」
大分主要山岳丘陵一覧の山頂はこっち。

5/3 13:21

「高場山」四等三角点。

5/3 13:25

尾根上を下る。

5/3 13:41

どこかで折り返すのが正規道のようだけど。
テープもないのでそれらしく進んでみる。

5/3 13:45

ここが登山口。
一面の法面なので、場所を知らないと下山点に苦労した。
ここは特に墜落すると間違いなく死ぬ高さの法面なので、下りのみで使うのはかなり危険。使うなら下見しておいた方がいい。

5/3 13:52

この山の配置は斬新かも。
ここから見る高崎山はなだらか。

5/3 13:54

高場山三椏園。
いまはタケニグサ園になっていました💦

5/3 14:01

長い舗装道。

5/3 14:25

シライトソウの群生地発見。

5/3 14:28

ちゃんと閉めたで。

5/3 14:38

今日の由布岳は大盛況だと思います。

5/3 14:41

多分リピートはしないです。

撮影機器：

ILCE-9 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも 針金 テーピングテープ 細引（設営用） ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ マグライト 予備電池 ポータブル充電機 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ストック ビーコン サバイバルシート ツェルト ペグ8本

感想

らる

　島暮らしが始まりましたが、GWで宿泊費節約のため大分に帰還。さすがに伊美港まで車で行き来するのはなかなかきつく、今日は思いっきり寝坊してもいいように、短い計画を当てていました。

　案の定目覚まし無しで起きたら6時と残念な感じになっていたので、ちょっと遅れて大平山へ。この大平山、行ったことある人の記録見ている感じ、激薮で登る気が無くなりそうなことしか書いていなかったので、後回しになっていました。ただこれからの時期を逃すと、来期まで立ち入れなくなりそうなので、重い腰を上げた。

　蓋を開けてみると、確かにヤブは濃いが、笹藪のため視界が極端に悪くなることも引っかかって動けなくなる事も無く今期最後の藪漕ぎを堪能できた。（保護めがね推奨）ただ、ダニだらけになるので完全防御は大事です。

　天気がいいのも明日までのよう。明日は久しぶりに九重でも行ってみようかな。出も人が多いのはイヤだし、うーん。

大分県主要山岳丘陵一覧 (571/1077)
No.148 雨乞岳（雨乞・城）
No.149 黒岩山（雨乞・城）
No.150 大平山（雨乞・城）
No.151 高場山（雨乞・城）

体力　　　★★★☆☆
傾斜　　　★★☆☆☆
不明瞭度　★★★☆☆
危険度　　★★☆☆☆
薮指数　　★★★★☆
岩指数　　★☆☆☆☆
天気　　　A

コメント

youkai37tay

ダニだらけになるんですね。想像しただけでぞっとします。

らる

youkai37tayさん
これからの時期の低山はダニだらけになりますよ。少ないのは九重など人が多い場所か、野焼きが定期的にされている場所でしょうか。
ハチも多くなってきましたし、危険がいっぱいです。

youkai37tay

らるさん
２〜３０年前まではダニは目立たなかったのにな。嫌だな。去年の米神山も心配していましたが、大丈夫でしたが、確か、らるさんの米神山のルートはダニがいましたね。ハチも怖いですね。