皇海山・ピストンと周回で比べてみた!!
- GPS
- 15:55
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,468m
- 下り
- 2,470m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:45
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 13:11
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
数年前に群馬県側の林道が通行止め、皇海橋経由の手軽なルートが歩けなくなり、日帰りでは日本百名山1ハードともいわれる皇海山(2,144m)。グレーティングでも難易度D/体力度7、コースタイム14時間35分、途中の鋸尾根は破線ルートで度重なるアップダウンと岩場、鎖場が続く。
今回は仙台の捜索で知り合ったkozou17さんを誘って。日帰りは超〜健脚者じゃないと無理なので、途中の庚申山荘に前泊して負担を軽減。
さらに、皇海山頂後、鋸山から山荘までの帰りは、99%のみなさんが使う藪こぎかつロングルートの六林班周回は宮城のブッシュハイカーkozouさんが、アップダウンの連続、鋸尾根を再び戻るピストンはkopalがチャレンジ。ドンちゃんはkopalに拉致られる😭
前日、昼前に銀山平の駐車場集合。え?谷間とはいえGWなのに駐車場(上と下にあり)が空いてる、ラッキー♪。(このとき、我らはまだこの先のコースが想像を超えるハードさであることに気づいてない😱)
ここから一時間は林道歩き。一ノ鳥居手前でちょっと寄り道して七段の流麗な庚申七滝を見物。都合二時間半ほどで庚申山荘着。
庚申山荘は山小屋としてはかなり大きい。一階はテーブル、水道場(沢水を導水)、6人くらいが寝られる部屋が2室、二階は大部屋で15人くらい。布団は積み重なっているが、少なくともインナーシュラフは推奨(kopalはインナーシュラフ、ドンちゃんはシュラフ持参)。トイレは小屋の外にバイオ式。@2,080円
ハードコースのためみなさん19時には寝始め、早い人は1時くらいから準備して順次ナイトハイクで出発、我らは4時半でほぼラスト。当日は前日の寒さと打って変わって快晴・微風の絶好の好天日。初っ端から庚申山までのかなりキツい登り(これがkopalたちを帰りに苦しめる。まだ知らんけど)。
庚申山からは駒掛山、渓雲山、薬師岳のアップダウン、山も深い鋸尾根「なんだか飯豊や朝日を彷彿とさせるねぇ」とドンちゃんと。途中では皇海山や巻機、武尊、谷川の上州の山や富士山がバッチリ。鋸山の手前くらいから日帰りのスピードハイカーから抜かれ始める。ハシゴや足がかりがあまりしっかりしてない鎖場があり、このコースの核心、鋸山の登りと下りはほぼ垂直。
残りの皇海山までもまぁまぁの急登でさすがにハードな皇海山を実感。山頂は展望がなく、鋸山のほぼ垂直の急坂を登り返し、11:35に周回コースのkozouさんとグータッチして我らは鋸尾根を戻る。この時間、すれ違いはたった一人!登りで疲れた身体にこのアップダウンと鎖場がじわじわ効いてきて、なんといっても庚申山からの最後の急な下りは脚がクタクタ。
距離が5辧▲魁璽好織ぅ爐眞擦い燭瓠∋柿饕紊呂海舛蕕早いと思いきや、kozouさんが満面の笑みで10分ほど先着、六林班周りの藪漕ぎもブッシュハイカーには余裕だったとのこと(後続者には「藪すごかったですよねぇ」を言われたらしいから、kozouさんの言うことは話し半分)。山荘で一息入れてからラストの登山道、林道をクタクタの脚でとぼとぼ下りてきた。
往復ともに栃木ICから足尾に抜ける一般道を利用し、日光の渋滞を回避。帰りは銀山平の国民宿舎の日帰り入浴が14時半受付終了で15時までなので、当然間に合わず、探しても周囲に見当たらなかったので、栃木IC近くの栃木天然温泉いきいき夢ロマンで一泊二日の汗を流しました。ふぅー。
前日、当日に小屋泊者や登山中の方に、「どっちを戻った(戻る)?」と聞いたところ、100%周回コースだと言っていた。往路のアップダウン、鎖場・岩場をまた戻るのはしんどいと感じていたためだろう。剱岳を登ったことのある複数の人は「劔よりキツかった…」と言っていたので、改めてドンちゃんのすごさも証明されてしまった(え、kopal・ドンで劔も行けるってこと?)。kozouさん、難関ルート同行、晩御飯もありがとう。捜索以来、久しぶりでしたが、登りや藪の強さはさすがです。
コースタイムは初日16+二日目43(六林班周回は44)
※コース定数上はピストンのほうが少ないが、身体のダメージはピストンのほうがやはり多い気がする…。
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