鳥海山 今季最高のザラメ
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- GPS
- 03:44
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
森吉山から下山したあとは4時間かけて由利本荘へ移動。
鳥海山の祓川駐車場は激こみするとのことで、前日入りしようと18:30に登山口へ行ってみたが既に上の駐車場は9割くらい埋まっていた。
翌朝は5時にスタート。出発前に下の駐車場覗くとこちらも埋まっているようだ。
雪はカチカチだが気温が高い予報なので、登っているうちに緩むだろうとガンガン登っていく。風は適度に吹いていて寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい。
先行者は十数人いたようだが、シールがよく効く程度の適度な固さの雪でスピードが出て7〜8人くらいは抜くことができた。
氷ノ薬師付近で気が早いスキーヤーが一人降りてきたが、さすがにカチカチで滑りにくかったようだ。
七高山には7時過ぎに到着。時計を見たら出発してから1時間58分しかかっていなかった。板のまま登り切ってクトーも不要だった。気温と雪と風の条件がよかったためだろうが、自分史上最速のシール登高な気がする。
途中で追い抜いた登山者が後ろからすぐ来たので写真を撮ってもらう。想定より遥かに早く登頂してしまったのでまだ雪が固すぎると思い、新山までピストンすることにする。
お鉢からの下りは雪はほぼ無いがガレていて兼用靴では降りにくく緊張した。
釜底まで降りればまた板を履き直して数分で新山に登頂。最後の岩場だけは板をデポした。山頂は意外にも風はなくゆっくりと記念撮影することができた。
岩場から降りたらいよいよ滑走開始、、と思ったがここで片方の板のブレーキが壊れていることに気付いた。経年劣化なのかブレーキを固定する金属製のバネが破断している。昨日までは何ともなかったのだが、、何とか応急処置してヒールフリーで板を履けるようにした。踵が固定されないのでテレマークみたいな状態だが、トウピースが外れなければ大丈夫だろう。
板の様子を見ながら釜を慎重に滑るが、過剰な負荷をかけなければ問題なさそうだ。
いったん板を外して七高山まで戻り、いよいよ本格滑降開始。
この頃には次から次へと登山者や滑走者が登ってきている。雪も緩んでちょうどいいザラメになってきた。ベストコンディションだ。
この山はバーンがとてつもなく広いが、それでも人が多いし板の状態も気になるので攻める滑りは避けた。雪が固かったら板が衝撃で外れる危険性もあったと思う。
それでもあっという間に高度を落としていく。登ってくる人が次々と現れて切れないのには驚いた。標高が下がり気温が上がっても雪はそれほど悪くならず、春のザラメを存分に楽しんで9時前に駐車場まで戻ってきた。
駐車場ではこれから登ろうとしている人も見かけた。明日もがんばろう。
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