BMWコラボ IN 赤城
- GPS
- 06:21
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 861m
- 下り
- 855m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 6:17
天候 | 午前中快晴 のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
わたしのM6を黒檜山登山口前県道路肩に、W君の320を大洞駐車場(第1駐車場)に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎赤城山の駐車場 グーグルマップ参照 https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=215220667019552845732.0004e796faa26753714e0&msa=0&dg=feature ◎黒檜山登山口〜黒檜山〜鳥居峠 登山口から黒檜山へは一貫して岩がごろつく樹林帯の急登が続く。 際立って危険なところはないが雨後などは滑らないように注意したい。 稜線上にある猫岩は右手に大沼と地蔵岳が望める展望スポットである。 黒檜山山頂は樹林に囲まれさほど展望はよくないが、山頂の北に展望所があり西から北への展望がすばらしい。 今回は八ツから草津、谷川、尾瀬、日光への大展望が望めた。 黒檜山から駒ヶ岳を経て大洞下降点までは一部急な木製階段があるものの、基本的に穏やかな稜線を歩くプロムナードである。 今回は地図には載っていない鳥居峠へのバリルートを利用した。 踏跡は明瞭で赤いテープをたどれば問題はないが、峠手前篭山周辺は篭山を越えるルートや巻き道が交錯し注意したい。 ◎鳥居峠 赤城山を巡る登山ルートとしてはメインルートから外れさほど重要なポイントではない。 ただここにはかつて山麓の利平茶屋から鳥居峠まで営業されていたケーブルカーの遺構が残り、峠にある土産物店では在りし日のケーブルカーの写真などを見ることができる。 廃線マニア、遺構マニアには人気スポットである。 日光の観光開発に成功した東武は昭和30年代に入り2匹目のドジョウを捕まえるべく赤城山の開発に乗り出した。 赤城山東山麓の利平茶屋と鳥居峠をケーブルカーで結び、浅草から赤城を結ぶ鉄道網とつないでの観光開発を目論んだ。 ところが桐生から利平茶屋までの道路整備の遅れが致命傷となり赤城観光の玄関口は赤城山南西の前橋となり計画はとん挫。昭和42年にケーブルカーは廃業となった。 皮肉なことに、これで赤城山東側は開発の手から逃れいまでも豊かな自然が残されている。 もし東武の開発が成功していたなら、赤城山東麓の景観は全く違ったものになっていたかもしれない。 ◎地蔵岳登山道 地蔵岳は複式コニーデ型火山である赤城山の中央火口丘にあたり、最高峰黒檜山と並んで人気の高い山である。 かつては山頂までロープウエイが通じていたが現在は撤去されている。 今回登りに使った八丁峠からのルートが最もポピュラーで、このコースは幼稚園や小学校の遠足でも使われている。 一方下山に使った大洞駐車場へのルートは滑りやすい急降下が続く。登りでは絶対に使いたくないというのが偽らざる心境である。 |
写真
感想
W君とのBMW2日目は赤城山である。
国定忠治の代名詞でもある赤城山は、7日に登った榛名山と利根川を挟んで向かい合い百名山にも含まれる群馬を代表する山の一つである。
典型的なコニーデ型複式火山であり、吾妻鏡の『赤城焼く』の記載から活火山と認定されている。
榛名山同様カルデラ部分まで車道が伸び、登山のみならず一大観光スポットとなっている。
山麓からの道路はそれぞれヘアピンが続くため、榛名、碓氷峠とともに群馬の走り屋のメッカになっており『頭文字D』ではプロジェクトDを主宰する高橋兄弟のホームコースいという設定になっている。
我が家は赤城山に登るのは2012年10月以来3度目の登山となる。
7日に榛名山から下山後は渋川のルートインに宿泊。
7日夕方の予報では翌日は早朝は晴れだがのち曇りとの予報。
正直天気は期待しておらず、晴れ間が残る早朝に黒檜山に登り、天気が良ければ地蔵岳まで足を延ばし、悪ければさっさと下りて赤城周辺のヘアピンでドライブを楽しもうという計画にした。
8日は4時過ぎに起床し4時半にホテルをチェックアウトしたが、ホテルの駐車場から空を見上げると月が煌々と輝き星が散らばっている。
『これはいい天気じゃないか??』
赤城山西麓広域農道、通称「からっ風街道」から赤城道路を経由して5時半に大洞駐車場に到着。
とりあえず天気はよさそうなので、下山用にW君の320クーペをデポしてM6で黒檜山登山口へと向かった。
黒檜山への登りは3度目で勝手知ったるコース。
岩がごろつく急登を上がり稜線に出れば右手に大沼と地蔵岳が見える。冷え込みは厳しいが風はなく大沼に地蔵岳がきれいに映りこんでいる。
更に急登を登り登山口から1時間ちょいで山頂へ。
気温は氷点下2.5度、地面には霜柱ができているが風はなくさほど寒さは感じない。
山頂先の展望台に行くと『ワオ!!』思わず声が上がる。
青く澄みきった秋空に遠く八ツから浅間山、草津、谷川連峰、尾瀬、そして日光へと連なる山並みが目の前に広がる。
天気は期待していなかっただけにこれほどのうれしい誤算はない。
写真を一体何枚撮ったことか??
30分ほど景色を堪能しなおも立ち去り難い気持ちを振り切って駒ヶ岳へ稜線を進む。
出会うハイカーさんたちも異口同音に『いいお天気だね』
駒ヶ岳を過ぎ大洞登山口への下降点からは尾根伝いに鳥居峠に下るバリルートへ。地図には表記はないが、ヤマレコでは多数レコがあり踏跡は明瞭で赤いテープをたどれば問題ない。
鳥居峠には昭和42年まで営業していた利平茶屋からのケーブルカーの遺構が残っている。
小沼から八丁峠に至り地蔵岳へと登り返すが、いったん下った後の登り返しはいつもつらい。
すれ違った館林の子供会の『頑張れ』の声に励まされ何とか頂上へ。
ここで食事大休止。
1時間ほど休むが11時半を過ぎて天気が一気に変わり上空は雲に覆われ黒檜山にもガスがかかり始める。
あわてて腰を上げ、悪路を大洞へ急降下。
駐車場に着くと朝の快晴はどこへやら、すっかり曇り空になっていた。
下山後はヘアピン60か所の県道251号線で北に下り赤城西麓広域農道(からっ風街道)をドライブ、その後国道17号で前橋を抜けて予約していたドーミーイン高崎へと向かった。
正直天気は期待していなかった中での山行だったが、昼までの天気はいい方に大外れ、まさか赤城山から八ツが見えるとは思わなかった。
関東初お目見えのW君も谷川岳や、尾瀬、日光と言った知名度の高い山を見て大感激。ケーブルカーの遺構を見せることもできわざわざ飛騨からきてくれた甲斐があった。
次の週末は土曜日は所用のため日曜だけ。
今のところ天気予報はいいので、本栖湖の南の竜ヶ岳に富士山を眺めに行くつもり。
天気予報でも好天はまったく期待していませんでしたが、午前中いっぱいは青空と太陽の下での楽しい山歩きができました。さすが、晴れ女!!(^^)!
山ランチメニュは、
・前日の残り物のベーグル
・鍋焼うどん
・インスタントスープ
お腹いっぱいになったかな〜!!
次回は、絶対 ミルフィーユにしようと思います!
match1128さん
ミキータパワー全開で ですね。
どうしても の 行きたいときは、ミキータさんをお誘いしよ
ミキータさん、たまには国産 もどうでっか?
ドーミーインは、どうして外車いっぱいなの?
どーみーても普通のだと思いますが・・これが良いたかっただけです。
hamburg
渋描き隊長、おはようございます。
朝起きるまで天気は期待していなかったので、頂上からの眺めは感激でした。
どうしても晴れ必須のときは声をかけてください。
一日レンタルします。
当日は曇り予報でしたが、南関東はイマイチでも北関東に行くほど、青空が広がったようですね。
拙者も、寄居辺りで青空に恵まれましたから。
それにしても、色んな山が見えましたね。
W君を待ち受けていたかのように
拙者も、黒檜山は3度登っていますが、いずれも「ブ〜 」な天気ばかりで、羨ましい限りです。
そう言えば・・・matchさんのレコで朝食写真があるなんて珍しい
隊長
半袖隊長、おはようございます。
北関東は11時ごろまでは素晴らしい晴天でした。
同日日光男体山に登られた方のレコを拝見すると雲の上に頭を出した富士山が見えたようです。
赤城で見えなかったのは標高の差でしょうか。
9日は予報も悪く、それぞれ帰るだけだったので、ホテルでのんびり過ごし朝食もいただきました。
マッチさん、ミキータさん、こんばんは。
前日の榛名山と違って、赤城山は湖畔の木々も落葉しているんですね。
紅葉の華やかさは無くても、無風での大沼の鏡面は見事に景色を映していて素敵ですよ
富士山までは無理でも良い眺めですね〜
山に 詳しいマッチさんと一緒なら周りの山も解説して頂けるでしょうから楽しいでしょうね!
ドーミーインはビジネスホテルでは値段高めなのに、早めに満室になってしまいますよね!
うちもタマ〜に利用しますが、夜鳴きそばは時間前に一番乗りして食べてますよ
竜ヶ岳、年賀状用の写真を撮りたいと思いながら未だ行った事がありません。
参考になるレコが上がるでしょうから、今から楽しみです!
マコトさん、おはようございます。
バリルートの入り口は大洞への下山口が右手に直角に曲がっているところです。
尾根を曲がらずそのまま直進すると赤いテープと踏跡があるのでそれをたどれば直接鳥居峠に下りれます。
ドーミーインは屋上の大浴場と露天ぶろ、そしてサウナが売りですよね。
ビジネスホテルですが、お風呂が充実しているので中国やアジアからのツアー客の利用が多いんですよ。
でも駐車場のマセラティには驚きましたが…
竜ヶ岳はダイヤモンド富士を狙うならあと一か月くらいあとなんですが、その季節は激混みのようなので線つなぎの空白を埋める意味もかねてちょっと早めに登ってきます。
八ヶ岳を始め、関東上信越がグルッと見えたのでW君もラッキーでしたね。見慣れている私でさえ大感動したでしょう。
昔ケーブルカーなんてあっあんだ、関東在住なのに知らなかった。
上州名物焼きまんじゅう、まだ食べたことないです、赤城高原SAとかでも売ってるんでしょうか?
翌日の出立がmatch1128さんにしては遅いですね、どこに行かれたのか見当がつきません。
mtkenさん、おはようございます。
鳥居峠のケーブルカーの遺構は前から知っていましたが、東武が観光開発を進めて失敗したいきさつなどは今回調べて初めて知りました。
山から見える山や花の名前もいいですが、こういう歴史的ないきさつなども調べると楽しいものです。
翌日は予報も悪く、W君は飛騨へ帰るということもあり山の予定は入れていませんでした。
朝食を食べ、朝ぶろをいただきチェックアウト11時までのんびり過ごしました。
ルートインよりもちょっと高いけどドーミーインは旅の最終日にはいい宿です。
天気予報が外れて良かったですね〜。
ミキータさんのパワーが羨ましいです。
地蔵岳からの急坂・・・私は残雪が少しある5月に登りに使ったのですが、下りでは絶対に使いたくないと思いました。
hike さん、おはようございます。
5月のレコ拝見しました。雪をかぶった谷川から尾瀬の山々、素晴らしいですね。
直登コースを登られたんですね。
岩がごろついてる分歩きにくいですよね。
むしろ全部雪が残ってる方が歩きやすいかもしれませんね。
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