竜ヶ岳（ふるさと兵庫100山）〜 大井戸山 大展望に感動

2023年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 9.2km
• 登り: 804m
• 下り: 791m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:20

距離 9.2km 登り 804m 下り 802m

8:12 ラベンダーパーク
9:22 9:25 清水坂
10:02 10:20 竜ヶ岳
10:45 清水坂
11:46 12:29 大井戸山
13:32 ラベンダーパーク

天候

快晴 竜ヶ岳(10:10）15.4℃、大井戸山(12:10）18.7℃
そう暑くもなく快適な気候でした。
ラベンダーパーク下山時(13:30）の気温は 24.3℃。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ラベンダーパーク多可に駐めさせていただきました。
その後、清水坂トンネルまで車が駐めれそうな空き地が数ヶ所あります。

コース状況／危険箇所等

◆ラベンダーパーク〜清水坂の登山口は、舗装路→植林帯（径無し）→林道→植林帯（径無し）→林道。（地図に無い林道は衛星写真で確認出来ます）
◆清水坂登山口〜清水峠は急登もなく踏み跡しっかり、足にも優しい径。
◆清水峠〜竜ヶ岳は踏み跡しっかり、急登（長くは続かず）→平坦の繰り返しで登りやすい。
◆清水峠〜大井戸山は岩が多く散在、岩稜歩きもある楽しいコース。一部踏み跡が薄いので道間違いしないように。また篠ヶ峰との分岐尾根は注意。
◆大井戸山〜ラベンダーパークは激下り。浮き石は少ないがパーティで歩く場合は落石を起こさないよう注意。関電道から外れる分岐は道標がないのと関電道の方が踏み跡がしっかりしてるので、間違って進んでしまわないよう注意。
◆この日はヒルやダニ、ハチ、アブ、メマトイなどの害虫には遭いませんでした。

その他周辺情報

ラベンダーパーク多可（トイレ、食堂。カフェあり）
https://www.lavender-park.jp/
「名物たまごかけごはん」 650円、お代わり自由が気になる存在

写真

5/4 8:11

ラベンダーパーク多可。営業は9時から

5/4 8:18

県道78号 丹波加美線、通称「小春ロード」。正面右に見えるのがおそらく竜ヶ岳。途中、何箇所か車を駐めれる空き地あり

5/4 8:27

清水坂トンネル入り口の左脇の土手に上がる

�＾戝饗瑤魏�切って�鄒�の林道（正規道）に出るか、��hetaregontaさんが歩かれた青線を追っかけるか、
��赤矢印尾根を直登して林道に出るか、
迷いに迷った挙げ句、沢に下るのが癪で��を登ることに

5/4 8:34

良く整備された植林帯なので径は無くとも歩きやすい

5/4 8:37

5分もせずに地図に無い林道に出ました。直感で右に進みましたが、左へ行けば正規の林道につながっていたようです

5/4 8:43

林道をそのまま進むとあらぬ方向に行ってしまいそうなので、右カーブ地点から左尾根に入って上部の林道を目指します

5/4 8:47

上に行くほど急斜面になります。急登を避けて左斜上

5/4 8:52

10分もせずに目標の林道に出ました

5/4 9:03

10分ほど歩き、林道終点の登山口に到着

5/4 9:08

古くからの道だと思われる清水坂は急登を避けたつづら折れで、杉の落ち葉が脚に優しい径でした

5/4 9:20

前方が明るくなってきました

5/4 9:24

登山口から20分ほどで清水峠に出ました

5/4 9:27

峠からは竜ヶ岳につながる尾根を登ります。急登！

5/4 9:31

程よい所で平坦になり、

5/4 9:41

再び急登！

5/4 9:44

再び平坦！　これを4回繰り返し、

5/4 9:56

山頂！　と思ったら、偽ピーク（P810+)でした

5/4 10:02

一旦下り、登り返してホントの山頂に到着！　山頂の東半分は植林で眺望なし

5/4 10:02

三等三角点（点名：竜ヶ岳 816.67m）

5/4 10:03

南東方向に、笠形山 〜 千ヶ峰

5/4 10:04

南にはこれから訪れる大井戸山。麓までスッキリ伸びる大斜面が魅力的。奥には先月登った妙見山の姿も

5/4 10:12

絶景かな〜♪

5/4 10:45

清水峠に戻り、その足で反対側の大井戸山目指します

5/4 10:56

「丹観協」の道標。竜ヶ岳は播磨の山と思っていたのですが、丹播国境でもあったんですね

5/4 11:02

ここから岩現る

5/4 11:17

岩稜地帯に入ります。たぶんここが「キレット」とされているところ。5mくらいの岩稜下り

5/4 11:20

一方ではこんな優しい道にも変化

5/4 11:25

「TAMBA100 アドベンチャートレイル」の案内板。そーかぁ、ここがコースの一部だったのか。ただこの矢印の方向に進むと篠ヶ峰に行ってしまいます

5/4 11:28

案内板のある分岐を右に進むと、さらに岩ゴロゴロ状態に

5/4 11:30

尾根に明瞭な踏み跡は無く北側を巻きます

5/4 11:31

この辺り踏み跡が薄く径を探しながら慎重に進みました

5/4 11:37

再び尾根に戻って岩稜歩き。樹木がなければかなり迫力の岩稜尾根です。こちらが真の竜ヶ岳、いや「龍ヶ嶽」と名付けたい等と思いつつ足を進めます

5/4 11:44

偽ピークを一つ越え、

5/4 11:46

大井戸山山頂に到着。四等三角点（点名：大井戸山 794.11m）

5/4 11:51

先ずは乾杯！　乾いた喉にビール（ノンアルですが）が旨い！

5/4 12:02

構図探しに苦労しましたがココが雰囲気出てるかな？

5/4 12:07

構図探し中に岩頭に咲く花みっけ。花名、判りません (^^ゞ

5/4 12:15

山頂は樹木が茂っていて視野が限られます。北側の額縁には丹波最高峰 粟鹿山(962m)。その左手前は三国岳(855m)のようです

5/4 12:15

東の額縁には篠ヶ峰(827m)

5/4 12:15

南の額縁には妙見山(692m)

5/4 12:16

昼食、撮影した後に下山開始

5/4 12:24

と思ったら少し西に行ったところで意外な大展望。不意打ちを食らい感動の一瞬！

5/4 12:18

左から笠形山(939m)、飯森山(901m)、そして千ヶ峰(1005m)

5/4 12:18

左：千ヶ峰、右：またに山(928m)

5/4 12:29

思いも掛けぬ展望に足を止められてしまいましたが下山再開。さっそく激急斜面。ロープがあり助かります

5/4 12:31

どんどん下って行きます。急斜面の連続ですが、ガレがなく土壌がしっかりしているので、さほど苦労はしません

5/4 12:42

道標もあり。清水坂トンネルが開通しラベンダーパークが出来た10年前に整備されたようです

5/4 12:52

大鉄塔が現れました（鉄塔標識見つけれず）

5/4 12:59

そこからはお馴染みの関電道プラ階段。これで間違えずに下れると思ったのが甘い考えでした

5/4 13:01

プラ階段を追って伐採された斜面を気持ち良く下って行くと、ヤマレコから道間違いの警告音声！慌てて引き返すことに...

5/4 13:09

ココの分岐を見落としていました。右に曲がらず直進が正解。重要分岐なのに道標、マーキングありませんでした

5/4 13:10

直ぐ下にこの道標ありましたが、さっきの分岐に設置して欲しかった。間違える方が悪いのですが...

5/4 13:19

その後は獣避けゲートを通過し、

5/4 13:25

ラベンダーパークに下って来ました

5/4 13:39

下山後は大井戸山のピークを見ながらコレ！ラベンダーの香りが口中いっぱいに。ちょっと微妙な味わいでした

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

感想

Ham⭐

初めて千ヶ峰に登ったおり、杉原川を隔ててそそり立つ大井戸山の怪奇な山容（山頂から伸びる大スロープ）に目を見張った記憶が今でも残っています。当時は兵庫の山の情報も少なく、この山を登れるかどうかも判らず、そのうち山からも離れ、忘れられた存在となっていました。
時は流れ...ヤマレコという便利なツールに出会い、先人達による大井戸山レコも入ってくるようになりました。この度、「ふるさと兵庫100山」の竜ヶ岳を登るにあたり、大井戸山は外せない対象でした。
登ってみてイワイワの岩稜と大展望、期待に違わず魅力溢れる山でした。ついでに？登った竜ヶ岳も道が優しくて登りやすい山でした。山頂からの展望も良くて100山に選ばれた山だけのことはあります。こんなステキな山行だし、ラベンダーパークは人でいっぱいでしたが、山中では誰にも会うことがありませんでした。
なお、今回の山行計画を立てるにあたり、hetaregontaさんのレコを参考にさせていただきました。初めての山でしたが、おかげで不安なく楽しむことが出来ました。いつもありがとうございます。