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Yamareco

記録ID: 5457783
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

八王子城跡・富士見台・摺差

2023年05月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
12.5km
登り
591m
下り
567m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
1:33
合計
6:16
距離 12.5km 登り 594m 下り 581m
9:53
7
10:00
10:06
5
森林科学園BS(バス乗車)
10:11
10
霊園前八王子城跡入口BS下車
10:33
0:00
2
10:35
10:46
73
御主殿跡(殿の道入り口確認)
11:59
12:01
7
山王台
12:08
13:02
17
ランチ+滑り落したカメラ探し
13:19
13:23
11
13:34
13:35
4
13:39
13:40
7
13:47
17
14:04
14:10
21
14:31
14:32
1
14:44
14:47
12
14:59
15:00
3
15:03
25
15:28
8
15:36
15:37
7
15:44
17
16:03
16:04
5
ファミマ
16:09
高尾山口駅
 実戦のために築かれた、関東一巨大ともいわれる険しい山城、八王子城の跡を探索し、念願の松木曲輪南面ルートを歩き、古い素朴な石積みを眺め、往時をしのぶことができた。

 こんなに岩が多く露出した急斜面に石積みを築いたにもかかわらず、城主、後北条氏照不在の折に攻められ、1日で落城したという。さぞかし無念であったろう。

 南面ルートの途中ルーファイを誤り傾斜のきついけもの道を歩き、はからずもこの山城の道なき斜面を攻める際の困難さを身をもって味わった。
 本丸跡も、大天主跡も狭い曲輪であり、自然の風化に任せているところが往時に思いを巡らすにはふさわしく、装飾ではない実戦の城であったことを彷彿とさせた。これからも今まで通りそっと風化に任せてもらえると時間経過が伝わってよい。 
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
御主殿曲輪跡から松木曲輪跡の区間は非一般道です。危険個所の判断には個人差があります。その他の区間は特筆すべきことはありません。
本日のお天気メモ
2023年05月04日 09:48撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 9:48
本日のお天気メモ
BS八王子城跡入り口からの道は正面に本丸の隣の城山を望み、次第に接近する
2023年05月04日 10:20撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:20
BS八王子城跡入り口からの道は正面に本丸の隣の城山を望み、次第に接近する
次第に接近
2023年05月04日 10:21撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:21
次第に接近
望遠で引っ張った城山
2023年05月04日 10:21撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:21
望遠で引っ張った城山
さらに接近
2023年05月04日 10:31撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:31
さらに接近
2023年05月04日 10:27撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:27
2023年05月04日 10:31撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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本丸跡
2023年05月04日 10:34撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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本丸跡
後北条氏(小田原北条氏)の家紋ミツウロコと城山?
2023年05月04日 10:35撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:35
後北条氏(小田原北条氏)の家紋ミツウロコと城山?
曳橋(東側より)
2023年05月04日 10:41撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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曳橋(東側より)
曳橋(西側より)
2023年05月04日 10:43撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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曳橋(西側より)
曳橋(御主殿跡の土塁より)
2023年05月04日 10:47撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:47
曳橋(御主殿跡の土塁より)
虎口
2023年05月04日 10:47撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:47
虎口
御主殿曲輪跡(東より)
2023年05月04日 10:47撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:47
御主殿曲輪跡(東より)
御主殿曲輪跡(西より)
2023年05月04日 10:50撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 10:50
御主殿曲輪跡(西より)
四群石垣の手前にある、風雪に耐えた石積み
2023年05月04日 11:03撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 11:03
四群石垣の手前にある、風雪に耐えた石積み
四群石垣の初段
2023年05月04日 11:14撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 11:14
四群石垣の初段
2023年05月04日 11:17撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 11:17
2023年05月04日 11:18撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 11:18
この後、尾根に向かう道を通り過ぎ、谷筋を詰め、気づいたときは尾根方向は岩場が阻み、難儀した
2023年05月04日 11:19撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 11:19
この後、尾根に向かう道を通り過ぎ、谷筋を詰め、気づいたときは尾根方向は岩場が阻み、難儀した
やっと営林署のリボン?
2023年05月04日 12:02撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:02
やっと営林署のリボン?
いい道
2023年05月04日 12:04撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:04
いい道
山王台(裏・北西側)
2023年05月04日 12:10撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:10
山王台(裏・北西側)
山王台(表・南東側)
2023年05月04日 12:11撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:11
山王台(表・南東側)
2023年05月04日 12:11撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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ここから山王台へきた
2023年05月04日 12:12撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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ここから山王台へきた
山王台からしばし尾根伝い
2023年05月04日 12:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:16
山王台からしばし尾根伝い
2023年05月04日 12:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 12:16
強引にたどり着いた一般道は松木曲輪を支える石積みの場所だった。真上の曲輪では声がするが、ここは誰もおらずひっそりとしていた。
2023年05月04日 13:34撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:34
強引にたどり着いた一般道は松木曲輪を支える石積みの場所だった。真上の曲輪では声がするが、ここは誰もおらずひっそりとしていた。
石積みから曲輪への道(1分とかからない)
2023年05月04日 13:34撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:34
石積みから曲輪への道(1分とかからない)
2023年05月04日 13:36撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:36
2023年05月04日 13:36撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:36
2023年05月04日 13:36撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:36
2023年05月04日 13:40撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:40
本丸跡
2023年05月04日 13:44撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:44
本丸跡
本丸跡
2023年05月04日 13:45撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:45
本丸跡
松木曲輪へ強引に登らず西進していればここへ出たと思われる。
2023年05月04日 13:54撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:54
松木曲輪へ強引に登らず西進していればここへ出たと思われる。
馬冷やし
2023年05月04日 13:58撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 13:58
馬冷やし
詰の城・大天主を支える石積み
2023年05月04日 14:13撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:13
詰の城・大天主を支える石積み
詰の城・大天主の南端
2023年05月04日 14:14撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:14
詰の城・大天主の南端
詰の城・大天主の曲輪。さして広くないので兵員の数は限られたであろう。北側の1段下がったところには待機のためと思われる曲輪があるが
2023年05月04日 14:15撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:15
詰の城・大天主の曲輪。さして広くないので兵員の数は限られたであろう。北側の1段下がったところには待機のためと思われる曲輪があるが
詰の城・大天主の曲輪。北から南を望む。
2023年05月04日 14:15撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:15
詰の城・大天主の曲輪。北から南を望む。
詰の城・大天主の曲輪。標識。
2023年05月04日 14:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:16
詰の城・大天主の曲輪。標識。
詰の城・大天主の曲輪。標識。
2023年05月04日 14:16撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:16
詰の城・大天主の曲輪。標識。
詰の城・大天主の曲輪。北から南を望む。とにかく狭い。
 ひっそりと、ほとんどありのままなのが良い。
2023年05月04日 14:17撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:17
詰の城・大天主の曲輪。北から南を望む。とにかく狭い。
 ひっそりと、ほとんどありのままなのが良い。
富士見台間近
2023年05月04日 14:42撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 14:42
富士見台間近
林道への道
2023年05月04日 15:11撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 15:11
林道への道
鷹ノ巣山。ここから右・摺差へ下る。難所でもないこのくだりでコケたがヘルメットで助かった。急ぐ気持ちがあったからか。油断大敵。きょうは持ち物がみな役立った。
2023年05月04日 15:13撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 15:13
鷹ノ巣山。ここから右・摺差へ下る。難所でもないこのくだりでコケたがヘルメットで助かった。急ぐ気持ちがあったからか。油断大敵。きょうは持ち物がみな役立った。
シャガの群落
2023年05月04日 15:46撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 15:46
シャガの群落
透明な城山川・南浅川。下流は一部伏流。
2023年05月04日 15:48撮影 by  EX-ZR850 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/4 15:48
透明な城山川・南浅川。下流は一部伏流。

装備

個人装備
通常のハイキング装備の他にヘルメット+スリング+カラビナ+エイト環+6mmザイル20m

感想

 幾度か、こんなところでなぜ、といぶかる場所でずまづいたり足を滑らせて転び、ウエストポーチを閉じ忘れていた時にはカメラを落とし、探す羽目に陥った。念のため持って行ったザイルで確保しながら崖下の草地で発見したが、せっかくそこまでに撮りためた写真をすべて失うところだった。

 GNSSは持っていたが、頭にしまい込んだ地図上を歩いていたので、一般登山道とニアミスしていたのに気づかず、一般道以外の道をたっぷり歩き松木曲輪に出た。
 天王台から少し登ったあたりで、結構広いトラバース路(しかしたっぷりの落ち葉に覆われたまま)が一般道のすぐ南側を並走していたが、その一般道には全く気付かなかった。こけて(上記)カメラを落としたのはその道が急に細くなるあたりだった。
 そこで大休止をとり、カメラの捜索とランチをしたが、その場所が一般道と最も近かったことは、あとでGNSSの記録(軌跡がぐしゃぐしゃの部分)を見て知った。GNSSは記録をとるのを主目的としており、余程のことがないかぎり現地では見る気にならない。
 その先の細くなったふみ跡道は徐々に下降を始めた。松木曲輪跡に出たかったので、どこかで適当に登ればよいと判断し、少し戻って取りついた尾根がちょうど松木曲輪につながっていた。
 GNSSの軌跡を見ると戻る前後でバナナ状にループを描いているが、実際は往復同じ道を歩いたので、このずれは明らかにGNSSの誤差である。最近更新したばかりのスマホの測定誤差が大きいからなのか、樹林帯と山影が誤差を拡大したのかは不明。(後日追記: スマホをズボンのポケットに入れていたのが原因だった。ザックのてっぺんに入れると同じスマホで格段に精度が上がることを確認した。)

 天気も良くたっぷり楽しんで富士見台経由で高尾山口駅へ出た。買ってあった指定席に座ると3分で発車した。時間が有効に使え、充実した探索行だった。 

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