[尾瀬・景鶴山]朝もやとアカシボの尾瀬ケ原に感動!ワタスゲの花との出会い
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- GPS
- 17:02
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
- 山行
- 14:54
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 17:00
天候 | 夜及び早朝は冬の寒さ・日中は夏の暑さ、温度差20度の過酷な晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日19時頃駐車場に到着で7割ほど 20時頃には満車でした。 夜は気温1度 車のエンジンは切る為、十分な暖房対策が必要 今回、シュラフ+毛布+ダウンベスト+ダウンジャケット+オーバーパンツ着用しても寒さで眠れませんでした。 車から電源を取るヒーター内臓のひざ掛けをシュラフの中に入れて温めておいたので、寝る時は温かったのですが、エンジンを切る為、余熱は1時間程で保温切れ 保温が切れる前に眠れれば良かったのですが、次から次へと車が入ってくる為 砂利の音とライトの光で一睡も出来ませんでした。 湯たんぽを持ってくれば良かったと思いました。 今回準備して正解だと思ったのは車内で使用するライト ・常時点灯&センサーで点く電池タイプ ・ソーラー充電式でセンサーのみのタイプ この2種類を持参し車内は明るく、物を探したり準備したりするのに明るくて良かったです。 (以前、平ヶ岳に前泊で行った時に、ルームライトとヘッドライトのみで暗くて過ごしにくかったので学習しました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬ケ原のハイキングコース以外は基本藪と残雪のみ 道なき道を行く過酷なコース ルートファインディング必須 |
その他周辺情報 | 越本の水芭蕉の森 |
写真
感想
群馬百名山#80
兼ねてより行きたいと思っていた景鶴山
群馬百名山でもある為、出来れば制覇しておきたい山でした。
今回も仙人さんの協力を得て実現出来ました。
と、その前にジャケツイバラの事がありまして、昨年は行くのが遅すぎて散っていたため、7日を予定していました。
しかし7日は雨予報の為、急遽5/3に変更、翌日には尾瀬と言う計画になり
大分スケジュール的にはハードでしたが、とりあえず目的のジャケツイバラを見る事が出来ました。
太田市から片品村まで花散策をしながら北上し、まあ色々な発見がありながら鳩待峠に到着。
車中泊は寒さと車の音で眠れないままの山行となりました。
「温度差20度の過酷な景鶴山」と言うタイトルにしようかと迷ったくらいです。
大変ではありましたが、絶景に感動しながらなんとか無事に行ってくる事が出来ました。
ちゃんと数えてはいませんが、この日景鶴山に入ったのは15人くらいでした。
しかし、笹の密度はもの凄く、多少の人が入ったくらいでは踏み跡など全くありません。残雪場所以外のトレースはゼロだと思って下さい。
また笹の藪漕ぎは何ヶ所もあります。
急登での藪漕ぎも多いです。
笹を倒しながら進むので、登りでも下りでも転倒しました。
残雪でも転倒し、凍った木道でも転倒
帰宅後はむち打ちで首に頚椎カラーを巻いています・・・
尾瀬では水芭蕉以外の花は全く期待していませんでしたが
ワタスゲの花が見られた事は大きな収穫となりました。
これは雪解け後の水芭蕉が咲く頃に見られる花で、タイミングが非常に難しく
わざわざ車中泊してまでワタスゲの花だけを見に行く事も考えられないし
以前から見てみたいとは思っていましたが、なかなか見る機会のない花でした。
簡単に玉原湿原で見られるんじゃないかと思って、水芭蕉の頃に玉原に行った事もありましたが、それでも1度も見る事はありませんでした。
※今回チェーンスパイクを使用しましたが、笹と雪のミックスの為、装着したまま笹の藪漕ぎをしたので途中でチェーンの一部が外れて、仙人さんに修理してもらいながら歩きました。道具がない為、外れたチェーンを手ではめる事になったので大変でした、小さくてもいいのでペンチ等の工具があれば良かったなと思いました。
コメント
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景鶴山と尾瀬の山行、お疲れ様でした。アカシボ楽しませていただきました。私が2015年4月30日に登った際は、雪が深く、笹薮は皆無でした。景鶴山山頂直下の岩場下の急登はピッケルを使ったほどです。今年は雪が少ないのですね。それにしても睡眠不足での17時間、寒暖差20℃の過酷な山行をこなすとはタフですね。
越本の水芭蕉の森へは、5月4日に孫達と一緒に訪ねました。片品村のペンションオーナーが今年は見ごろが過ぎていると言っていた割には見事な群生でした。よっこ様が前日訪ねていたとのこと、お会いできず残念でした。 今後とも、変わらず、ご活躍ください。
yumihide
そうでしたか、1日違いとはお会い出来ず残念でした。
越本の水芭蕉の森は手軽に水芭蕉を楽しむ事が出来ていい場所です。
尾瀬は車の乗り入れが非常に大変なので、水芭蕉の森ならお孫さんも楽しめた事でしょう。
yumihideさんも景鶴山に行かれたのですね。
ピッケル使う程の雪山でしたか。
その年によって全然違う山になりますね〜
もう本当に疲れてヘトヘトですよ(^^;)
何はともあれ、とりあえず行ってこられて良かったです。
ありがとうございました。
群百80座目の難関の山、景鶴山登頂おめでとうございます🎉
日帰りで行かれたとは…タフですね〜!
今年は雪が少なく藪漕ぎが多くて大変でしたね。景鶴山は年に寄って登るルートも変わり、随分前に私が登った時は(もちろん竜宮小屋泊でしたが)雪が深くて木道が全く見えず、木道外れてずぼっているパーティが沢山…落ちた人はびしょ濡れ😅 おまけに当日は雨模様でヨッピ橋上部の尾根で滑落者が出た為、竜宮小屋のご主人からルート指導を受け、遠回りの見晴十字路手前の下田代から沢を登りつめて尾根に出ました。雪は太ももまであり大変でしたが、その後は山頂まで雪道で藪漕ぎは皆無でした。
帰りはヨッピ橋を渡りましたが渡りづらい橋ですね。
群百も難関山はあと少しですね!まだまだお若く健脚さんなので、余裕ですね。
焦らず楽しく登頂して下さい(^^)
全然タフじゃないんですよ(^^;)
もうヨレヨレになって帰ってきました(;^ω^)
最初はワカンを持って行った方がいいのか、どぅなのか?
悩んでいるうちにレコが上がってきて、雪が全然ないという情報
雪がないなら木道でズボッと落ちる心配はなくなりましたが
その代わりに藪漕ぎの連続、どちらにしても景鶴山は難関という事ですね(;^ω^)
帰りの木道で小屋の関係者とすれ違い、景鶴山に行って来た話をすると
「あそこは何年か前に与作岳付近で滑落があったので、あまり登らせたくない山だなあ〜」と
言っていました。その方は救助に行ったんだと言っていました。
残りの山はまだ難関があり、今はまだ考えたくないほど疲れています(;^ω^)
また気が向いたら行ってきます^^
ありがとうございました。
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