記録ID: 5467189
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ハイキング
奥多摩・高尾
甘い想定は失敗のもと!古里から赤久奈尾根を回る
2023年05月05日(金) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 04:27
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:27
距離 17.3km
登り 1,439m
下り 1,470m
14:27
14:34
33分
林道崩壊地点
16:13
天候 | 快晴でしたが午後遅くになると少し雲が出てきました。風はほぼ無風で時折微風。気温は25℃くらいまであがりました。なお、当日の日没(東京)は1830でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR青梅線 川井駅 1612発 青梅行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆古里駅〜川苔山登山口〜ズマド山直登尾根分岐〜川井駅分岐 古里駅前の道路を奥多摩駅方向へ進み、突き当たりを山側に右折して登山口に向かいます(道標あり)。道路脇の階段が登山口になります。 しばらくは緩やかに高度を上げていきますが、斜面に取付いたところで急登になり、そのまま尾根筋に乗って高度を上げていきます。 ズマド山直登尾根分岐(道標が目印です)から、急斜面をトラバースする区間が600mほど続きます。細いトレイルで高度を稼ぎつつ、斜面が崩落しかけた場所を通過するところも数ヵ所あり、この区間は慎重に通過する必要があります。 トラバース区間を抜けると、川井駅分岐(道標あり)で赤久奈尾根の主稜線に乗ります。 ◇川井駅分岐〜ズマド山北峰〜ズマド山 川井駅分岐から川井駅方向に30mほど進むと、川井駅へのトレイルが稜線の北側に下り気味に高度を下げていく場所があるので、そちらに行かずに主稜線上のトレースを進みます。そのまま広めの尾根を穏やかに高度を上げるとズマド山北峰に着きます(展望なし)。 ズマド山北峰からズマド山には、急斜面で50mほど高度を下げていきます。トレースは明瞭ですが、ヤセ尾根でスリッピーな場所があるので注意が必要です。いったん最低鞍部におり、そこから若干登り返すと、三角点が現われ、ズマド山の頂上となります(山名標あり、展望なし)。 ◆川井駅分岐〜(赤久奈尾根)〜真名井林道交点 危険なところはありません。トレイルも比較的幅があるところが多く、よく整備されていて、道標も要所に設置されています。 ◇三戸ノ山(峰戸山とも) 赤久奈尾根上の小ピークですが、主トレイルだと巻いてしまいます。主トレイルからの分岐は、上側(川苔山側)、下側(古里側)とも道標や赤テープの設置はないので注意しないと見落とします。下側分岐部は比較的トレースも明瞭で分かりやすいです。上側分岐部は広めの鞍部になっており、注意しないと見落とします。山頂には山名標がありますが、展望はありません。 ◇赤久奈山(赤杭山とも) こちらも主トレイルだと巻いてしまいます。下側の分岐部も特に目印がなく、分かり難いです(トレースは明瞭です)。上側の分岐部には道標があり、赤久奈山の表示もあります。山頂は山名標があり、比較的広めの平坦地になっているので、休憩も可能です(展望はありません)。なお、南側にも平坦地が広がっていて行けそうに見えますが、その先は採石場で急斜面⇒崖になっています。 ◆川井駅分岐〜川井駅 川井駅分岐からズマド山の北側を巻きます。一部ですが、トレイルが細いところや、足許が不安定なところがあるので注意が必要です。ズマド山を巻くと、トレイルは稜線上に復帰し、その後は樹林の中で高度を下げていきます。赤久奈尾根の末端近くまで来ると、尾根筋から外れて山腹の急斜面を下っていくので、スリップには注意です。尾根筋から外れるポイントには一応道標がありますが、少々分かりづらいので見落とさないようにします。下りていくと、水道の配水所が出てきますが、ここの下りは急斜面で非常に滑りやすいので、注意が必要です(ロープあり)。 さらに下ると、住宅地の裏手に飛び出すので、車道に下りて川井駅に向かいます。 【通行不可/参考】真名井林道 真名井林道交点から、真名井林道が大丹波集落方面に伸びていますが、標高600mあたりで、道路が崩壊しており現在復旧工事中です。路盤がまるごと崩落しているので、歩行者を含め通行は出来ません。 |
その他周辺情報 | ◆東京都森林事務所HP(林道規制状況) https://forestry-office.metro.tokyo.lg.jp/about/rin/rin_kisei/index.html |
写真
ここで一休み
折り返しもつまらないので、少し遠回りですが真名井林道を下りて川井駅に出ようと思っていました
規制状況では「通行止め(工事施工中のため)」とあったので、連休でおそらく休工中だし、林道交点には特に表示は無かったので、このときはすり抜けられるだろうと思っていたのですが・・・
折り返しもつまらないので、少し遠回りですが真名井林道を下りて川井駅に出ようと思っていました
規制状況では「通行止め(工事施工中のため)」とあったので、連休でおそらく休工中だし、林道交点には特に表示は無かったので、このときはすり抜けられるだろうと思っていたのですが・・・
対岸までは約30m、路面と崩落底部との差は約15m
作業者の方は画面右外にある崖上を縫うように設置されたモノレールを使って行き来しているようで、崩壊部を安全に迂回するルートが・・・ない
万事休す、登り返し決定
作業者の方は画面右外にある崖上を縫うように設置されたモノレールを使って行き来しているようで、崩壊部を安全に迂回するルートが・・・ない
万事休す、登り返し決定
往路で上がってきた古里駅へのルートは、トラバース区間が少しイヤな感じがしたので、川井駅へ下りることにします
まずはズマド山の北側斜面を巻いて通過
少しトレイルが細いところがあります
まずはズマド山の北側斜面を巻いて通過
少しトレイルが細いところがあります
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
この日は朝一番で所用があったので、少し軽めのルートにしようと、予て往きそびれていた赤久奈山をチョイス。単なるピストンでは面白くないかなと思って、少し遠回りして真名井林道から下りてくるつもりでいたのですが、リサーチと想定が甘く、結果的に登り返すハメになってしまいました。通行止めの規制情報があったのだから、計画策定時に役所等に十分確認しておくべきだったのに、安易な想定で確認の手を抜いたツケが出てしまいました。結果的に軽めどころか、それなりにハードな出来になってしまって本末転倒(汗)。反省点です。
さて、GWも終盤ですが、週末は天気予報もあまり良くないので、道具の整備などにあてることになりそうです。
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