越前の若須岳で大蝮を踏みそうに・山頂は360度の好展望。

2023年05月09日(火) [日帰り]

• GPS: 02:53
• 距離: 7.3km
• 登り: 483m
• 下り: 473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:32
• 合計: 2:54

10:21 スタート地点
11:39 12:11 若須岳
13:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

二階堂町の登山口に6台ぐらい駐車可

写真

5/9 10:22

越前市二階堂町の登山口

5/9 10:30

植林の尾根道で、大きなマムシを踏みそうになって思わず「ギャッ」（蛇は大の苦手なので写真はありません）

5/9 10:36

ニレの葉

5/9 10:40

杉は綺麗に枝払いがしてある

5/9 10:48

アカシデの木が多い

5/9 10:53

第一ベンチ、この後は第四ベンチまであったと思う

5/9 10:58

緑のトンネルの中を

5/9 10:58

5/9 11:05

行程の中ほどで若須岳の山頂を捉える

5/9 11:08

北東側が開ける。右に鬼ヶ岳、肉眼では白山も見えている。

5/9 11:10

登山道は広く3m巾の道が続く。右はシデ、左にはコナラの門構え

5/9 11:18

タニウツギの季節

5/9 11:21

擬木階段が多い

5/9 11:26

林道と200mほど重なる。山頂へあと15分とある

5/9 11:31

コナラの若葉が透過光で輝く

5/9 11:37

いよいよ山頂だろうか

5/9 11:38

左奥に文珠山、右は鬼ヶ岳、右端は日野山。残念ながら白山は霞んでいる

5/9 11:38

福井市西部の国見岳など

5/9 11:38

日野山(左)、ホノケ山(右)

5/9 11:39

山頂はほぼ360度の展望

5/9 11:39

二等三角点 564.1m

5/9 11:39

日本海が近い

5/9 11:39

敦賀湾、敦賀半島

5/9 11:42

白山がボンヤリと(画像処理)

5/9 11:55

花はニガナぐらい

5/9 12:10

鬼ヶ岳、その奥に部子山、右に日野山をズーム

5/9 12:10

やり過ぎな感がある切り開き

5/9 12:11

日本海に白波を立てて船が走っている

5/9 12:13

さて林道経由で下山します

5/9 12:15

ウリハダカエデ

5/9 12:22

タニウツギ

5/9 12:24

雌しべと雄しべ

5/9 12:24

藤の花は終盤

5/9 12:28

ホオノキが多く見られる

5/9 12:28

林道で巻いて登山道に戻る

5/9 13:10

下山時に見つけた上北谷

5/9 13:10

5/9 13:14

下山完

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

感想

ナオジロー

鯖江の用事を済ませてから越前市と越前町の境に位置する若須岳に登ることにする。この辺りは福井平野と越前海岸に挟まれた山岳地帯で標高5〜600mの山が連なっている。その山々の谷間の広い平地には中規模以上の集落が多数点在している。

若須岳は、越前市の二階堂町に登山口と駐車場が併設されている。登山道は基本的に尾根道で小さなアップダウンが数ヶ所ある。最初は植林地帯、中ほどからシデやホウ、コナラの自然林となっている。登山道はよく整備され、道幅は終始3mもあり立派な道で歩きやすい。

登り始めてからカメラの設定をしながら歩いていた。ふと足元に目をやると大きな蝮が横たわっているではないか。動かないが頭をもたげているので思わずギャッと叫んでしまう。危うく踏んづける所であった。

中ほどまで進むと一旦緩やかになって尾根の北側が開ける。前方に目指す山頂の全貌が見え、右に目をやると霞んでいるが白山も見える。終盤の急登を凌げば山頂に到着する。

山頂は広くほぼ360度の眺望が得られる。東側はホノケ山から日野山、隣の鬼ヶ岳、文珠山を望むことができる。白山は霞んでいるが別山も識別できる。西は敦賀湾と敦賀半島、そして雄大な日本海が見えている。弱い北風があるのでウインドブレーカーを羽織る。誰も登って来ないのでゆっくりとランチタイムを楽しむ。日本海には魚船が白波を立てて外海に向かっている様が見える。

さて非日常を堪能して元来た道を下山する。蝮に遭遇した場所を恐る恐る通過して無事下山できた。蛇の類いは大嫌いなのである。どうか皆さん蛇の写真を載せないでください。