【にゅう・白駒池】蒼天と静寂の北八ハイク
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 10:43
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 916m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:33
天候 | 八ヶ岳ブルー |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■渋の湯→黒百合ヒュッテ トレース明瞭、歩きやすいです ■黒百合ヒュッテ→にゅう 中山分岐からはトレースがありません。ツボ足だと膝上から腰まで。スノーシューがあった方がいいでしょう ■にゅう→白駒池 トレースなし。坂を下りるまではまだいいですが、下りてからは道標もあまりないのでルーファイしながら進みましょう。白駒湿原からはトレースがあります ■白駒池 乗れます。スノーモービルで圧雪されていない所は結構沈むので大変です。 ■国道299号メルヘン街道 白駒池出口から最高地点まではトレース多し。そこから先は薄いです。 ツボ足だと国道なのに膝上まで抜けます。丸山方面は確認しておりません。 ■白駒池分岐から高見石 トレース明瞭です ■高見石から渋の湯 トレースは明瞭です。途中の賽の河原が広く、ガスっているときには 注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 縄文の湯。 湯みち街道を下り、新井上の信号を左折、次の信号を右折し50mくらいにあります。 @400。湯は大したことないですがサウナ後の冷水が冷たくておすすめ |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | やはりピッケルとアイゼンは不要だった。 |
感想
今回は先週撤退した、にゅうへ行く事と決定しました。
ついでに白駒池で池上ハイク出来ればなーという事で、ラッセル上等でスノーシューを持って出発!
案の定、30分ほど寝坊して、6:30頃渋御殿湯へ。気温は…車の時点で-17度!
平日なので、車は自分が最初です。前回にも勝る勢いで『お借りさせて頂く』雰囲気で臨む。おばちゃんに『気を付けていってらっしゃい』なんて言われちゃいました。
もしかしたら惚れられているのかもしれませんね。
数日前に雪が降ったので、トレースはあるものの、若干滑る感じ。まつ毛が凍ってきてパリパリします。おっさんなので全然かわいくなく、キモい。
唐沢鉱泉の分岐までくればあとは緩い坂でサクッと黒百合ヒュッテへ。
前回と違って外に人はおらず、テントは2張。気温も低く風も少しあるのですが、超晴天なので日光が助けてくれました。しかし平日は静かです。先週は日曜日だったので落差が激しい。ここでサングラスを装着し、パワーアップ!(してねえよ)ニュウへ目指します。
中山分岐まで来ると…トレースがあるようです。誰か入ったようですね。
これなら苦労せずににゅうまで行けそうだけど…前回のリベンジにはならないなぁと、少し残念ながらスノーシューに履き替えます。
さくさくとトレースに従って進んでいくと…あれ?トレースが無くなっている。
どうも途中で引き返した模様です。
…デュフフ…仕方ないなぁデュフフ…という事でリベンジ開始。自分の道を作りながらサクサクと進んで行きます。前回撤退した場所も問題なく通過。少し下に降り過ぎてしまったが、すぐに修正。1時間弱で、無事にゅうへ登頂しました。
あまり人が入った感じがないようです。そりゃそうだ、わざわざ来る理由もないし…
それでも先週の雪辱を果たせたのと晴天では初のにゅうで大満足。
まだまだ余力があるので、休憩も少しに、このまま白駒池へ下ります。
と、ここでアクシデント!白駒池へ下り始めの森林、突然スノーシューごと踏み抜いてしまい『バリッ!』という不自然な音がしました。
何事だろうかと確認すると…
右のスノーシューが真っ二つになってるじゃありませんか!
何という事だ!これは…にゅうへ行くという使命を終え、天寿を全うしたという事か…今までお疲れ様でした、ありがとう fin
というか山行2回目なんですけど!ドッペルしょぼ!踏み抜きを確認しても引っ掛かってちぎれるような物体はなかったし。
そもそもここはまだ、にゅうから下り始めたばかり。どうすれば!進むも地獄、戻るも地獄。
3秒ほど熟考し、このまま白駒池まで行く事に決定。
幸い左足は問題ないし、右も申し訳程度に残骸が残っているのでこのまま進んでみる。
…が、やはり右足で膝上まで踏み抜いてしまう。踏み抜いた足を抜くために左足に力を加えると、今度はスノーシューを履いた左も沈んでしまう。むむむむ。
なのでここは右足を置く時間を極力減らし、基本は左が体重を掛けている状態。
略して【足を捻挫した人みたいなステップ】を駆使し、道にも迷いながら何とか白駒池まで下りてくることが出来ました。2時間半ほど掛かりました。しんどかった…。
しかし、その苦労に見合うだけの美しい景色!白駒池は先日の降雪でトレースが無くなっており足跡が無い状態。独占です。白と青のコントラストが美しく、しばし呆然としながら景色を堪能しました。
十分楽しんだ後は、冬季封鎖の国道へ出ます。標識やミラー、バス停等全てが埋まっています。不思議な感じです。置いてある定規の高さを確認すると、110cmということでした。麦草ヒュッテまで歩きましたが、トレースから外れると、国道なのに膝まで踏み抜くという(笑)
麦草ヒュッテ内には特に入らず、このまま引き返し、風が少なく日差しがある所を探して、国道の真ん中でご飯!ヒャッハーこの背徳感がたまらねーっぜっ!
穴が開いているらしく、汁がポトポト落ちてきますが、そんなのは気にせず、
うどんを食べて元気いっぱい!
高見石を経由し、渋の湯まで戻りました。
レコだけ見ると何のことはないショボイ北八ハイクなんですが、実際は色々と内容が詰まった素晴らしいものでした。
ただ次はピークハントしたいものです。
あとドッペルに連絡せねばなりません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する