記録ID: 550971
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ハイキング
塩見・赤石・聖
雨畑から布引山(笊ヶ岳敗退)
2014年11月22日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,290m
- 下り
- 2,288m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急ということを除けば、特に危険という感じではありません。 テープがかなり多いので道迷いはしなさそうですが、道が不明瞭だったり、テープがしばらく無い区間があったりします。 地形図を見ると、下りでは尾根の分岐が数箇所あるようですが、大事なところにはテープが付いていたように思います。 急斜面と落ち葉と薄い雪とのコンボで、下山時はかなり滑りやすかったです。 |
その他周辺情報 | 温泉:VILA雨畑 550円 いいとこでしたが、カラン・シャワーの水圧が不安定で、しばらくお湯が出なくなりました。客はみんな、浴槽のそばで桶でお湯をすくって体を流してたので、江戸時代みたいで面白かったです。 |
写真
感想
標準コースタイム16時間、黒戸尾根よりきついという笊ヶ岳ピストン。コースタイムの7割で歩ければ往復11時間で日帰り可能と考えてたけど、4時出発の予定が、車の中で熟睡。隣に駐車してくれたお二人の物音のおかげで目が覚めて、慌てて準備して出発するも6時前。最初から負けムードでした。
広河原を過ぎてからは、富士山がキレイに見えるポイントが一回あるのみで、あとはひたすら樹林帯の中の急登というドSルート。たしかに黒戸尾根よりきつかった。どれだけ登っても、ランカン尾根に対する自分の位置の高さが変わってないように見えて不安が募りますが、心が折れる前に布引崩れに辿り着けました。
布引山に着いた時点で11時半、半ば諦めつつも一応笊ヶ岳へ向かう。布引山から30分ほど歩いたところで、木の隙間から見えた笊ヶ岳の登り返しを見て、完全に諦めました。そのショックでカメラも落としました。それに気付いたのは布引山に戻ってから。なので荷物をデポして引き返しポイントまで走って取りに行く。やったことないけど、これがトレランか。
布引崩れで昼食をとって下山開始。滑りやすくて何度か転びました。笊ヶ岳に行けなかったことと疲れでやさぐれながらの下山中、山の神あたりで木の枝に引っかかってるデジカメを発見。私を起こしてくれた二人のものだろう。ついさっき自分もカメラを落としたのでこれはほっとけない。使命感で気力が復活し、さくさく下山できました。広河原手前で下山中のお二人に追いつき、無事に渡せました。
今日は、いろいろとダメだったけど、いろいろと良かったです。
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コメント
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mizuhooさん、お疲れ様でした
実は自分もこの日に笊へ行こうか悩んでました
でもそろそろ雪が付いているんじゃないかと・・・
どうやら正解だったようですね〜。でもって今回は雲取山にしちゃいました。
もう今年は無理なので、また来年トライしたいと思います。
ホントお疲れ様でした
コメント有り難うございます。
山頂近くは3〜5cmくらいの雪が付いてました。今のところまだ雪山装備はいらないと思いますが、雪がずるずる滑るのを注意しながら歩くと余分に時間がかかってしまいます。
私も来年の日が長い時に笊に再トライしたいと思います。笊登頂目指してお互いがんばりましょう。
ホント疲れました。。
mizuhooさん初めまして。
この時期でのアタックお疲れさまでした。
夏とは違う澄んだ空気感での展望も最高ですね!!
きっと6月、7月頃であれば11:30には布引山へ到達しているのですから、
笊ヶ岳まで行って休んでも余裕で下りて来れますね。
引き返されたポイントもほぼ同じなのかな?
確かに脚に来るお山ですが、mizuhooさんはまだまだお若いので、
来年の再アタックに関しては体力的にも特に問題ないと思います 。
私も来年、再チャレンジの予定ではおりますが、
この山域のチャレンジだけは、他の方のペースに惑わされずに
自身のペースを保ち、タンタンと消化 して行きたいと思います。
出来ればの話ですが(笑)
はじめまして。コメント有り難うございます。
kazuroさんのレコは、他の人にない面白さがあって、時々覗かせて頂いていました。
笊を敗退した後に他の人の日帰りのレコを見返している時に、kazuroさんがほぼ同じところで引き返してるのを見て、やはり引き返すとしたらあの辺ですよね〜、と納得していました。
山梨県のサイトを見ると、笊ヶ岳は「上級者向け」の更に上の「スペシャリスト向け」に分類されてて、日が短い時期に、寝坊して日帰りを挑む山ではなかったようです。暗闇の渡渉は避けたいですし。
一応、来年にトライする予定ですが、夏にあの急登を登りたいと思うかどうかがどうも微妙です。
mizuhooさんカメラを拾ってくださりありがとうございました!
あの時はもう疲労が極限状態で、引き返して探し出すなんて絶対無理無理!と諦めていました。おまけに凄い急坂で何処まで転がって行ったものかと。
本当にmizuhooさんが神様に見えました。
それにしても恐るべしドSルートでしたね。
お互いに無事戻ってこられて何よりでした。
あのキツイ登りを経験してもリベンジしたいと思えるなんて凄いです!
おつかれさまです。
ストイックな山でしたけど、紅葉あり、渡渉あり、苔あり、雪ありで結構楽しかったです。
カメラはゆらゆら揺れてたのをちょっと拾っただけなので神様ってことはないですが、あの時は使命感に燃えていました。急斜面だったので、燃えてるだけで、スピードは出てませんでしたけど。
予定が未定のリベンジよりも、翌日に別の山に登ってるmiyumiyuuさんの方が凄いでしょう。
私は、翌日は寝たきりでした。
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