六甲山系・チョンチョン滝から 帝釈山 廃鉱跡〜尾根廃道

2014年11月22日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 7.7km
• 登り: 614m
• 下り: 602m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:55
• 休憩: 3:13
• 合計: 6:08

10:51 スタート地点
11:28 12:26 帝釈大滝
13:22 15:37 帝釈山
16:59 ゴール地点

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

衝原湖・箱木千年家、衝原バスターミナル手前より県道からコンクリ林道斜面を上がり鍵付きチェーンゲート手前にバイク駐車。

コース状況／危険箇所等

梵天滝から昔の銅採掘廃鉱を巡り誰も通らなくなった尾根廃道を周回して出発地に帰還。

梵天滝は水量少なく20m程度の3段滝になっており、真横にはバットレス状のしっかりした壁があるのでアルパインやる人には面白い場所かも？残置ボルトはなし。菊水スラブよりはグレード高いかも。

最後の廃鉱から帝釈山へは沢沿いに詰めれば尾根廃道か縦走路に合流すると思うけど低木雑木林斜面なので薄ヤブ狙いで尾根直登。

尾根廃道は丹生山に向かう縦走路途中「水源涵養保安林」看板のある鞍部から南に忠実に尾根を辿れば林道に合流。落ち葉でフカフカの自然疎林の明るい尾根。途中の露岩からの眺めは展望のない丹上帝釈連山の中でも秀逸。シダで足元の見えない箇所があるが濃いヤブはなし。踏跡程度はあり。

何百年経った今でも銅鉱山ズリには植物が生えていない。ヒ素の影響か？よって下流の沢水は絶対に飲んではいけない！

写真

梵天滝下流から銅鉱山ズリを見下ろす。何百年経ってもズリに植物が生えない。銅あるところヒ素あり？

昔このあたりで銅の採掘してた廃坑跡

梵天滝。チョンチョン滝。三段で25mくらい。

最上段は直登困難。右岸を高巻きしたけどアルパインの人は登っちゃうかも。丹生帝釈山系でレアな滝。下からは簡単に登れそうに見えたんだけど

帝釈バットレス？滝と一体の壁。

大滝落ち口には見事な紅葉が

落ち口

岩はしっかりしてたんでトレーニングには良い場所やろね

帝釈山メイン登路はザレ斜面の向こうの杉林の中にあり、廃鉱道への分岐も杉林に一旦入ってから林の中を大滝に向かって付いている。

銅の採掘してた頃には飯場や宿舎があったのかも

廃坑跡

廃坑跡。中は蟻の巣のように縦横に繋がってるんか

廃坑

谷を隔てた尾根は帰りに辿る予定

藍那への低山が見える

小さな坑口

一番大きな廃坑。ここから先、帝釈山への道は荒廃している。一旦、杉林に戻ってメインルート登った方が楽。

坑口から外を見た。「あ〜今日も一杯鉱石を堀ったで」「かあちゃん一杯飲もうや」

通気口やったのかな

ヤブこぎマニアさんは尾根を直登すべし。迷うような山じゃない。

途中には炭焼き跡があるので大昔は道があったのだろ

今の季節は先の尖った枯れ枝が多いのでタイムスクープハンターのような安全メガネは必携。

猪のヌタ場やね。背中スリスリして木の幹がピッカピカ

帝釈山頂上にトウチャコ

鉢伏、横尾、高取、菊水、鍋蓋の山並み。

おらが茶屋の電波塔がよく見える

鞍部のこの看板から南に尾根を辿る

道らしい道はないけど開けてるので適当に下っていく

丹生山が見えてきた

所々に道が現れる

下り道が急になると足元がシダで覆われてくる

どこをどう歩くかは自由

露岩地帯からの展望は秀逸

地蔵岩の向こうにシブレ山が見える

杉林のコブの手前で林道に降りるようだ

瀬戸に沈む夕陽

向かい尾根の向こうに千年家、サイクルセンター、衝原湖がある。電波塔があるのがシブレ山。シビレ山は丹生山の尾根続きでここから見えない

秋も終わりやね

丹生山

六甲方面

今日も一日ごくろうさん

感想

masaike55

コメント

jyunntarou

チョンチョン滝
こんにちは(^^)/
チョンチョンの最上段は、左岸の滝横を微妙なバランスで登れます。しかし沢シューでないと難しいです。

masaike55

Re: チョンチョン滝
コメントありがとうございます

左岸にタテクラック走ってたんであそこから登ろうかと考えたんですが止めましたよ。びびりなんです。やっぱりあそこ登ってるヒトいたんですね。