笠新道で笠ヶ岳往復(ゆっくりペース)

2023年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 16:21
• 距離: 22.4km
• 登り: 2,220m
• 下り: 2,208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:24
• 休憩: 1:57
• 合計: 16:21

3:57 新穂高温泉無料駐車場
4:04 4:04 新穂高温泉バス停
4:09 4:09 新穂高温泉駅
4:13 4:16 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:31 4:31 お助け風穴
4:44 4:44 中崎橋
4:53 5:09 笠新道登山口
9:14 9:27 杓子平
11:08 11:09 笠新道分岐
12:11 12:11 抜戸岩
12:50 12:50 笠ヶ岳山荘
13:20 14:06 笠ヶ岳
14:14 14:18 笠ヶ岳山荘
14:43 14:43 抜戸岩
15:38 15:39 笠新道分岐
15:40 15:46 分岐指導標（仮称）
16:30 16:54 杓子平
19:29 19:29 笠新道登山口
19:37 19:38 中崎橋
19:49 19:49 お助け風穴
20:02 20:04 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
20:09 20:09 新穂高温泉駅
20:13 20:13 新穂高温泉バス停
20:18 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ山頂付近は午後からガスりがち。風なし。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者用駐車場。
快晴予報の土曜日、鍋平にまわされたらどうしよう…と不安でしたが4時前に着いてみると停まってるのは一台のみ🤣
自分の後、一台追加で来たのみ。あれ？GW過ぎるとこんなもんなのか…
みんな馬場島行ってんのか？？

コース状況／危険箇所等

2000mまでは一切雪なし。
2300mあたりから杓子平までいやらしい雪渓を登ったり横切ったり。アイゼン刺さるけど崩れて滑りやすい雪。

その先、笠抜分岐までの登りも急斜面を歩く場面も多いので前爪アイゼンとピッケルが安心、よほど体力に自信あれば六本爪でもいけるかも？

分岐から山頂まで、半分ほど夏道。雪に覆われたエリアは夏道に近い部分はほぼ踏み抜き。でも夏道から離れて固い部分は雪庇寄り。信じて雪庇寄りの固い部分を歩きました。

その他周辺情報

荒神の湯
高山市街、21時過ぎてやってるスーパーはなく…コンビニ飯を買って道の駅へ。

写真

4:50 笠新道入口で靴を履き替え。今回は楽チンな登山にしよう、とか思ってたのに気付くと5/5に奥穂高行った時より重くなってる気がする。

6:40 気持ちのいい朝、こんなん撮ってまうやろー！

こんなん撮ってまうやろー！

今回、一人も登山者に合わず貸切状態でした(下りで新しいかも？という踏み跡はあり)
こんな天気のいい土曜なのに…みんな5/15で解禁された早月尾根行ってんのかな？

6:50 ちょうど標高2000mを超えたあたり。雪が出てくるけどすぐまた夏道。

6:55 山を見ながら朝食、竹の皮で包んで茹でた餅米と作り置きあんこ。精進縛りも適合だし今年の登山行動食に採用。

150度左を向けば槍穂高の稜線だと気付いたのは食後。

9:00 雪に手こずり杓子平手前、雪庇っぽくなってるのを越えねばならないらしい…右側をまいてくか。ここで前爪アイゼン+ピッケルに。

9:25 登って杓子平手前。夏道通りいくと雪の壁になっとる。

晴れの日の杓子平からの景色は最高やね

11:05 分岐あたりから。
稜線への合流はちょっと怖いけどこのまま稜線入って行きます

11:55 完全に雪で覆われた雪の丘を登る。夏道見当たらないんだもの…

12:05 抜戸岩。登りは左側の雪庇を、帰りは夏道通り岩の間を通りましたが、どちらも雪が崩れれば滑落しそうなのでドキドキ

13:20 山頂。一升2本と四合2本、カップ酒一本持ってきたけどこの祠って播隆上人が持ってきた仏像が安置されてるから神社お宮というより寺社仏閣に近い、ということはお菓子お供えはOKでもお酒は喜ばれないのかも。

カップ酒は燗酒で。地震被災の大きかった珠州蛸島の櫻田さんのお酒。

おつまみにお供物の青リンゴ、餡だんご、行動食を補給。

だんごを食べながら…ガス！

食べ終わるとガスも少し晴れた。この山頂碑さえよく見えないほどのガスでした。

あちらも…山頂はガスに覆われてる。

14:00 下山開始です！

14:15 山荘前は雪少なめ。オープンは七月？なら完全に溶けてそう。

15:30 笠新道分岐までもうひと登り！最後の登り！

16:05 カエルみたいな鳴き声聞こえる、と思ったら雷鳥。
動画撮ると鳴き止む、動画止めると鳴き始める。

18:20 夕方って山では天気が良くないイメージ。泊まりでもなく夕方の綺麗なアルプスが観れるのは長時間登山慣れして良かったことかも。

真っ暗な林道歩きはテンション最低になりますが。

感想

野良歩荷

この時期の笠新道記録があまりないけど、笠ヶ岳は2回登ってるし俺ならいけるかなー？と16時頃には下山する軽い気持ちで挑戦しましたが、もう残雪期には来たくないかなー、とくに標高2300m帯の杓子平手前、下山で何回転んで滑って恐怖を味わったか。

夜、車中泊でコップを出そうとしたらチロリとセットの袋が見当たらない…ひょっこり出てきたらいいけど、まさかあんな小さいわけでもないもの、どこかに置き忘れてきた…？家帰って荷物整理して見当たらなければ探しにもう一回登るか…雪が溶けた頃に。