道志周回:御正体山〜山伏峠〜菰釣山
- GPS
- 10:56
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,667m
- 下り
- 1,656m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:56
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはよく整備され迷うような箇所や危険箇所はない。 |
その他周辺情報 | 道志の湯。時間が遅くなると混んでくる。道志の水源の山を横浜市が所有しているため、横浜市民は割引料金(390円) |
写真
感想
道志側流域の山でまだ歩いていない御正体山〜山伏峠〜菰釣山を頑張って一気に歩いてみることにした。このコースは道志トレイルランコースの一部でしかないが、私にとっては覚悟が必要なロングコースだ。
秋は日が短いためコース選定も日出/日没の時間との戦いで、迷った末、道の駅どうしに車を置き、暗いうちに白井平の登山口までロードし、明るくなってから山道に入る計画とした。菰釣山からは、ブナ沢、城ヶ尾峠、大界木山肩(浦安峠)のいずれかのルートを時間と疲労度に応じて選択することにした。
菰釣山〜城ヶ尾峠〜大界木山肩〜浦安峠は2年前に歩いているが、ヤマレコの記録にはないため、赤線を繋ぐために大界木山肩まで行きたかったが、時間切れのため最短のブナ沢を下ることになった。
白井平(御正橋)までのロードは満点の星空の下でオリオンを見上げながら気持ちよく歩けた。やっぱり都会の星空とは違う。
白井平からは真っ暗な林道をヘッドランプをつけて進むが、突如犬数匹に吠えられた。犬から見れば怪しいのが通ったのだから吠えて当然なのだが、飛び掛って来ないかと本当に怖かった。早朝から廻りに迷惑をかけてしまって申し訳なかったが。
林道を少し進んでひときわ暗くなっている場所の手前で、ついに怖くなって進めなくなった。熊出没注意の看板を見たこともあって、本当に怖くなってしまい、どうしても進むことができずに30分くらいのロスになるが、明るくなるまで待つことにした。
林道終点からは明るい日差しのなか沢沿いの気持ちよい道となる。ずっと水の流れがある気持ちのよい沢だ。沢から離れて尾根に出ると一直線の急登となり、稜線にでてからも急登が続き、ようやく御正体山の山頂に着く。今年4月の雪に覆われた山頂とは雰囲気が違う。
ここから山伏峠までの稜線は木々の間からドデカイ富士がずっと見え隠れする気持ちのよい尾根道だが、結局、展望が開けるのは送電線鉄塔の人工的な切り開きの箇所だけだった。
山伏峠への下りはトラロープが着いている滑りやすい急坂が続く。山伏峠から菰釣山への稜線は上り下りが少ない痩せ尾根上の気持ちのよいプロムナードだ。この稜線は東海自然歩道だからか、御正体側の稜線と比較して道標などの整備は行き届いている。
この稜線も展望がないが、木々の間から垣間見る御正体の大きな山容が立派で、あそこから歩いてきたと思うと感慨深い。
2年ぶりの菰釣山頂からの大きな富士を楽しみにしていたが、時間が遅かったため雲がかかってしまった。それでも菰釣からの富士は素晴らし絶景だ。
ブナ沢乗越から一気に下って林道にでる。終わりかけのの紅葉を眺めながら延々と林道を歩き、道の駅道志について長い一日が終わった。
道の駅道志は駐車待ちの列が続いていて、いつも混んでいるように思える。道志の湯も遅くなると混みそうなので、すぐに車を出し、無事のんびり湯につかることができた。横浜市民割引があるのでありがたい。
白井平〜御正体山〜山伏峠までは誰にも合わず、山伏峠〜菰釣山では数パーティにあったが、晴天の暖かい日差しのなか本当に静かで気持ちよい山行を楽しめた。
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