天狗岳（唐沢鉱泉からテント泊で周回）

2014年11月23日(日) ~ 2014年11月24日(月)

• GPS: 07:57
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,295m
• 下り: 1,256m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:39

7:06 唐沢鉱泉
8:00 8:01 唐沢鉱泉分岐
9:06 9:06 第一展望台
9:26 9:26 第二展望台
10:11 10:31 天狗岳
10:53 10:55 東天狗岳
11:35 11:35 天狗の奥庭
11:45 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 2:52
• 休憩: 1:17
• 合計: 4:09

5:12 黒百合ヒュッテ
5:17 5:17 中山峠
6:14 6:39 東天狗岳
7:12 7:13 中山峠
7:15 8:05 黒百合ヒュッテ
8:34 8:35 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
9:21 ゴール地点

天候

＜1日目＞
・晴れ
・無風
・気温は行動中最低が-1.8度、平均1.6度。
＜2日目＞
・晴れ
・10m前後の西風
・気温は、明け方のテント内-2度。行動中最低は−5度、平均-1.7度。

※風は体感。気温はSuunto Ambitの計測値

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・唐沢鉱泉の無料駐車場に駐車。
・23日2時頃到着で空きは5，6台。下山時（24日11時前）も同じくらい。

コース状況／危険箇所等

・ルートは明瞭で、迷うところは基本的はなし。ただし、中山峠から東天狗岳からの岩稜帯は、一部ペンキマークが不明瞭なところがあります。

・ルートの8割方で雪が着いていましたが、アイゼンとピッケルは全く使わず。ところどころ凍結箇所はありますが、ほとんどのところでアイゼンは邪魔だと思います。

・渋御殿湯〜黒百合ヒュッテの間が、雪が多いです。

その他周辺情報

黒百合ヒュッテのテント場
・１泊１人1000円
・水はタダ。冬季のためか、20Lポリタンクから蛇口で出す感じ。
・トイレは水洗（バイオトイレ）
・テントの下に敷くベニヤ板がある。
・樹林帯の中だが、意外と風が吹いていた。

写真

11/23 7:03

スタート

11/23 7:16

雪はそれほどでもない。

11/23 9:01

第一展望台

11/23 9:26

第二展望台

11/23 9:55

西天狗への岩稜帯を前に、来た道を振り返る。

11/23 10:10

西天狗

11/23 10:14

氷は解けず。

11/23 10:15

東天狗を望む

11/23 10:52

東天狗

11/23 11:06

すりばち池分岐

11/23 11:16

すりばち池経由のルートは岩が多く歩きづらい・・・。

11/23 11:22

天狗の奥庭（どのへんが？）

11/23 12:11

黒百合ヒュッテ。テン場ばビミョーな雪の付き加減・・・。

11/24 6:28

東天狗岳からのご来光

11/24 6:30

西天狗も赤く染まる

11/24 6:36

蓼科山方面

11/24 6:39

赤岳方面

11/24 7:15

黒百合ヒュッテへ戻る。

11/24 8:37

黒百合ヒュッテから下は日陰で雪が多い。

11/24 9:26

下山

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

備考

○シューズ
　スカルパ　ミラージュ

○レイヤリング
＜1日目＞
　ファイントラック　フラッドラッシュスキンメッシュ
　アイベックス　ウーリーズ　ジップT
　パタゴニア　Los Gatos Vest　or パタゴニア　ナノエア　フーディ
　c3fit　エレメントロングタイツ
　ノースフェイス　ガゼルチノパンツ

＜2日目＞
　ファイントラック　フラッドラッシュスキンメッシュ
　アイベックス　ウーリーズ　ジップT
　パタゴニア　Los Gatos Vest（稜線上）
　パタゴニア　ナノエア　フーディ
　c3fit　エレメントロングタイツ
　ノースフェイス　ガゼルチノパンツ
　ファイントラック　エバーブレスフォトン　パンツ（稜線上）

感想

すけ

本当は燕山荘テント泊で燕岳に登ろうと思っていたのですが、22日夜に長野に向かっている途中で長野北部の大地震が起こり、上信越道の坂城から先が通行止め、さらに中房温泉への林道も通行止めとなってしまいました。
通行止め解除を待つのも落ち着かないし、燕岳近辺の正確な震度も分からない中で、落石や登山道の崩落のリスク、さらに余震のリスクも高まっていると思ったので、早々にプランを破棄しました。

そして、小屋が開いていて、テント泊ができて、地図がなくても登れる山に思いを巡らせた結果、黒百合ヒュッテ泊まりの天狗岳しか思いつかなかったので、周回ルートで登ることにしました。

天狗岳は、前シーズンの積雪期に唐沢鉱泉からの東天狗ピストンをやっているので、今回は西天狗経由の周回ルートで、黒百合ヒュッテに幕営することにしました。
日帰りでも余裕のルートですが、低温下でのテント泊の経験値を上げたかったので、あえて一泊としました。

雪はそれほど着いてなくて、また、テント場もほぼ地面が露出していたので、雪上のテント設営の経験はできませんでした。
でもまあ、本格的な冬の到来前に氷点下の世界を体験できてよかったです。
燕岳の美しい姿を拝めなかったのは残念ですが・・・。