白沢五山+2
- GPS
- 06:12
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 724m
- 下り
- 810m
コースタイム
天候 | 快晴ほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
国道48号上愛子小学校の少し先を左折し、国道457号を秋保方面に進んだ峠上にある仙台市水道局白沢配水所施設前まで、知人の車に便乗させてもらった 帰りは、仙台市営バス840系倉内バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
里山らしく、しっかりして紛らわしい枝道が多数、交叉しているので、若干慎重判断が必要か 岩垂山から小塚山の間の笹藪がうるさいが、少しの間なので、問題無し |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
国道48号線を仙台から山形へ向かうとき、車窓左側の蕃山の風景が過ぎたあと少しして、ぽこぽこと同じような里山の連なりが見えてくる。
これが東から大森山・小塚山・岩垂山・前山・函倉山で、白沢五山と称されている。
今年の春先に、カタクリを訪ねようと、西から東まで縦走してみたが、それはどちらかと云うとマイナーなコース取りで、通常は長峯縦走路をベースに各山頂をピストンするコースがメインとなっている。
好みの問題だが、自分はピストンのとげとげのコース図よりは周回のゆったりしたコース図が好ましいほうなので、できるだけ周回路をさぐる傾向にある。
その観点からすると、白沢五山は扱いにくい部類で、いく通りかの周回設定も、日の短くなったこの時期にはチト厳しい。
…で、仕方なく(?)ピストン中心で行くことにした。
ちょうど、知人が秋保体育館に所用があるというので、途中まで便乗させてもらって、457号線の白沢配水所前で降ろしてもらった。
ここは、戸神山への登山口だが、今日は少し仙台よりに国道を戻ったところにある白沢登山口から登りはじめた。
この場合、白沢五山にかかる手前に二の輪山・ゴロ山があるので、行きがけの駄賃とばかりに立ち寄って行くことにした。
二の輪峠から二の輪山に向かう。
葉が落ちて明るい尾根道の縦間から戸神山、さらに大東岳の冠雪がのぞく。
二の輪山山頂で第一座クリア。
山頂から少し降った場所に分岐があるが、ここを行けば、秋保の鈴ヶ沢から五郎峠へ続く林道に降りられるので、ゴロ山を迂回することもできるが、今日は二の輪峠に引き返して、ゴロ山へ。
このあたり、やたらに交叉する枝道が多く、しかもどれもしっかりした道で本道と区別がつきにくいからまごつく。
地図とコンパスで慎重に道を選ぶか、時間的余裕があれば、道迷いを愉しむか…
落葉期のこのあたりは見通しもよく、尾根にあがれば、マークすべき峰々も視認でき、自分のわずかな経験では途中で消失してしまうような枝道も無さそうだが、それでも決しておススメしているわけではない。(念のため)
ゴロ山は、その名にふさわしく、登るにつれて大小の岩がゴロゴロしてきて、山頂手前の登山道には、ちょっと箱庭的風情があり、愉しめる♪
ゴロ山山頂で第二座クリア。
この山群中、随一かも知れない眺望で、特に自分には泉が岳から後白髭山へ伸びるスカイラインが堪らなく美しい!
五郎峠方面へトントンと降ると、函倉・前山方面につながる林道に出る。
下方の谷には散り残った紅葉が見られたが、林道は枯れ葉で埋まっていた。
しばらく歩くと、三方分れの分岐点に出る。
右に行けば前山、左に行けば函倉山。
先ずは、函倉山へピストン。
道はここからいったん、280メートルくらいまで降ったのち、再び登りにかかる。
樹間からのぞく戸神山がかなり近くに見える。
この途中、十数人の熟年男女パーティとすれ違った。
函倉山を北側から登って来られたのか、皆さん、お元気!
山裾から少しあがったところで、山頂に続く登山道へ。
函倉山はほぼ四角垂のピラミッド型で、その南西側稜線を登る形になるが、北側からの登山道はぐるりと半周して、ここに合流する。
落ち葉が厚く積もっているが、よく踏まれているところから、来訪者の多さが推察できる。
谷の下の方では、紅葉の最後の煌めきが美しい♪
函倉山山頂で第三座クリア。
春先の縦走では上愛子小学校側からほぼ直登してみたが、電力鉄塔から頂上の間の藪がきつかったことが思い返された。
頂上に建っている上愛子小学校の「おやじの会」の記念碑や綺麗に整備された登山道、腰より少し低い位置に丁寧に張られたトラロープなどを思い合わせると、おやじさん達の愛情のおこぼれを頂戴しているのかな。
三方分れ分岐点まで戻って、前山方面へ。
この山は、東南側から登るのが云わば表口で、こちら側は裏口にあたり、急峻な表口に対して、登山道の様相も一転、なだらかだ。
途中、本日2組めのハイカー(自分と同年輩の単独おじさん)とすれ違った。
後述するが、3連休の最終日、絶好のハイキング日和にもかかわらず、すれ違ったのは、この二組だけと云う静かな里山歩きだった。
前山の頂上は、知らずに通り過ぎてしまうほど、地味で特徴が薄い。
前山山頂で第四座クリア。
ここで昼食の予定だったが、時間が早いので、先へ進む。
途中、意外に眺望が利くところがあって、戸神山や大東岳の冠雪が眺められたが、南の方に大倉山らしきシルエットも?
三方分れまで戻り、さらに長峯縦走路を五郎峠まで進む。
ここで、右方から二の輪山で触れた秋保鈴ヶ沢方面からの林道が合流し、岩垂山に向かう。
縦走路にも落ち葉が厚く積もっているが、何となくルートはわかる。
秋保方面の見晴らしが利いて、先ほどのシルエットが、やはり大倉山だったことがわかった。
岩垂山登山口の手前で、迂回してショートカットする分岐があるが、ここは山頂方向へ。
山頂手前で、赤生木集落から登ってくる登山道と合流。
春先に前山を表口に下山して、岩垂山に登り返したときに使ったルートだ。
岩垂山山頂で第五座クリア。
オニギリとバナナで昼食。
ササニシキ・松島海苔・南高梅の豪華大型!
下山は少し引き返したところから、テープの案内に従って、急降下。
いわだら平と案内板にある。
このあたり一帯の南面斜面は、春先にカタクリロードになる。
更に小塚山方面に進むと、笹薮のうるさい場所を通過する。
立ち木に張り紙がしてあって曰く「ここは牛尾根頭です」。
読みは、ベコおねかしらで、ベコ尾根を通って、秋保境野大堰へ降る分岐点だ。
そちらも笹薮に埋もれているが、少しの間辛抱すれば、突っ切れる。
縦走路も少し藪漕ぎすれば、見晴らしよくなって、大倉山やゴロ山方面が望めるようになる。
小塚山の登山口は、ゴルフボールを利用したロープが目印だ。
小塚山山頂で第六座クリア。
ここも春先には、カタクリの群生が見られるが、今は正面の大森山を目指し、すぐに下山。
下山口にも、ゴルフボールのロープが…設置者のしゃれっ気にニヤリ。
馬ノ神峠に降りてきた。
予定より時間が早かったので、縦走路を終わりまで歩いてから大森山に向かうことにした。
大森山の裾をグルリと回るあんばいで、板颪追分へ。
秋保境野からの登山道が合流して、板颪峠へ。
途中、右下の沢の向こう側はるかに、グレート仙台カントリー倶楽部のグリーンがのぞき、時折、カコーンと打球音が登ってくる。
板颪峠は鞍部で風当たりの関係か、思いがけず紅葉が頑張っていた。
ここから先、ゴルフコースとゼオライトの採石場の間を通って、ゴルフ場の取り付け道路に抜けるルートがあるが、今日は大森山へ登る。
大森山山頂で第七座クリア。
馬ノ神峠に降る途中で、函倉山アプローチですれ違ったパーティと再びすれ違い。
さすがに今回は、いく分お疲れのご様子で、ご挨拶。
このあたりで、縦走パーティに出会うのも珍しいことだが、おなじ人達に2度も!
3連休の最終日の企画だったのだろうか、この時間に大森山を目指すと云うことは、例のゴルフ場沿いのルートに出る予定かな?などと余計な心配をしてしまった。
こちらは、馬ノ神峠から沢沿いの林道を歩いて、大針口へ下山。
水の見えない沢だが、下流には砂防ダムが何段か設置されているから、土砂災害危険地域なのかも知れない。
落ち葉に埋もれた林道を気持ちよく降ると、杉林に出て、しばらくすると、ゲートがあらわれる。
白沢山群の北側には、総延長7キロ(?)のイノシシ除けフェンスが設置されていて、ここは数少ないゲートなのだ。
現在は簡単に開閉できるが、積雪期には雪が邪魔して開かなくなってしまう。
もっとも、その際には地面のレベルもあがっているわけで、短足でもフェンス跨ぎはできそうだが…
ここから畑の中の農道をしばらく歩くと、舗装路に出る。
ここで、トラックはエンドとするが、さらに舗装路を歩き、国道48号線に出て、更にしばらく歩くと、仙台市営バス840系倉内停留所がある。
ワタクシは地元なので、更にだいぶ歩いて帰宅しました。
山行きも、ダラダラレコにお付き合い下さった方も、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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大針口から一年前歩きました
踏み跡がたくさんあって道迷いしそうになった記憶があります
ゴルフボール付のロープも懐かしいです
そういえばイノシシ除けフェンス、どなたか跨ぎ損なった・・・そんな方いませんでしたっけ
賑やかなグループ・・・私の仲間です
参加していたらayashiさんにお会いできたんですね 残念
さっそくのコメント、ありがとうございました!
お仲間のパーティとは知らず、失礼が無かったか心配しとります。
イノシシ除けのフェンスを、ひと跨ぎの武勇伝ならば、我が文々姉上と承知しておりますが、かなりのあしながさんに違いないですね?
素晴らしい里山縦走、満足&充足ですね
私は未だ大森山宿題になっていますが、なかなか暇取れないで
います。
イノシシフェンス、失敗したのダレでしたっけ
私はパンツ破れそうになりながらもよっこら越えましたが
コメント頂いて、ありがとうございました!
おいそがしい日々のご様子で、煙霞痼疾、ご同情申します。
先ほど、花さんのコメントのレスをアップしたら、文々さんのコメントが先着していて、若干アセリました。
長屋の井戸端ばなしとお笑いください。
次のレコ&日記、たのしみにしとります。
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