大文字山 病院お泊まり前に室町時代の忘れ物を訪ねてみた

2023年05月24日(水) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 10.7km
• 登り: 516m
• 下り: 537m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:56

8:29 霊鑑寺
9:11 9:15 善気山
9:37 9:37 大文字火床
11:33 11:47 大文字山
11:51 11:51 大文字山四つ辻
13:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き　京都市バス　銀閣寺前
帰り　京都市バス　岡崎公園・みやこめっせ前

コース状況／危険箇所等

大文字火床下の善気山西尾根と平安時代の寺院跡（深禅院？）で少し藪漕ぎがあるが、その他は一般登山道。

写真

5/24 8:46

霊鑑寺を過ぎ、火床への登り口から適当に西側の尾根に入る。こんな所でも誰かがマーキングをしていた。

5/24 8:50

右手に植生保護のフェンスが出て来た。そのまま善気山まで逃げ切れるかと思ったが

5/24 8:59

藪が出て来て

5/24 9:01

倒木も邪魔する。

5/24 9:05

やっと抜け出て、新しいフェンスにでた。

5/24 9:10

灌木の刈り取られ、明るくなった善気山に着いた。

5/24 9:11

東山36峰の内、第14峰善気山。

5/24 9:27

そして火床へ。

5/24 9:33

雨の後で空気も澄んで景色は最近では一番見通しが良い。

5/24 10:32

火床横からひたすら東に向かう。前回訪問時には蕾だった白糸草も咲き始めていた。

5/24 10:50

林道分岐でUターン、雨社に回り込む。九輪草は殆ど種になっていたが花も残っていた。

5/24 10:50

雨社の社殿を過ぎて

5/24 10:56

裏側の池に寄ってみるが、モリアオガエルの卵は確認出来なかった。

5/24 11:01

引き返し気味に尾根を越え平安時代の寺院跡、三井寺の塔頭で深禅院と呼ばれ、応仁の乱の時に滅びたと言う遺跡に来た。かっての台風の爪痕はそのままでとても遺物を探して散策する気にはならない。

5/24 11:03

550年ほどの時を経て寺跡だった証拠の忘れ物。

5/24 11:04

もう一つの忘れ物。多分他にもあるのだろうが、あの倒木を避けて探す気にはならない。

5/24 11:14

如意越えの縦走路に出てゾロ目の標高点に少しだけ寄り道。

5/24 11:31

今日の大文字山三角点では何時もより空気が澄んで大阪のビル群もよく見えた。

5/24 11:31

京都タワーも前回訪問時よりくっきり。

5/24 12:21

雨社で卵が見られなかったので、予定を変えてもう一つの池に寄ってみた。残念、ここも駄目だと思って

5/24 12:22

奧に回り込むと、たった一つだが卵塊があった。

5/24 12:33

道なりに若王子の墓地に向かう。そこには新島襄と八重夫人のお墓。

5/24 12:34

若王子山の古い山名板を探していたら極初期にあった36峰の第16峰を表すプレートが落ちていた。

5/24 12:40

次に南禅寺山へ。この山頂も結構広い平坦地があるが何か建物でもあったのだろうか？

5/24 12:42

山頂のプレート。ここの17番のプレートは何故か健在で新しいプレート共に掛かっていた。

5/24 12:54

駒ヶ滝の行場の滝、今日は体に堪えそうな勢いで流れ落ちていた。

5/24 13:01

南禅寺の水路閣を潜り

5/24 13:12

疏水の分流沿いを通って

5/24 13:24

修学旅行生で賑わう平安神宮へ。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

yjin

また明日から二泊三日で病院にお泊まりする事になった。
前回と違うのはPCR検査が無くなって1時間の結果待ちが必要なく簡単になった。

入院前に簡単に歩ける所はどうしても近場の大文字山辺りになってしまう。そして今日は出来るだけ簡単なルートで短く歩く計画を立てた。

今年はまだ見て無いモリアオガエルの卵を見ようと雨社の裏側の池に寄ってみた。ゲロゲロと声はするものの卵らしい塊は見えなかった。このままでは心残りなので若王子神社へ流れて行く谷の源頭の池にも寄る事にした。しかしそこでも遠目には何も見えなかった。念のため池の奥まで回り込むと一つだけ卵があった。

まあ、今年はこれでモリアオガエルにも出会えた事にしておこう。
しかし今までに一度しか鮮やかな緑のカエルに出会えてない。本物には何時出会えるのだろうか？