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Yamareco

記録ID: 553175
全員に公開
フリークライミング
赤城・榛名・荒船

ホントに横から見たライオンだ!!〜獅子岩南東壁(子持山)〜群馬県

2014年11月24日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.3km
登り
418m
下り
420m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
1:30
合計
9:05
6:55
305
スタート地点
12:00
13:30
120
しし岩(大黒岩)
15:30
30
屏風岩
16:00
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
関越自動車道赤城インターから国道17号線の子持交差点を目指して進む。
子持交差点を右折、子持総合運動公園を過ぎ、大鳥居をくぐる。
手前の子持神社ではなく、さらにその先の奥ノ院まで進む。
奥ノ院駐車場に駐車し、40から50分程、沢沿いの登山道を歩き、獅子岩の取り付きに着いたら、クライミング開始。
コース状況/
危険箇所等
子持神社奥ノ院駐車場から屏風岩の前を通過し、40から50分ほど沢沿いの登山道を歩くと、向かって左側に獅子岩が見える。
今回登頂したのは、獅子岩の南東壁
全7ピッチのマルチピッチ
レベルは5.7から5.8だが、掴みが少なく、印象としては、明らかにそれ以上に思われる。
岩は安山岩で、コンクリートに似た表面
岩質は堅く、頑丈で落石も殆どないが、割れは少なく手掛かりは少ない。
ただし、プロテクションはしっかりしていました。
新しいハンガーばかりなので安心です。
整備されている地元の方のご尽力に感謝。
1P、2Pはまだ傾斜が緩い。
3P上部レイバック気味に。傾斜も次第にきつくなる。
4Pは最も難易度が高い上、クイックドロー10本以上使用するロングピッチ。
4Pは傾斜が最大80度はあると思われる核心部。このルートの最大の山場。終了間際に、トラバースがあり、慎重に。
5、6Pはスラブ。
7Pは獅子岩山頂の数mの岩、裏から梯子で上がれる。
所要時間、概ね3時間くらいのルート。
下りは登山道経由で、20分ほどで取り付きに戻れる。

帰りは、獅子岩の取り付きから痩せ尾根を通り、屏風岩の山頂を経由し、駐車場に戻るのがお薦め。
途中の小高いピークで後ろを振り向くと、正に巨大な獅子の形をした獅子岩の全貌が望め、その姿に圧倒される。
山と高原の地図には、灰色の点線で描かれているためバリエーションルートの扱いになっている様だ。
痩せ尾根で険しいので、通行には注意。
さらに進むと、最後は屏風岩の山頂を踏める。
屏風岩の山頂手前に、下に降りれる巻き道がある。
そこを下れば、すぐに元来た沢沿いの道に合流できる。
屏風岩からは、数分で駐車場に戻れる。

奥ノ院駐車場に到着
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奥ノ院駐車場に到着
アプローチ開始!
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アプローチ開始!
右手にある神社にお参り!!
右手にある神社にお参り!!
すぐに登山口
登山口にある看板
下りに使った登山道は、記載されていません
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登山口にある看板
下りに使った登山道は、記載されていません
屏風岩までの木道
濡れると滑りそうです
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屏風岩までの木道
濡れると滑りそうです
3分ほどで屏風岩に着きました
3分ほどで屏風岩に着きました
迫りくる岩壁
圧巻です!!
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迫りくる岩壁
圧巻です!!
屏風岩の取りつきを偵察
とても登れそうにありません
諦めて獅子岩へ
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屏風岩の取りつきを偵察
とても登れそうにありません
諦めて獅子岩へ
松の林間の沢ルートです
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松の林間の沢ルートです
最初の分岐
左が屏風岩
右に進みます
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最初の分岐
左が屏風岩
右に進みます
徐々に高度を上げていき
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徐々に高度を上げていき
手作り看板が至る所に
手作り看板が至る所に
赤い目をした熊
注意!
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赤い目をした熊
注意!
獅子岩が見えた!!
あんなところに登るの?!
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獅子岩が見えた!!
あんなところに登るの?!
二つ目の分岐
右です
二つ目の分岐
右です
この分岐を左
「この先危険」が目印
この分岐を左
「この先危険」が目印
獅子岩までは直進するのが一般ルート
我々は右に
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獅子岩までは直進するのが一般ルート
我々は右に
ココを左
ショートカットして進みます
ショートカットして進みます
取りつきが見えてきました
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取りつきが見えてきました
ここまで来ればもうすぐ
ここまで来ればもうすぐ
到着!
先行パーティーが登ってます
2014年11月24日 08:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 8:37
到着!
先行パーティーが登ってます
装備を整え
点検をし
いよいよクライムオン!
2014年11月24日 09:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:05
装備を整え
点検をし
いよいよクライムオン!
最初は、knst9991さんがトップ
2014年11月24日 09:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:06
最初は、knst9991さんがトップ
ebichanのビレイ
2014年11月24日 09:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:06
ebichanのビレイ
knst9991さんがサクサク登っています
2014年11月24日 09:14撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:14
knst9991さんがサクサク登っています
1ピッチ目の終了点
1ピッチ目の終了点
セカンドはebichan
2014年11月24日 09:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:15
セカンドはebichan
ebichanかなりビビってます
2014年11月24日 09:15撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:15
ebichanかなりビビってます
続いてechigonogakuさんとkamonabeeさんのパーティ
echigonogakuさんがトップです
2014年11月24日 09:31撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:31
続いてechigonogakuさんとkamonabeeさんのパーティ
echigonogakuさんがトップです
2ピッチ目に突入
echigonogakuさんパーティーが後を追います。
2014年11月24日 09:31撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:31
2ピッチ目に突入
echigonogakuさんパーティーが後を追います。
ここまで来ると高度感が出ます
2014年11月24日 09:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:42
ここまで来ると高度感が出ます
ebichan、ロープアップ中
echigonogakuさんが待ってます
2014年11月24日 09:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:42
ebichan、ロープアップ中
echigonogakuさんが待ってます
引きで観るとこんな感じ。結構な高さです。
2014年11月24日 09:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:42
引きで観るとこんな感じ。結構な高さです。
上から見るとこんな感じです
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上から見るとこんな感じです
最後尾のkamonabeeさんが1Pを登攀中。
2014年11月24日 09:54撮影 by  F08A, DoCoMo
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11/24 9:54
最後尾のkamonabeeさんが1Pを登攀中。
先行パーティーが3ピッチ目を越えそうです
2014年11月24日 09:43撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:43
先行パーティーが3ピッチ目を越えそうです
3ピッチ目
レイバックゾーン
ここはナカナカ面白かったです
2014年11月24日 10:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 10:52
3ピッチ目
レイバックゾーン
ここはナカナカ面白かったです
上から見た写真
3ピッチ目の終了点のテラス
休憩できます
3ピッチ目の終了点のテラス
休憩できます
4ピッチ目
knst9991さんはオンサイトでルートファインディング
ナイスです!!
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4ピッチ目
knst9991さんはオンサイトでルートファインディング
ナイスです!!
4ピッチ目
続いて、kamonabeeさん、echigonogakuさんパーティーが行きます。
このピッチは長かったなあ。
2014年11月24日 11:29撮影 by  F08A, DoCoMo
11/24 11:29
4ピッチ目
続いて、kamonabeeさん、echigonogakuさんパーティーが行きます。
このピッチは長かったなあ。
5ピッチ目の終了点から
2014年11月24日 12:21撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 12:21
5ピッチ目の終了点から
5ピッチ目はスラブです
2014年11月24日 12:32撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 12:32
5ピッチ目はスラブです
ナカナカの高度感!
2014年11月24日 12:32撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 12:32
ナカナカの高度感!
6ピッチ目
ココも比較的登りやすかったです
2014年11月24日 12:52撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 12:52
6ピッチ目
ココも比較的登りやすかったです
山頂にて
前橋のサイクリングクラブの皆さんと
声をかけていただきました
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山頂にて
前橋のサイクリングクラブの皆さんと
声をかけていただきました
山頂の碑
子持山
今回はパス!
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子持山
今回はパス!
左側の尾根を下ります
屏風岩がなんとなくわかる感じです
写真真ん中の上部の岩が黒岩?
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左側の尾根を下ります
屏風岩がなんとなくわかる感じです
写真真ん中の上部の岩が黒岩?
山頂からのぞき込むと
5ピッチ目の終了点が見えます
kamonabeeさんがビレイ中!
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山頂からのぞき込むと
5ピッチ目の終了点が見えます
kamonabeeさんがビレイ中!
6ピッチ目の終了点はココ
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6ピッチ目の終了点はココ
オマケの7ピッチ目です
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オマケの7ピッチ目です
knst9991さんとebichanのメット
色違いのお揃いでした!!
2014年11月24日 13:33撮影 by  F08A, DoCoMo
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11/24 13:33
knst9991さんとebichanのメット
色違いのお揃いでした!!
山頂からの梯子下り
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山頂からの梯子下り
ここでは「なぜ獅子岩なの?」と話していた
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ここでは「なぜ獅子岩なの?」と話していた
山頂直下の南面のオーバーハング
ちょうどライオンのアゴ辺り
赤丸がリングボルト
こんなの誰が登るの〜、というより誰がつけたの!!
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山頂直下の南面のオーバーハング
ちょうどライオンのアゴ辺り
赤丸がリングボルト
こんなの誰が登るの〜、というより誰がつけたの!!
下りの最初の分岐
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下りの最初の分岐
ピンクテープもあり、ハッキリしています
ピンクテープもあり、ハッキリしています
どんどん下り
二つ目の分岐
三つ目の分岐
これが目印です
ここから岩沿いに歩き、デポした荷物を取りに行きます
三つ目の分岐
これが目印です
ここから岩沿いに歩き、デポした荷物を取りに行きます
休憩のときにkamonabeeさんからいただいた
加茂名物「鬼の金棒」
もんのすごくおいしいかりんとう饅頭です
ごちそうさまでした
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休憩のときにkamonabeeさんからいただいた
加茂名物「鬼の金棒」
もんのすごくおいしいかりんとう饅頭です
ごちそうさまでした
knst9991さんの入れてくれたコーヒーで
体を温め、デポしていた荷物を持って下山開始
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knst9991さんの入れてくれたコーヒーで
体を温め、デポしていた荷物を持って下山開始
下山も快適
群馬の登山道は濡れてなくて気持ちイイ!!
群馬の登山道は濡れてなくて気持ちイイ!!
登ったルートが!
登ったルートが!
ここから一般道を外れ
屏風岩へ続く稜線へ
ピンクテープがあってとても分かりやすい
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ここから一般道を外れ
屏風岩へ続く稜線へ
ピンクテープがあってとても分かりやすい
このルート、面白いです
この先で振り返ると・・・
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このルート、面白いです
この先で振り返ると・・・
獅子岩の全貌が!!
まさに左に向いてるライオンだぁ〜
あの左前脚の後ろ側の脇から耳の裏を通って登ったのか〜
見た瞬間、全員感動!!!
ここまで来ないとコレは見れない
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獅子岩の全貌が!!
まさに左に向いてるライオンだぁ〜
あの左前脚の後ろ側の脇から耳の裏を通って登ったのか〜
見た瞬間、全員感動!!!
ここまで来ないとコレは見れない
ここは登りに使うときついかな
ここは登りに使うときついかな
鎖の先のアルミの梯子を登ると
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鎖の先のアルミの梯子を登ると
屏風岩の山頂
楽して来れた〜
何だかラッキー
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屏風岩の山頂
楽して来れた〜
何だかラッキー
獅子岩があんなに遠くに
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獅子岩があんなに遠くに
下って駐車場に戻ります
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下って駐車場に戻ります
こんなトラバースも
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こんなトラバースも
駐車場に戻ってきました。
駐車場にある野鳥の看板です。
岩に登っている最中、この中の「カワラヒワ」という野鳥が近くまで寄ってきて、不思議そうに、我々のことを見ていました。
あんな高い所まで人間が登ってきたので、さぞ不思議だったのでしょうね。
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駐車場に戻ってきました。
駐車場にある野鳥の看板です。
岩に登っている最中、この中の「カワラヒワ」という野鳥が近くまで寄ってきて、不思議そうに、我々のことを見ていました。
あんな高い所まで人間が登ってきたので、さぞ不思議だったのでしょうね。

装備

個人装備
防寒着 雨具 行動食 トポ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ クイックドロー スリング セルフビレイランヤード
共同装備
ロープ50m(シングルロープで可能)

感想

初めてのマルチピッチ!!
何といっても100mの岩壁ですから、メチャメチャ緊張して怖かったです。
でも、なんとかフリーで登れて感激です。
それもこれも今回誘ってくれたechigonogakuさんをはじめ、kamonabeeさん、そして的確なアドバイスをしてくれたknst9991さんのおかげです。
快適なクライミングができました!感謝!!感謝!!!

グレードが5.7〜5.8だとのことですが、各ピッチに一ヶ所はある嫌らしいところはもっと難しく感じました。

山頂下で獅子岩の表示を見たとき、「どのあたりが獅子なの?」と皆で話していましたが、屏風岩への稜線で下山途中に見た全貌がすべてを物語っていました。
まさに獅子!!威厳のある岩突!!!感動しました。最後にご褒美をいただきました。
登攀ルートもはっきり見えました。かなりの高さと垂直に近い壁に見え、あまりにものすごさに皆、「最初にあれを見なくてよかったね」と、口をそろえて言いました(^◇^)

ルートはしっかり整備されていて、安心して登れました。地元山岳会の皆さんにも感謝!!感謝!!!
良い経験をさせていただきました!!!
ありがとうございましたm(__)m

以前、雨のため途中まで登った経験のあるknst9991さんの案内で、群馬県渋川市にある、念願の子持山の獅子岩南東壁に登ってきた。
ルートは、7Pのマルチピッチだが、ハンガー等のプロテクションは新しいものばかりで、安心して登れる。
我々のさらに先行パーティーは、丁度地元群馬の方達だったが、聞けば地元の有志で整備しているとのこと。
ありがたいことだ。
今回は、経験のあるknst9991さんとマルチピッチ初デビューのebichanさんが先行、一ノ倉沢以来ザイルを組んでいるkamonabeeさんと筆者が後行した。
ebichanさんは、これまでチャンスがなく、マルチピッチは念願の初デビュー。
当初は「怖い怖い、無理無理」とおっしゃっていたが、長い下積みの効果があり、最後はサクサクと登っていた。
某公営放送のコント番組ではないが、さすがは「何だかんだ言って無敵」かな。
ルートは、前記コース状況のとおり、1P、2Pはまだ岩の裾で傾斜が緩めで、なんとか筆者でもトップで登れる。
2Pのアンカーは一カ所しかなく狭いが、チェーンは真新しい。
3Pからは次第に傾斜が増していき、80度くらいになる。
上部に、人のサイズより大きい巨大な瓦を半分に割ったような緩い半円状の岩が、フレーク状に付いている。
この岩と岩壁の間には人が入れるくらいの隙間がある。
この岩は本来、レイバック気味に登るもの。
それを知らず、右手で岩の縁を掴みながら登った。
3Pを登り終えるとテラスがある。
4Pは、下部だけ階段状だが、上部は手掛かりが少なく不安になる。
ピッチの距離は長く、クイックドローは10本以上使う。
岩壁を登り切ると、アンカーまで、左にトラバースがあり、手、足共に、ホールドが少なく緊張する。
4Pがこの岩壁の最大の核心部。
3P、4Pはkamonabeeさんがトップを務めてくれたが、「よくぞ登って下さった。」と感謝したい。
5、6Pはスラブで登りやすい。
7Pはおまけで、山頂部の数メートルの岩だ。
もうお腹いっぱいの人は、向かって右側を回ると梯子がある。
山頂では、先行したknst9991さんとebichanさんが待っていて下さった。
我々が登るのに手こずり、風に晒される寒い場所で、長時間待たせてしまい申し訳ない。
苦労しただけあり、頂上から観る景色は格別だった。
山頂からは、僅か20分で下れた。
登るのにあれだけ苦労したのに、あっと言う間だ。
荷物をデポした取り付きに戻り、遅めの昼食を取る。
その後、再び駐車場に戻ろうと、元来た沢沿いの道を下ろうとしたが、ピンクのマーカーテープに導かれ、いつの間にか痩せ尾根の道へ。
どうやら、沢の右岸側の細い尾根らしい。
山と高原の地図では白い点線で描かれており、バリエーションルートのようだ。
この道を進んでも、駐車場には戻ることはできるので、さらに進むことにする。
途中の小さなピークで、後ろを振り返った瞬間、「おおっ!」と皆、驚きの声を上げた。
なんと、横を向いた巨大な獅子の姿が見える。
我々が登った獅子岩だ。
登っている時は、なぜ獅子岩というのか全く分からなかったが、こういうことだったのか。
しかも、「言われてみれば獅子かな?」という様な、よくありがちな容姿ではなく、一目で見てそれと分かる実に立派な姿だ。
獅子は南に睨みを利かせ、正に「関東平野を見守る守護神」といった趣だ。
久々に素晴らしい物を観た気分だった。
某テレビ局の「ナニコレ珍百景」にまだ投稿されていなければ、間違いなく登録されるだろう。
私は地元住民ではないので、ぜひ地元の方は投稿されてみては。
ちなみに、我々の登攀ルートは、ちょうど獅子の左脇腹から登り、揉み上げの辺りから頭頂部にたどり着いた形だ。
獅子にしてみれば、這いつくばって来る「ノミ」みたいなもの。
さぞかし、こそばゆい思いをさせたのではないだろうか。
感動を覚めやらぬまま、さらに痩せ尾根を進むと、何と、最後は屏風岩の山頂に繋がっており、期せず屏風岩も征することが出来た。
屏風岩の山頂からは、巻き道があり、直ぐに降りれる。
降りた後、改めて、下から岩を観ると、反り返った岩壁だ。
ここを登るのは、明らかに獅子岩より困難だろう。
程なくして、駐車場に戻り、無事山行を終えた。
皆、無事を感謝し、子持神社奥ノ院の御本尊に手を合わせた。
今回は、念願の獅子岩をなんとか登り切ることが出来た。
ロープを使う以上、岩は一人で登ることはできない。
必ず二人以上でなければ不可能である。
先行し、上からルートを大声で導いてくれたknst9991さん、ebichanさん。
そして、ザイルを組んだkamonabeeさん。
皆、今回一緒に登った仲間のお陰である。
心から感謝したい。
最後に、お疲れなのにebichanさん、行き帰りの運転まで、ありがとうございました。
DVDまで用意してくれて、行き帰りの車内も楽しかったです。

おつかれさまでした!
前回8月16日に降雨のため2P撤退した子持山獅子岩。echigonogakuさんのお誘いのおかげでリベンジすることができました。echigonogakuさん、ありがとうございました。
ebichanさん、パートナーありがとうございました。思い切っていけたのはebichanさんのおかげです。また、外岩やジムで相棒になってください。
kamonabeeさん、突破力のあるどM、いいと思います。ところで、次回の埼玉帰省時にいつもほったらかしにしているカミさんに「鬼の金棒」買って帰ります。どこで買えますか?
knst9991は、いつもは後からちょろちょろついていくキャラなので、トップで登ったり、先頭を歩くのに慣れていなくて、実はドッキドキでした。道を間違ったりスミマセンでした。これに懲りず、また、ご一緒させてください。

echigonogakuさんとザイルを共に!ありがとうございました
kamonabeeは皆さんに助けてもらいなんとか登りきる事が出来ました!いっぱいいっぱいでした。knst9991さんebichanさんは特にルートファインディングをしながらの先行だったので特に感謝しています ありがとうございました  屏風岩への稜線を下山中に迫力のある獅子の全容を見る事が出来たのも嬉しかったです 夜、ライトアップしたら面白いかも!

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コメント

アレっ?
echigonogakuさん、kamonabeeさん、これって皆で編集できるんですか?
驚きました!!!
何はともあれ、お疲れ様でした!
2014/11/25 21:12
そうなんですよ。皆で持ち寄って作れるのが魅力の一つなんですよ。
意外にもebichanさん知らなかったのですね。
写真も感想も、皆で持ち寄って作り上げることができるのが、魅力の一つなんですよ。
岩も、そして終わった後のレコも、チームワークプレーの賜物ですね。
2014/11/25 21:44
3P目のフレークって
レイバックがベストなんですね。体投げ出すのが怖くて、凹角っぽく正対でのぼちゃったなー。足が利くからいいものの左手カチで2手目の右手取るまでは厳しいかったですね。
2014/11/25 23:27
ゲスト
お気に入りのお菓子
knst9991さん すばらしいトップでした!特に4ピッチはナイスです! そういえば美味しいコーヒーをありがとうございました

麓から聞こえたSLの汽笛も良かった  

鬼の金棒ですが なんだか売り込み見たいで性に合わないので 埼玉に帰宅や食べたくなった時に連絡をください その時 調達します! 獅子岩トップお疲れ様でした!感謝
2014/11/25 23:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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