彩の国-トレイルマネージャー活動-
- GPS
- 14:43
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 2,643m
- 下り
- 3,147m
コースタイム
- 山行
- 14:00
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 14:19
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:15
天候 | 小雨→くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)ニューサンピア埼玉越生 -(送迎バス)→ 東武東上線越生線 越生駅 |
写真
装備
MYアイテム |
Norizo
重量:-kg
|
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感想
100mile & 100km in 彩の国で、ボランティアで初めてスイーパーをしました。
ランナーにプレッシャーを与えず、安全に走ってもらえるよう、適度な距離感で走ることを心がけました。
結果的には、スイーパーとしてついた選手すべてを目的のエイドまで見届けることができました。
高山不動-桂木観音間では、まさかのお友達のKさんに会え、桂木観音までご一緒しました。残念ながら関門突破とはなりませんでしたが、自分にとっては素晴らしい経験となりました。
奥武蔵はあまり眺望がないですが、神社仏閣、石仏、峠など昔の風情を残す里山のトレイルが素晴らしく、とてもこの地域が好きになりました。
鋸の歯のようなギザギザの厳しいコースだと思いますが、次回是非とも参加したいレースの一つです。
以下は活動記録(長文です。)
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スイーパーの役割
・最終ランナーにつく
・通過位置を報告(主要ピークなどを通過した時)
・ランナー観測(足取り、体調、汗、呼吸) (事前配付資料より)
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20日 10:00〜14:00 コースチェック1名
距離14.2km 累積上昇660m
ニューサンピア-桂木観音の往路復路を周回でコースチェック。
一箇所、間違えやすい場所に案内板を追加。
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15:00〜17:00 ニューサンピア エイド業務
15:00〜16:00まで主に飲み物対応。100マイルのボリュームゾーンで、給水が間に合わなくなるほど忙しかった。
おかげで、速やかに粉末からスポーツドリンクを作る方法や給水タンクの使い方などを学びました。これでエイド業務も今後できそう。
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18:00-0:00 くぬぎ村体験交流館→ニューサンピア スイーパー4名
距離13.69km 累積上昇656m
エイドにつくや否や低体温症の選手を車に乗せるのを手伝う。湿度が高かったため濡れたウェアままで、疲れて活動量が少なくなると体温が下がり、この時期の気候でも低体温症なるようで驚いた。
ここでは10人くらいリタイアしていた。ニューサンピアに帰るには、タクシーを呼んで最寄り駅へ行き、そこから電車で移動しなければならないので大変。一人がやめると堰を切ったかのように次々にリタイアが続く。この大会の過酷さを物語る出来事だった。
最後尾からスイーパーをしながら、案内板を回収する。意外と林道っぽいところや走れる区間が多く、ここのコースは好印象だった。
ここで、最後についた選手、ふくらはぎ辺りに痛みがあり、登りがつらそう。最後のピーク 雨乞山手前、ここを越えれば、ニューサンピアに行けるけど足の痛みがひどく動けない。
山を登りサンピアまで行くか、ロードにエスケープしてサンピアまで行くか、しばらく悩んだ末、試しにロキソニンを飲んでもらった。
その後、足の痛みもなくなり足取りが軽くなって、無事サンピアまでたどり着けた。
痛みもなくなり、走れるまで回復したので、サウスもまだ行けそうであったが、薬で一時的に治っているだけなので、彼はここでリタイアを決心した。ひとまず、サンピアに戻れてよかった。
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21日 7:00-15:00 竹寺→高山不動→桂木観音 スイーパー2名
距離20.49km 累積上昇1332m
前日サンピアで宿泊して布団の中で寝れたのでリフレッシュできた。
今日は竹寺からスタート。昨日の夜と一転して昼間の活動なので、竹寺の緑も相まって朝から清々しく感じた。
ここで100kmは81km地点、100mileは135km地点、選手たちは夜通し行動していたので、ここが踏ん張りどころだ。
ボランティアをしていた知り合いに会って甘酒をもらう。塩気があって美味しかった。
Kさんにも会ったけど、かなり疲労困憊のよう。回復を祈り、エイドから出発していくところを見送った。
子ノ権現手前に根っこだらけの登りを見て、おぉーと驚いた以外は、意外と歩きやすい印象。
時折、100マイルの選手が登りをしっかりとした足取りで進んでいく。100マイルの選手はサウス二周目走者の証、黄色のタスキをつけている。タスキがたなびく様がカッコよかった。
ここの区間はスイーパーをしながら案内板についている点滅ライトを取りながら進んだ。
子ノ権現の茶屋では、女将さんからハーブティーをいただいた。レモングラスを使ったもので、さっぱりした味が良かった。
子ノ権現から高山不動までの区間は、トレイルマネージャーの活動でコース整備したところなので歩いていて感慨深い。
この頃になると逆走して応援してくれる人がいて、選手にとっては励みになる。
西吾野駅では2名のリタイア者が出た。→グループLINEで本部へ報告。リタイア者は西吾野駅から自力で電車で帰らなければならない。これ以上先に行くとサンピアに帰るのが困難になるから、電車は甘い誘惑となる。
西吾野駅エスケープの誘惑を払い除けたランナーは、線路脇の魔のトンネルを抜け高山不動へ向かう。ここから関八州見晴台までは登り基調、急登がランナーの行手を阻む。
コース整備でコースの概要は知っているので、高山不動まで最終ランナーにコースイメージを伝えつつ、11:40の関門に間に合うよう導くことができた。
高山不動には肉うどんがあり、これがとても美味しかった。彩の国のエイド食はサンピアのカレー、くぬぎのサンドイッチ、桂木観音のフルーツポンチなど素晴らしいものが多い。
関八州見晴台(標高771m)まで登れば、あとは下り貴重。ここの下りの最後の方で、前方でトレイルに倒れ込んでいる人を発見。
よく見るとKさんじゃないか。一緒に行動していたスイーパーさんには自分の知り合いだと伝え、以降、Kさんの後ろは僕が走ることにした。
Kさんの動きを観察するに、足取りがおぼつかない状況。かなりしんどそう。Kさんに聞いたら、全身が攣り、脚も痛いとのことだったので塩ジェル、OS1を飲ませ、その後、ブドウ糖、ロキソニンも投入するも、好転せず、かなり深刻な状況だった。
次のエイド桂木観音の関門は14:20だが、このペースだと微妙。
だからあまり急かさず、見守ることにした。
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