記録ID: 5545795
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ハイキング
奥多摩・高尾
八王子城跡ー搦手峠ー心源院ー河原宿ー滝ノ沢林道入り口ー搦手峠
2023年05月27日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:22
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 518m
- 下り
- 518m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:13
距離 10.2km
登り 518m
下り 519m
15:18
<上記コースタイムはヤマレコの自動作成。一部誤りがあるがそのまま>
今回の1番のねらいは、前回ルートを見誤ったのでそのおさらい。非一般道区間で前回より低いところから右の尾根に出るルートを確認した。しかし尾根に出たあと、つづら折りの折り返しを一つ見落とし直進し、余分な労力を費やした。ルートを間違えた人のふみ跡か、つづら折りなど構わず直進するけものたちのふみ跡に誘い込まれたようだ。修行不足は続く。
八王子城の大手側は現在開けていてにぎやかだが、搦手側は人が多く集まる様子がないので、城攻略ルートであった搦手の心源院と松竹を起点とする道をつないで反時計回りのループ状に歩いてみた。
どこも良く踏まれていて歩きやすく、いくさ道として使われた時代に思いを馳せながらゆっくりと尾根と谷の歩行を楽しんだ。時代が移り変わっても尾根や谷の地形はほぼ同じ形で残り、表面付近だけが風化したり植相が変わるだけ。ただ、合戦で命を落としたいくさ人の亡霊がもしあるとすれば、目には見えないがぼくの肩のあたりに付きまとっていたかもしれない。それほど生々しい思いがわいて来るのだが、単独行でなければこんなことは考えなかっただろう。
八王子城は1夜(18時間、前川實著「決戦!八王子城」、2009.)にして落城した。壮絶な戦いであったという。戦国の世に終わりを告げるドラマティックな戦いだったと言われる。
今回の1番のねらいは、前回ルートを見誤ったのでそのおさらい。非一般道区間で前回より低いところから右の尾根に出るルートを確認した。しかし尾根に出たあと、つづら折りの折り返しを一つ見落とし直進し、余分な労力を費やした。ルートを間違えた人のふみ跡か、つづら折りなど構わず直進するけものたちのふみ跡に誘い込まれたようだ。修行不足は続く。
八王子城の大手側は現在開けていてにぎやかだが、搦手側は人が多く集まる様子がないので、城攻略ルートであった搦手の心源院と松竹を起点とする道をつないで反時計回りのループ状に歩いてみた。
どこも良く踏まれていて歩きやすく、いくさ道として使われた時代に思いを馳せながらゆっくりと尾根と谷の歩行を楽しんだ。時代が移り変わっても尾根や谷の地形はほぼ同じ形で残り、表面付近だけが風化したり植相が変わるだけ。ただ、合戦で命を落としたいくさ人の亡霊がもしあるとすれば、目には見えないがぼくの肩のあたりに付きまとっていたかもしれない。それほど生々しい思いがわいて来るのだが、単独行でなければこんなことは考えなかっただろう。
八王子城は1夜(18時間、前川實著「決戦!八王子城」、2009.)にして落城した。壮絶な戦いであったという。戦国の世に終わりを告げるドラマティックな戦いだったと言われる。
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
御主殿跡と城山の区間は自然風化の進む傾斜のきつい非一般道であり、通行にはとくに道具は必要ないが、ルーファイをはじめとする相応の技術が不可欠。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のハイキング装備の他にヘルメット+スリング+カラビナ+エイト環+6mmザイル20m
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感想
城塞の石積みなどが処々に残っているが、風化で無残に崩れた跡も散見され痛々しく時の経過を物語る。八王子城の跡を訪ねるのはまだ2度目だが深い思いを抱かせられた。たぶん、何度きてもみな異なる味わいが得られるだろう。
搦手峠から心源院への尾根では一人すれ違い、大六天で二人が休んでいただけで、週末なのに静かだった。松竹からの谷筋では誰にも会わずじまい。搦手は現在もやはり搦手だ。
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