峰床山 (坊村-鎌倉山-峰床山-八丁平-坊村)

2023年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 12.7km
• 登り: 971m
• 下り: 971m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:48

距離 12.7km 登り 971m 下り 976m

7:43 葛川市民センター駐車場
8:51 9:03 鎌倉山
9:12 9:13 千年杉
9:43 9:47 オグロ坂峠
10:09 10:24 峰床山
10:55 八丁平
12:00 中村乗越
13:12 葛川中村
13:29 坊村
13:31 ゴール地点

天候

曇 時々 晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路: 自宅-[自家用車]-葛川市民センター駐車場
復路: 葛川市民センター駐車場-[自家用車]-自宅

コース状況／危険箇所等

1. 駐車場-鎌倉山: 急登ですが歩きやすい道です. 少し踏み跡が薄い部分もあり適宜地図を確認しながら歩きました．
2. 鎌倉山-オグロ坂峠-峰床山: 気持ちの良い尾根道です．真っ直ぐ歩くとP901手前の南東に伸びる尾根に入ってしまいやすいので、御注意下さい．
3. 峰床山-八丁平: 下り基調の道です．道は明瞭でした．八丁平の周遊路はほぼ平坦でした．
4. 八丁平-中村乗越-葛川中学校: 美しい谷道ですが急斜面、狭いトラバース、繰り返される渡渉などがあり足元・バランスに注意して歩きました．
5. 葛川中学校-駐車場: 車道歩きですがちゃんと歩道もあり安心して歩けました．

写真

5/28 7:42

[葛川市民センター駐車場]
こちらに駐車させて頂きスタート．今日はあきさんと小学校時代からの親友であるうえっちょんと山に向かいます．

5/28 7:45

[鎌倉山登山口]
駐車場から少し進んだところに登山口があります．

5/28 7:48

最初からなかなか急な登りです．

5/28 7:49

この辺りは杉が有名なところですが、登山道の周りには杉の植林の箇所は少なく、様々な樹木が並ぶ良い道です．

5/28 8:03

こちらで林道を横断します．

5/28 8:09

所々踏み跡が薄い場所もありますが、基本的に尾根を忠実に辿っていきます．

5/28 8:24

自然林と植林の間を進むうえっちょん．

5/28 8:42

ブナが多く、明るく美しい新緑が目を楽しませてくれます．

5/28 8:44

美しい新緑の美林に登りのしんどさも忘れ、3人で感嘆しながら進みます．

5/28 8:47

5/28 8:52

[鎌倉山 山頂]
3人で新緑の美しさに感嘆しながら色々話しているとあっという間に鎌倉山に着きました．こちらは京都府第4位の標高のピークのようです．

5/28 9:08

鎌倉山からオグロ坂峠までは樹々が美しいとても良い尾根道ですが少し迷いやすいところもあります．こちらで直進しそうになりますが右手に進むのが正解です．(テープあります)

5/28 9:12

[千年杉]
途中御神木のような非常に立派な杉の木があります．

5/28 9:17

気持ちの良い道が続きます．

5/28 9:28

多少アップダウンはありますが概ね穏やかな道です．

5/28 9:34

5/28 9:44

[オグロ坂峠]
お地蔵様が祀られており歴史を感じました．かつては多くの方が往来されていたのでしょうね．

5/28 9:46

[オグロ坂峠]
真っ直ぐ進むと八丁平への近道ですが、まずは画面右上に向かう道に進み峰床山を目指します．

5/28 9:48

5/28 9:53

5/28 9:58

5/28 10:11

[峰床山 山頂]
峰床山 山頂に到着しました．こちらは京都府内で2番目の高さのお山のようです．

5/28 10:13

[峰床山 山頂]
西側が開けており、この日は丹波の峰々まで見渡せました．特に三嶽のピラミダルな姿が印象的でした．

5/28 10:20

5/28 10:33

八丁平に向けて下ります．

5/28 10:37

やがて道が平坦になると

5/28 10:41

そこが八丁平です．

5/28 10:44

関西では珍しい高層湿原とのことです．(帰ってからGoogleで『高層湿原』とはどういったものなのか調べました 笑)

5/28 10:51

5/28 10:55

湿原の中にはあまり立ち寄らない方が良さそうなので

5/28 10:56

遠巻きに雰囲気を楽しみます．

5/28 11:56

八丁平の周遊路にあるベンチでお昼を頂きました．ひっきりなしに毛虫が落ちてきたり這い上がってきたりしてなかなか落ち着けませんでしたが、それはそれで楽しかったです 笑

5/28 11:24

食後にあきさんにコーヒーを振る舞って頂きました．

5/28 11:36

豆にも淹れ方にもこだわったとても美味しいコーヒーでした．うえっちょんと感心しきりでした．

5/28 11:35

八丁平はなんともゆったりした時間が流れるところです．生まれて始めてカッコウが鳴くのを耳にしました．ヨハン・シュトラウスの『クラップフェンの森で』という曲にカッコウの鳴き声を模した笛の音が出てくるのですが、本当にそっくりだなと妙な感心をしました 笑

5/28 12:00

名残惜しいですが下山します．最初はなかなか斜度のきつい下りから始まります．

5/28 12:08

ただつづら折れに道がつけられていて歩きやすいです．

5/28 12:14

とても良い感じの谷に降りてきました．ここからは流れに沿って

5/28 12:20

渡渉を繰り返しながら高度を下げていく道になります．

5/28 12:22

笑顔のあきさん．

5/28 12:27

結構細いトラバースも何箇所かあり慎重に進みます．

5/28 12:44

渡渉は幾度となくありますが、最後林道にわたる箇所での渡渉は少々難儀でした．

5/28 12:56

林道には倒木も多く暫く利用されていないような感じでした．

5/28 13:10

『林道歩きもちょっと退屈してきたな』と話していると林道の終わりが見えてきました．

5/28 13:11

葛川中学校までおりてきました．

5/28 13:17

国道367号線を歩いて駐車場まで戻ります．交通量の多い道ですが、歩道があるので安心して歩けます．

5/28 13:29

駐車場まで戻ってきました．

5/28 13:39

駐車場には移動販売車が来ていました．
エルダーフラワーのソーダとレモンの風味がついたドーナツを頂きました．美味でした．

撮影機器：

ILCE-7RM3 SONY

感想

petit-prince

私の地元は京都なのですが、何故かあまり京都の北山を歩いたことはありません．理由を考えてみると、例えばアクセスが良い登山口が限られること、すぐとなりに比良という魅力的な山域があることなどがすぐに思い浮かびます．しかしながら、北の方へ、つまり山の奥の方に入っていくと、手つかずに近い豊かな自然が残っているということは耳にしていましたので、心のどこかに北山の奥深くまで歩き回ってみたいという願望がありました．

しかしまず、代表的なところを歩いてみようということで気になっていた『峰床山』と『八丁平』にいつものあきさんと小学校時代からの親友うえっちょんの3人で行ってきました．

うえっちょんとは長い付き合いなのですが、一緒に山を歩くのは初めてでした．
気心知れた仲なので、一緒に歩くのが非常に楽しかったです．

峰床山までの道のりも八丁平も帰りの江賀谷の道も素晴らしい道で、京都にもこんな豊かな自然があったのかとちょっとした宝物を見つけたような気持ちになりました．また機会を見つけて北山にも歩きにいこうと思います．