山中城跡、箱根峠：三島駅から旧街道で箱根へ

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 17.9km
• 登り: 892m
• 下り: 201m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:56
• 合計: 4:39

8:16 三島駅
8:22 8:23 三島浅間神社
8:29 8:35 伊豆国一宮 三嶋大社
9:07 9:07 錦田一里塚
9:40 9:40 坂公民館
9:50 9:51 松雲寺
10:06 10:06 笹原
10:36 11:20 山中城跡
11:38 11:39 農場前
12:01 12:02 接待茶屋
12:20 12:20 芦ノ湖カントリー入口
12:25 12:27 箱根峠
12:44 12:44 向坂
12:52 12:52 箱根関所南交差点
12:55 ゴール地点

天候

晴れだけど、富士山はずっと雲の中だった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

三島駅からスタート。
箱根町港のバス停でゴール。箱根町港から箱根湯本までのバス代は、1080円。

コース状況／危険箇所等

前日の台風の影響で、石畳の旧街道は、濡れていて滑り易い場所がかなりありました。登りメインのルートにして良かったです。逆ルートだと、下りがメインとなるので滑らない様にかなり気を使ったと思います。実際、箱根峠を越えた後は、下りとなりますが、かなり足元に気を付けて下りました。

写真

6/4 8:18

三島駅からスタート。
富士山の裾野を模した駅舎なのだが、肝心の富士山は車窓から見えていなかった、、、、と嫌な予感。

6/4 8:24

桜川。

6/4 8:25

桜川沿いには文学関連の碑が並びます。
これは、小林一茶。

6/4 8:26

司馬遼太郎。

6/4 8:34

三島大社。

6/4 8:35

源頼朝と北条政子の腰掛石。
自由に座って良いそうなので、昨年などは撮影でかなり行列ができていたのではないでしょうか？

6/4 8:45

新町橋、富士山の眺望地ですが、、、、
残念、やはり富士山は雲の中。

6/4 8:50

箱根旧街道へ。
案内板がちゃんと設置されているので、迷わず進めます。

6/4 8:51

箱根旧街道は、旧東海道の中で、最も過酷だった箱根越えの区間、小田原宿から三島宿までの八里(約32km)を指します。

6/4 8:55

箱根旧街道の愛宕坂。
石畳で復元されています。
箱根旧街道は、1601年に整備された東海道の一部です。箱根旧街道は、急な坂道のため人も馬も滑って大変だった。このため、1680年にそれまで竹を敷いていたものから、石畳への改修を行ったそうです。

6/4 8:54

アジサイの季節ですねー。

6/4 8:57

およそ1kmにおよび現存する松並木。江戸時代には長く続く松並木があったそうですが、明治以降廃れてきて、現在残るのは、少ないそうです。

6/4 9:01

アジサイ。

6/4 9:07

錦田一里塚。
街道の距離の目印として一里(約4km)ごとに、一里塚を設けました。直径約10mの塚を設け、その上に風雨に強いエノキや松を植えました。

6/4 9:10

富士見ヶ丘なのに、、、、

6/4 9:09

残念ながら、富士山は雲の中。

6/4 9:26

箱根旧街道の臼転坂。
「臼転坂」は、牛がこの坂で転がったとか臼を転がしたことが語源となったそうです。

6/4 9:36

箱根旧街道の題目坂。

6/4 9:36

めっちゃ、急な坂だったのでしょうね。今は階段です。

6/4 9:40

富士山ビューポイントだそうですが、今日は期待薄なのでスルーしました。

6/4 9:50

松浦寺には、

6/4 9:51

明治天皇の腰掛石があります。
明治天皇は、ここから富士山を眺めたとのことですが、

6/4 9:51

この日は、本当に残念。雲の中。

6/4 10:08

旧箱根街道の笹原地区。
笹原地区は、約430mの区間のうち、380mを平成9年度に復元されています。

6/4 10:14

三島スカイウォーク。

6/4 10:19

箱根旧街道の上長坂地区。
上長坂地区は、平成8年度に約370mの区間が復元されました。

6/4 10:26

箱根旧街道の浅間平地区。
浅間平地区は、平成8年度に約330mの区間が復元されました。

6/4 10:29

ドラゴンキャッスル。

6/4 10:31

箱根旧街道の腰巻地区。どの地区も良い感じで石畳が復元されています。

6/4 10:34

箱根旧街道の腰巻地区。腰巻地区は、平成6年度に約350mの区間が復元されました。

6/4 10:38

日本百名城の山中城に到着。

6/4 10:44

ツヅジは、既に終盤。

6/4 10:46

掘りの跡。

6/4 10:46

タンポポ、咲きまくり。

6/4 10:47

お花。

6/4 10:47

山中城址。
山中城は、小田原に本城を置いた北条氏が、1560年代に小田原防備のために築城しました。

6/4 10:48

ここも、富士山を望む好スポットだが、やはり富士山は雲の中。

6/4 10:52

1590年3月に豊臣勢に包囲され、わずか半日で落城しました。

6/4 10:55

三島市は、史跡山中城の公園化を企画し、昭和48年から全ての曲輪の全面発掘に踏み切り、環境整備に着手したそうです。

6/4 11:06

根っこがスゴイ。

6/4 11:12

天守台跡。

6/4 11:11

本丸跡。

6/4 11:30

旧箱根街道の願合寺地区。
願合寺地区は、721mの区間のうち昭和47年に255mが修復され、平成7年度に残る466mが修復されました。

6/4 11:46

前日の大雨の影響でしょう。通常、川がないであろうところに、結構な勢いの小川ができていました。何とかジャンプで越えられました。

6/4 12:01

かぶと石。兜を伏せた様な形をしているためこの名前が付けられたそうです。別の説として、豊臣秀吉が小田原征伐の際に、ここで休息し兜もこの石にかぶせた　というものがあるそうです。

6/4 12:05

この先は、2019年の台風19号被災により、通行止めとなっています。

6/4 12:11

したがい、残念ながら国道1号の歩道をしばらく歩きます。

6/4 12:24

新箱根八里記念碑。近代に活躍した女性のありがたい言葉が彫られた8つの碑です。

6/4 12:23

例えば、橋本聖子さん「細心大胆」。

6/4 12:23

向井千秋さん「夢に向かってもう一歩」。

6/4 12:26

箱根峠に到着。静岡県と神奈川県の県境。神奈川県に入りました。

6/4 12:33

旧箱根街道へ。

6/4 12:34

挟石坂、風越坂、釜石坂、赤石坂、向坂、と下り坂が続きますが、前日の台風の影響で水にぬれており、滑らない様に、かなり慎重に下る必要がありました。

6/4 12:52

昨年も来た、箱根駅伝往路ゴールを経て、

6/4 12:54

芦ノ湖に到着。
でも、やはり富士山は雲の中、、、、。

6/4 12:55

めっちゃ外国人多いです！

6/4 13:03

海賊船。何で湖なのに海賊船！という野暮なツッコミはやめましょう！！

6/4 13:13

二輪ツーリングも大勢いました。

6/4 13:15

このお店で、

6/4 13:17

嫁はんへのお土産を購入して、ミッションコンプリート。

6/4 14:01

バスで、箱根湯本駅に戻ってきました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR500 カシオ

感想

hanken

前日の台風の影響で、近くの山々はいずこもドロドロなのだろうなー、と思う。でも、折角の晴れの日曜日、歩きたいなー、と思う。そんな時のために「キープ」していたコース、旧箱根街道へ。
箱根から西へ下るコースって行ったことないなーと思っていたのと、山中城址に行ってみたいと思っていたこと。そして、富士山を見放題のコースです。
前日の雨のため、下りが長いのはイヤだったので、箱根から下るルートではなくて、その逆、三島から登るルートを選択しました。
三島駅から歩き始め、三島大社、松並木や石畳で復元した旧箱根街道(旧東海道の一部)、日本百名城の山中城址、箱根峠、芦ノ湖と楽しく歩きました。
唯一、想定外だったのは、終始富士山が雲の中だったこと。台風一過で快晴だと思ったけど、雲が出ていて残念。
箱根エリアは、昨年と比べると数倍の人出、海外の人も多く来られていて、彼らは当然マスクもしていない。いよいよコロナ後になってきたことを実感しました。