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Yamareco

記録ID: 5575791
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山

2023年06月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:38
距離
10.7km
登り
1,168m
下り
1,156m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:51
休憩
2:45
合計
9:36
距離 10.7km 登り 1,168m 下り 1,168m
6:24
6:25
12
6:37
7:35
100
9:15
9:30
36
10:06
10:09
46
11:19
11:44
18
12:17
12:26
32
12:58
13:07
69
14:16
14:51
10
15:01
7
15:08
15:11
2
15:13
18
15:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ピンク色の深成岩帯に属する鶏冠山(花崗岩)
2023年06月05日 01:23撮影
6/5 1:23
ピンク色の深成岩帯に属する鶏冠山(花崗岩)
トサカだ
2023年06月04日 06:24撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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6/4 6:24
トサカだ
私も初めて見た時、トサカだって思った。今回これを見るのは私は3回目(Europa)。
2023年06月04日 06:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
6/4 6:24
私も初めて見た時、トサカだって思った。今回これを見るのは私は3回目(Europa)。
2023年06月04日 06:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/4 6:32
さて渡れますかね?
2023年06月04日 06:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 6:33
さて渡れますかね?
深いところで腰まで。ロープ出してよかった。
2023年06月04日 07:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 7:17
深いところで腰まで。ロープ出してよかった。
日本野鳥の会の長靴で(Europa)。確保ありがとうございました。
2023年06月04日 07:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 7:19
日本野鳥の会の長靴で(Europa)。確保ありがとうございました。
ワラジで!(軽くて滑らないけど冷たい)
2023年06月04日 07:23撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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6/4 7:23
ワラジで!(軽くて滑らないけど冷たい)
なんかのキノコ
2023年06月04日 08:35撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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6/4 8:35
なんかのキノコ
第一岩峰のコル
2023年06月04日 09:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 9:13
第一岩峰のコル
ファイト
2023年06月04日 09:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 9:25
ファイト
イワカガミ(沢山ありました)
2023年06月04日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 9:45
イワカガミ(沢山ありました)
ようやくお楽しみエリアに到着
2023年06月04日 09:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 9:48
ようやくお楽しみエリアに到着
第一岩峰の基部から。気持ちいい〜!
2023年06月04日 09:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 9:48
第一岩峰の基部から。気持ちいい〜!
富士山
2023年06月04日 09:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 9:48
富士山
最初の鎖場
2023年06月04日 09:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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6/4 9:49
最初の鎖場
2023年06月04日 09:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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2023年06月04日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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第一岩峰上から。
2023年06月04日 09:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 9:54
第一岩峰上から。
第二岩峰
2023年06月04日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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第二岩峰
2023年06月04日 10:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 10:13
2023年06月04日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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第三岩峰
2023年06月04日 10:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 10:17
第三岩峰
リード中。
2023年06月04日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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リード中。
よく見えないけどここが核心らしい
2023年06月04日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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よく見えないけどここが核心らしい
引き上げ中
2023年06月04日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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引き上げ中
中央右より黒金山
2023年06月04日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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中央右より黒金山
黒金山
2023年06月04日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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黒金山
2023年06月04日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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2023年06月04日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2023年06月04日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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イワカガミの裏もきれい
2023年06月04日 11:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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イワカガミの裏もきれい
シャクナゲの藪漕ぎ(道はある)
2023年06月04日 11:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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シャクナゲの藪漕ぎ(道はある)
しゃくなげロード
2023年06月04日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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しゃくなげロード
シャクナゲロード
2023年06月04日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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シャクナゲロード
シャクナゲに飽きたころやっと山頂
2023年06月04日 11:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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シャクナゲに飽きたころやっと山頂
中央右より木賊山、左より甲武信ケ岳。
2023年06月04日 11:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
6/4 11:21
中央右より木賊山、左より甲武信ケ岳。
蝶がいるんだけど。
なんの写真かと思った。蝶みつけられません(>_<)(s)
中央上から1/3くらいのとこ。ヒオドシチョウかな。
2023年06月04日 11:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/4 11:37
蝶がいるんだけど。
なんの写真かと思った。蝶みつけられません(>_<)(s)
中央上から1/3くらいのとこ。ヒオドシチョウかな。
2023年06月04日 11:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 11:41
下山中。しゃくなげは咲き始めは色が濃いが、だんだん薄くなってくるそうです。
2023年06月04日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 11:58
下山中。しゃくなげは咲き始めは色が濃いが、だんだん薄くなってくるそうです。
第三岩峰を振り返る
2023年06月04日 12:17撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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6/4 12:17
第三岩峰を振り返る
鎖場の下り
2023年06月04日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 12:29
鎖場の下り
2023年06月04日 12:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2023年06月04日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2023年06月04日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 13:21
2023年06月04日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
6/4 13:42
ヤマツツジ。
2023年06月04日 13:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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ヤマツツジ。
渡渉中。ギャラリーがいるww
2023年06月04日 14:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 14:36
渡渉中。ギャラリーがいるww
帰りの水量もあまり変わらず、股上でまたパンツ濡れる。
2023年06月05日 11:08撮影 by  iPhone 13, Apple
1
6/5 11:08
帰りの水量もあまり変わらず、股上でまたパンツ濡れる。
なかなか味のある地図。
2023年06月04日 15:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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6/4 15:07
なかなか味のある地図。
はやぶさ温泉からの富士山
2023年06月04日 16:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
6/4 16:53
はやぶさ温泉からの富士山

感想

昨年、今年4月と悪天で中止となった鶏冠山にようやくリベンジ。
豪雨後の増水で渡渉できるのか懸念しつつも、当日の天気はよさげなのでとにかく行ってみることに。
増水必至なので、下半身は沢装備で挑む!

今回の核心はなんといっても行き帰りの渡渉。
渡れなくはないが、なかなかの水量。
流されることはなさそうだが転んで全身ずぶ濡れは避けたいので、渡渉力低いチビはロープ確保でなんとか通過。

鶏冠谷の右岸から鶏冠山への登山道へ入る。
コース全体を通して踏み跡明瞭で案内板やテープも豊富でわかりやすい。
チンネノコルまでは息の切れる急登。
雨後のぬかるみもなく歩きやすいのが救いだが、緊張感がない分面白みも少ない。
チンネノコルを抜けて高度が上がると岩っぽくなり、ミツバツツジ、シャクナゲ、イワカガミとお花も増えてテンションアップ。

第一岩峰の鎖場以降は景色も良く気持ちがいい。
第一岩峰、第二岩峰の鎖場はガバが多いので鎖は補助程度でガバを利用して登る。
第三岩峰は鎖なし。念のためロープを出す。
終わってみればとくに問題なく登れはしたが、ビビリのわたしにはフリーソロは無理。
中間支点はとれるので自信のない人は無理せずロープ出すか、巻き道利用が賢明。

山頂に向かう道はシャクナゲに囲まれて狭く、ハーネスのガチャがひっかかり歩きにくい。第三岩峰で一度装備解除すればよかった。
山梨百名山の標識がどこにあるのかわからないうちに鶏冠山の山頂に到着。
見事な青空の元、リベンジ達成。

帰りは第三岩峰は巻き道から。
帰路の渡渉は迷うことなくロープを出す。
行きはATCを使用したが濡れるとすべりが悪いので帰りはマッシャーで通過したが、マッシャー巻きすぎて結局重かった。
沢はエイト環がいいねという結論。

行きの渡渉で費やしたタイムロスをなんとか取り戻して無事下山。
頼もしきryo50metalさん、Europaさん、ありがとうございました。

鶏冠山、そう言えば、会に入る前から行きたいと思っていた山じゃないか。最初は4/15に行く予定で、その時のメンバーは、山梨百名山制覇を目指している2人と、制覇は特に目指していないsnowkissさんと私(3人とも会員外)。しかしその日は雨で流れ、その後も延期話し無く立ち消え。それでsnowkissさんと私で行きましょうかとなりましたが、二人とも肘や肩を痛めていて心もとないので、同じ会のryo50metalさんに声かけたところ、二つ返事でOKが。強力助っ人になっていただいて(特に核心となった渡渉)、大変助かりました。ありがとうございました。

で、他のレポを見ると、渡渉は水量が少なければ、靴も濡れないみたいですが、2日前に台風で警報級の大雨、前日も午前中まで結構な降水量。濡れてもいい準備をして、その後水量が減ってくれていることを祈って、とりあえず行ってみることに。濡れ対策は3者3様。snowkissさんは沢登りの恰好でそのまま最後まで、ryo50metalさんはわらじに履き替え、私は日本野鳥の会のバードウォッチング用長靴(ポールさん愛用のやつ)を履き替え。私のは長靴なのでもしそれより水量が低ければ全く濡れずに済んだけど、水量はなんと股上でパンツまで濡れました(背の低い女子2人は)。グリップ目的なので、長靴に水が入るのは想定内でしたが。

渡渉ポイントに着くと、う〜ん、どこも深い。撤退も一瞬頭をよぎる。流木を杖代わりにして渡れそうな所をなんとか渡ろうと試みた2人も、断念して戻ってきた。転んでも下流にずっと流される危険はなさそうでしたが、全身ずぶぬれ状態でこの後登りたくはない。最初からロープ使おうって言ったじゃないですかー。ほんと全員渡渉講習を受けといてよかったですね(私は講習は受けてないのですが、開催側として県連救助隊の渡渉訓練に参加してたのが生きた)。装備も計画書には、最低限のものしか書いてませんでしたが、前もって「必要と思うものは、自分で考えて持ってきて」と言っておいた。追加のロープも含め、ちゃんと持ってきてくれて、やはり何事も過去の経験がものを言う。まさに今回も備えあれば憂いなしでした。台風一過のピーカン天気と高い気温予報も、渡渉を後押ししたと思います。

決断のろくて時間くいましたが、渡渉を無事に終え、チンネノコルまで急登り。ですが、4/23に行ったしれいた/落沢のような這う程の急登ではない。踏み跡の分岐もあってそれだけ見てると間違いますが、ピンテを辿れば迷わないです。チンネノコルを過ぎると、第一岩峰(鎖あり)の登場。トップからは青空もあって気分最高の眺望を楽しめました。第ニ岩峰(鎖あり)のトップは、落ち着いて眺めを楽しめる感じの所はないので、サクッと通過。第三岩峰は巻道もありますが、ロープを出して登りました。ryo50metalさん、リードありがとうございました。

チンネノコル以下はオレンジのヤマツツジが綺麗で、チンネノコル以上では石楠花トンネルでした。前に石楠花ロードって聞いたことがあって、まさにそれを体験できて良かったなと。

行きの渡渉は、川のそばに大きな石があったので、ロープ1本で振り子。帰りの渡渉は、支点として利用したい木が、川から少し離れていたので、ロープ2本連結で。下山後ははやぶさ温泉で、お風呂と食事して帰路に。ryo50metalさん、車出し、運転もありがとうございました。また宜しくお願いします。

奥秩父の西南に広がる岩峰群、すなわち瑞牆山、小川山、金峰山などと同じ様に上部に切り立つ岩稜を持つ一群のひとつ。
しかし、二子山や両神山などの海からプレートにくっついて上がってきたチャートや石灰岩ではなく、地下深くで固まった花崗岩が隆起して、風化、侵食による奇岩となった結果、形が鶏のトサカみたいになった鶏冠山。名前の通りの形だった。
渡渉ポイントの鶏冠谷出合に行くと、前日昼まで降っていた雨でなかなかの水量。フリーでトライしてみるが無理そうなのでロープ出して、振り子でなんとか渡渉。深い所は腰までありました。あと2人は体重軽いので対岸からも保持して渡渉。ここが今回の核心。(帰りもやるのか〜)
鶏冠谷をちょっとだけ歩く。前にも計画して中止したけど、花崗岩で白い沢床が美しい渓相。今度やりたい沢だと思った。
尾根に上がると、まあまあの急登が続く。地面はやはり花崗岩が風化した真砂土。地すべりしやすい地質。
イワカガミが登山道付近に点々と。これも酸性深成岩に多い植物らしいです。
チンネノコル(第1岩峰コル)で稜線に上がり、段々と岩要素が増える。最初の鎖場が出てきてお楽しみ区間スタート!トサカの上を快適なクライミング、クライムダウンで進みます。
岩が脆いという評判もありましたが、そんな感じは無くしっかりと安心して登れました。
第3岩峰の壁ではロープ出してリード。リングボルト2個の支点で引き上げ。(残置の新しいスリング有難う)
山頂まではシャクナゲの藪漕ぎ。道はあるのでそれ程でもないですが、山頂で眺望があるのか心配になる。
到着した山頂は、狭いけど眺望は良し。甲武信ヶ岳、木賊山、大菩薩嶺方面など。
帰りは第3岩峰で懸垂してもいいけど巻いた。ちょうど、多人数パーティがクライミングしていたので巻いて正解。
下山は滑る真砂土を踏ん張りながらで膝にくる。再度の渡渉はさっさと済ませる事が出来た。
プチバリルートとしては面白い良い山でした。
ルートはピンクテープありありで、迷わないでしょう。リンダさんすみこさん、有難うございました。

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訪問者数:667人

コメント

snowkissさん、お疲れさまでした。
4日は台風一過の好天でしたが、沢が平水に戻るには未だ時間が必要でしたね。
増水した鶏冠谷の渡渉、ご無事で何より。
鶏冠尾根や鶏冠谷遡行で私も何度か入ってますが、平水時は足首程度。こんなに増水したのは始めて見ました。
鶏冠山から木賊山への稜線も、ずっとシャクナゲの藪漕ぎが続きます。今回は時期的にピンクのトンネルになっていて、渡渉の苦労も吹き飛んだことでしょう。
                                    mizuki       
2023/6/6 6:04
mizukiさん、今回は鶏冠山までしか行きませんでした。
鶏冠山までの道もシャクナゲたくさん咲いててきれいでした。
2023/6/6 10:19
おや、すんさん、沢登りではなかったんですね

自分も、弘田氏と鶏冠谷左俣三ノ沢を遡行した時、通過したのですが、時間が押していたので、山頂を踏みたいと言えませんでした(;´Д`)

その時、弘田氏が自分の倍ぐらいのスピードで下っているのを見て、驚愕したことを覚えています。

そろそろ、行ってみたいなあ(;・∀・)
2023/6/12 19:48
NYAAさん、鶏冠谷リベンジの際はぜひお声がけを〜!
2023/6/12 20:28
是非お声かけを〜😉
2023/6/13 17:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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