曽我丘陵展望旅 国府津〜高山〜浅間山〜篠窪〜大倉
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 767m
- 下り
- 509m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:00
高山東南・上町トンネル分岐での休憩時間は、実際には草に埋もれた道に進もうとして挫折した悪戦苦闘の時間です (汗)。
眺めの良いところでは撮影休憩しまくりですので、健脚な方はもっと速く歩くことが可能なはずです。
天候 | 快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路……渋沢で終了の場合、そのまま小田急線乗車。 ついでに渋沢から大倉まで赤線つなぎをしております。 大倉から渋沢まで神奈中バス乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*道標に従っている限り、危険なところはありません。 *高山周辺について……国土地理院2万5000分の1地図には、高山の頂上を通る破線の小径が描かれていますが、草が繁茂して廃道となっており通れません。様子見で無理矢理踏み込もうとすると、速攻で「種がくっつく草」の種まみれになり、野イバラで手の甲が流血の事態に……(泣)。 *六本松跡から浅間山西側の十字路までは、地元自治体によるハイキングコースとして指定されていないためか、道標が全くありません。ただ、基本的に稜線をまっすぐ行けば良く、踏み跡も極めて明瞭ですので、迷うことはありません。 *いこいの村あしがら〜篠窪〜渋沢丘陵の間はハイキングコースではありませんので、地図を持参して、自己責任で里道を見つけて歩くことになります。(少々、地元が指定したハイキングコースとかぶっているようで、たまに道標を見かけましたが、それに従ってはいません) |
写真
感想
寒波襲来となった師走の週末、ヲタな物欲の赴くままに、キーンと冷え込んだ夜明け前の平塚駅前に並ぶ(→神奈中バスグッズ即売会)という「イイ年こいて何やってんだ」なひとときを過ごしたのですが、朝7時過ぎには一仕事終わった状態となりました。そこで、この時間に登り始める東海道線沿線の山のうち、個人的に未経験なエリアを開拓しようと思いまして、曽我丘陵を縦走することにしました。先日葉山〜鎌倉界隈の峰々をめぐり、富士山の眺めを楽しみまくった際、特徴的な風貌の矢倉岳のさらに手前に低く連なる曽我丘陵の存在が自ずと眼に入り「では、あのユルい稜線から富士山はどう見えるのか」と思ったためでもあります。また、ちょうど蜜柑の季節を迎え、冬枯れの景色の中にも鮮やかな彩りを楽しめそうだということもあります。
というわけで、朝7時半前に国府津駅に降り立ちいざ出発! 斜面を覆い尽くす蜜柑畑に誘われるようにダラダラと坂を登って行きますと、面白いように富士・箱根・丹沢・相模湾の大パノラマが広がって行く……♪ これぞ相州の低山歩きの魅力だな、と認識を新たにさせられます。長年神奈川県に住んでいながら、知らない世界が多々あるものです。今まで「御殿場線沿いのショボい里山」と馬鹿にしてごめんよ……(^^;)。そして、これから梅の季節に梅林とからめてのんびり歩くのも楽しそうです。稜線の梅が咲いたら、果たしてどのような絶景が見られるのでしょうか?!
一通り曽我丘陵をたどった後は、ヤマレコ赤線つなぎの便宜ならびに今後の渋沢丘陵歩き (未経験 ^^;) の下見を兼ねて、篠窪を経て渋沢へ。里山らしい風景の奥に丹沢が見えるのを楽しみながら、散りゆく紅葉と咲き始めた菜の花の交錯に、まさに師走から新年へ……という時の流れの早さを感じます。篠窪集落は菜の花で町おこしを進めているようですので、新年以後に里のそこかしこで菜の花が咲けば、さぞかし絶景だろうなぁ……と想像するのも楽しいものです。梅といい菜の花といい、開花ピークが花粉症シーズンの絶頂と重なるのは困ったものですが……(泣)。
そんなこんなで「いつもの」渋沢駅に着き、遅い昼食を……ということで入ってみたのが「ラーメン阿闍梨」。普段は丹沢から下山してくると渋沢には16時過ぎとなり、いつも駅到着直前のバスの中から眺めて「うまそうな店だな……」と思うのみでしたが、実際入ってみるとマジウマ♪
というわけで、腹を満たして気分が良く、余力も十分にありましたので、さらに腹ごなしがてら赤線つなぎで「いつもの」大倉へ。午後の斜光線に照らされた丹沢表尾根の眺めを楽しみつつ、「丹沢に登ったわけではないけれど、こんな周囲から丹沢を眺め続ける一日もなかなか良いな」と思った次第です。
こんな感じで大充実の一日となりましたが、一つだけ反省……国土地理院地図の情報を鵜呑みにするな! (滝汗)。高山の頂上を通る道を見つけようとして、ホントえらい目に遭いました……。ただ、服に付きまくった草の種を取ろうと悪戦苦闘していたところ、通りかかった蜜柑農家の方がデカい蜜柑を2つ下さり、美味かった……♪ 人生何事も、完璧でもなければ最悪でもない、という分かりやすい実例かも知れません (^^;
以上、割とマイナーな山域のネタではありますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
bobandouさん、こんにちわ。
曽我丘陵へ行かれたんですね。写真を拝見していると、お嬢との散策にもってこいの場所のように思えます。次回はこちらか渋沢丘陵へと決めました(^^;
ただ、当方車での移動&お嬢連れという制限付き、おまけにピストンが嫌いというやっかいなおまけ付きなので、周回コース作りがなかなか難しそうです。ただのんびり散策できそうなので、ぷら〜っと訪れてみようかと思います。
赤線繋ぎ、伸びてますね。今回のコースからは寄方面へ伸ばして高松山・大野山方面へ蜘蛛の巣ばりに伸ばされても面白いかと…高松山周辺の里山の道もなかなかですよ。
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
曽我丘陵や渋沢丘陵は、多くの場合簡易舗装された農道歩きの世界ですので、土を直接踏まなければ気が済まない(または足が痛くなる)という向きにはイマイチかも知れません。それでも、登れば登るほど面白いようにドッカーンと景色が開けるという点では、ひょっとすると鎌倉あたりのハイキングよりもズバ抜けているような気もします。お嬢様とのお散歩にも是非〜! とくに1月下旬以後は梅 (曽我梅林公式HPに開花速報が随時アップされます) または菜の花など……春を先取りするのが楽しそうです。
ただ、駐車スペースにつきましては見当がつきません (汗)。狭い農道ばかりですので、路駐は出来ませんし……。ただ、曽我丘陵でしたら鴨宮北東部のロードサイドSCがズラリと並ぶエリアにどこか駐車スペースはあると思いますし、秦野〜渋沢エリアもどこかしらコインパーキングがあるのではないかと思います〜。あと、「いこいの村あしがら」には駐車場がありますが、施設利用者以外の駐車が可能かどうか分かりません (^^;)。
周回コースは、細かい枝道がいくらでもありますので作り放題ですが (笑)、地図はしっかりとヤマレコでプリントアウトされることをお勧めします!
赤線つなぎの旅、今後クリスマスの時期以後丹沢にドカ雪が降ったらしばらくお預けですが (→迷わず大倉〜丹沢山ピストン ^^;)、春の花(そして4月頃の淡い新緑)と赤線つなぎを如何に両立させてやろうか……と、いろいろプランが浮上しています。スギ・ヒノキ花粉の飛散量が多ければ心が折れてしまうかも知れませんが……。高松山から寄にかけてのエリア、あるいは大野山を取りまくエリアは個人的に全く未踏ですので、新たな発見を求めていずれ近いうちに挑戦してみたいと思っています。
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