山伏
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬峠までは主に沢道でところどころに積雪はあったが、踏み跡はしっかりしており、沢の横断も立派な橋がかけられていて、何等問題はなかった。蓬峠〜山頂の間は終始積雪があり、深いところで20cmと思われたが、 登山道は踏まれて安定していた。一部急傾斜のトラバースはあったものの 概して歩きやすい登山道であった。 |
その他周辺情報 | 下山後、梅が島新田温泉(日帰り温泉)黄金の湯で入浴。入場料は700円だが、当日は閉館1時間前を切っており、400円で入浴できた。ぬるぬるとしたよい温泉だった。みやげは適当な店がなかったため、新東名のSAで購入した。 |
写真
感想
南ア白峰南嶺へと続く山、山伏に登ってきた
当初、川上岳の予定だったが
アプローチでの積雪を考慮して予定を変更した
前日奈良を出発、翌7日午前3時梅が島温泉到着
天候は晴れ、標高は900mで気温は氷点下だったが
道路上にも周囲の山にも白いものは見えなかった
日帰り温泉の駐車場で仮眠した
翌朝6時過ぎ、登山口を探す
川沿いの荒れた未舗装路をゆっくり進む
登山者用駐車場は登り道から左へ
車の底を擦るような通路を下りた
7時15分頃出発
5分程で林道を歩き登山口に着いた
しばらくはつかず離れず沢沿いを歩く
いつもは年齢を感じさせない同行の役員のNさん
今日はちょっと調子が出ないようだ
植林の中、主に山腹のトラバース道を登る
道には徐々に白いものが目立ってくる
予定より30分以上遅れて蓬峠に着いた
ここでNさんはアイゼンを付けた
追いついてきた2人づれと話をして
初めてこの山の標高を知る
今年中に登れてよかった「2014m」だった
ここからの尾根道では更にペースが落ちてきた
積雪は深いところでも20cmくらいで
登山道は歩きよく踏まれてる
山腹を巻いてはつづら折りで尾根にたどりつく繰り返し
展望もなかなか開けない
蓬峠から40〜50分登ったころ
樹間からぼんやりと白いものが見えた
「富士山だ」
更に上るとすそまできれいに見えていた
頂上からの展望が楽しみなってきた
しかしその後も樹林の中を歩き続ける
雪質がパウダーに近くなって来ているとはいえ
コースタイムの倍以上かかって
牛首峠にたどり着いた
ここからはなだらかな道
頂上で湯を沸かすため先行し
昼前に山伏山頂に到着
付近は広場になっていて
東の方角に富士山が最高の状態で座っておられる、
思わずシャッターを切りまくる
西には白い山脈が!南アだ
上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川岳、悪沢岳、はるか遠くに塩見岳
その手前にグレーの山脈が白峰南嶺
笊が岳の大笊、小笊が並んでいる
その手前は青薙山だろうか?
その稜線が一旦低く落ち込んでから山伏へと突き上げている。
山頂に着いてから約15分
興奮気味に写真を撮り終えて、お湯を沸かしている時
Nさんが頂上にたどり着いた
よくあきらめず辿り着いてくれた
車中泊で朝食もそこそこだったのが
シャリバテを招いて足が踏ん張れなかったとのこと
ほんとお疲れ様でした
でももうすでに12時、急いで昼食を摂らないと
このペースだと3時にも着かなくなる
この季節の山中だけに薄暗くなってしまう
ラーメンをかき込み、おやつを頬張って出発
最後に素晴らしい富士山をバックに写真を撮った
すでに山腹にはガスがかかりかけていた
右下に駿河湾の美しい曲線が見える
山頂を辞した後も樹間に富士山が見えるたび
これが最後かと名残惜しい
下りもやはり3時間かかった
Nさんはふらふらで日帰り温泉で入浴後
帰りの車中ビールを飲んだらぐっすりだった
私はノンアルコールで乾杯し
新東名、伊勢湾岸、名阪国道と帰路を辿って
午後10時ごろ地元に戻った
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する