井出ノ小路山 ぎふ百105

2023年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,257m
• 下り: 1,248m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:21
• 合計: 8:37

距離 19.7km 登り 1,259m 下り 1,262m

7:10 スタート地点
11:54 12:15 井出ノ小路山
15:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道257を中津川方面から北上し、付知町の「付知峡口」交差点を右折、道なりに「山岳道路」を進み右手に標示板があるところを右折、500mくらい進むとゲートがあって、その手前に駐車。

コース状況／危険箇所等

長い林道→高低差400mの涸れた沢の岩登り→急登100mの笹薮こぎ→稜線に出てからも山頂まで笹薮漕ぎ（勾配は緩くなりますが）。
きついけど面白い。そして危険いっぱい、岩場で転倒2回、笹薮の中の倒木に滑って転倒1回。いずれも背中のザックから落ちて無事。（こんなに鈍いのは私だけかもしれませんが）ヘルメットもあった方がいいと思います。

その他周辺情報

林道途中にヒノキとサワラの合体木とか、伊勢神宮式年遷宮に使われたヒノキの伐採跡地とか、興味深いところがあります。

写真

6/18 7:04

駐車地到着。なんと先行車が！この山で人と会うとは思わなかった。お話をしてみたら釣りの方でした。

6/18 7:09

出発！一つ目のゲート。ん?新しくなったような気がするけど（このゲートを抜けるのは高樽山登山と合わせて4回目なので）

6/18 7:13

林道途中の眺めのいいところ。

6/18 7:14

アップ。紅葉の時期はすごくきれいだけど。

6/18 7:14

ここは「千両のぞき」。

6/18 7:19

途中からきれいな舗装路。

6/18 7:22

高樽との分岐。井出ノ小路は右へ。右奥に二つ目のゲートがあります。

6/18 7:30

合体木。

6/18 7:33

第62回式年遷宮斧入跡地。

6/18 7:33

その反対側に二代目大ヒノキへ向かう道。遠いので行きません。

6/18 7:38

もう少し行くと同じく式年遷宮御用材伐採跡地。

6/18 7:38

左に大きなヒノキ。

6/18 7:38

伐採跡地を左に曲がると美林橋。ここまできれいな林道ですが、この先段々と荒れてきます。

6/18 7:39

美林橋から見た井出ノ小路谷を流れるきれいな川。

6/18 7:46

この看板を右に曲がります。この先林道はかなり荒れてきます。

6/18 7:53

なのでこのあたりで自転車をデポ。スタート地点から5kmちょっと。

6/18 7:56

荒れた林道を進みます。

6/18 8:08

時々いい景色。高時山かなあ？

6/18 8:19

「井出ノ小路」じゃなくて「出ノ小路」が本当なのかな？

6/18 8:24

倒木もあったりして。

6/18 8:39

ようやく井出ノ小路谷岩登り地点に到着。

6/18 8:49

涸れた沢の岩場を

6/18 8:55

どんどん登っていく。

6/18 9:00

どこを登るか考えて進むのがけっこう楽しい。

6/18 9:46

そろそろ岩場も終わり。

6/18 10:03

わかりにくいけど左右の分岐。

6/18 10:10

右に行く予定だったけど、左を見るとこの前来た時と景色が違う。最近の豪雨で崩れたのかな？ひょっとして藪漕ぎなしで稜線まで行けるかな？と思ってこちらへ進む。

6/18 10:16

倒木くぐりや倒木またぎのアスレチックがなくなったけど、浮石ばっかりで足元は安定しない。

6/18 10:18

振り返ると夕立山とか、けっこう景色がいいです。

6/18 10:18

浮石ばかりの急登ですが。

6/18 10:27

あれ？おしまい？さすがに稜線までは崩れてないか。

6/18 10:29

ここを登るのは厳しい。

6/18 10:30

左を見るとピンクテープ発見。よく見ると下は小さな沢のよう。
ここから登ろう。さあ藪突入。

6/18 11:02

なんとか稜線までこれた。ここまでの急登の藪はきつかった。

6/18 11:04

稜線までくれば勾配は緩くなるし、極々薄いけど踏み跡があって多少歩きやすくなった。藪は背丈以上だけど、時々倒木に乗って周囲を確認。

6/18 11:25

前回はここまで来て引き返したんだよね。もうすぐだったのに。

6/18 11:47

きれいなシャクナゲが一輪出迎えてくれた。写真はボケてしまったけど。

6/18 11:50

山頂に近づくと藪は薄くなった。

6/18 11:52

この一本だけシャクナゲがいっぱい咲いていた。なんでかなあ？
ここまで来たご褒美？

6/18 11:55

そして山頂到着。ようやく来れました。ある意味あこがれの井出ノ小路山へ。

6/18 11:56

記念に。ぎふ百105座め。眺望も何もない山頂だけど、せっかくきたので少し休憩。

6/18 12:05

山頂周辺は広い台地のようなところ。では帰りましょう。

6/18 12:07

何もない山の中でも、ほっとさせてくれるものがなぜかあるんだよね。

6/18 12:30

稜線を下る途中、三角点があるピーク1806.4が見えた。
この前来たときはあそこのすぐ下まで行っちゃたんだよね。行くつもりはなかったのに。

6/18 12:44

崩落地へ戻ってきました。

6/18 12:55

ここを全身で滑り降りた。

6/18 12:55

浮石ばっかりなので慎重に下りる。

6/18 12:58

景色はいいです。

6/18 13:12

分岐点を振り返る。ここまで来ると気分的にはちょっと安心。でもこの先も岩下りは続くので慎重に。

6/18 14:24

堰堤が見えた。でも最後まで慎重に。

6/18 14:30

堰堤を過ぎて井出ノ小路谷の水で顔を洗う。冷たくて気持ちいい！

6/18 14:36

この先は荒れた林道歩き。

6/18 15:17

デポした自転車でゆっくり下りていく。

6/18 15:42

ただいま。達成感いっぱい。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ 虫よけスプレー ヘルメット

感想

myhome

やっと登れた、井出ノ小路山。
2年前の秋、最初は甘く見ていて稜線に出るまでに予定時間をはるかにオーバーして帰るころには暗くなっちゃう、この山で暗くなったら怖い、と思ってそこで撤退。
2回目は昨年秋、munaitaさんのアドバイスに従って岩場を上り詰めて分岐を右に曲がったら、どういうわけかピーク1804方向に登っていて、そこから鞍部に向かって下って登って、てやってたらまたも時間オーバー、山頂手前で引き返しました。
よほどこの山に嫌われてるのかなあ、と思ったりしたけど、じゃあ夏至に一番近い休日に挑戦すれば鈍足の私でもなんとかなるだろう、と考えてこの日に挑戦、念願かなって登頂できました。

この山の特徴は、もちろん長い岩登りと笹薮漕ぎですよね。
岩登りは1回目は戸惑いましたが、2回目、3回目となると、どこを登ると一番効率がいいのかな、と考える余裕が出て楽しいです。
笹薮は稜線に出るまでの急登ではけっこう厳しいけど、稜線では本当に薄いけど踏み跡あるし、体に巻き付いてくる笹薮ではないので無茶苦茶大変というわけではないと思いました。でも昨年秋の状態に比べると若い竹が育っていて踏み跡も見つけにくくなっていて、これからはますます歩きにくくなってくるかもしれない。

今回は6月なので、怖いのはマダニと熊さんですが、登りの藪突入前と山頂からの下りの前に全身に虫よけスプレーを吹きかけていたおかげかマダニは問題なし。
熊さんも出会うことなくよかったです。
出発前に熊鈴を忘れたことに気づきショックでしたが、途中途中大声を出して気をつけました。誰とも出会うことはないだろうから、遠慮なしに。

3回登ってみて（山頂までは1回だけど）、しかも下山したばかりだけど、またいつか行けるといいな、と思っています。
私にとってはすごく印象の強い山です。