天ヶ森-袴腰山-倉山[下北半島]
- GPS
- 27:59
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 1,698m
- 下り
- 1,630m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:38
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 10:01
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 10:49
- 山行
- 1:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:31
11:18 川内町 - 12:43 銀杏木の大イチョウ - 14:29 畑集落 - 15:21 荒川林道入口 - 15:46 治山ダム - 16:56 宿泊地
06月17日(土)
05:06 宿泊地 - 06:01 天ヶ森 - 09:18 袴腰山分岐 09:21 - 09:43 袴腰山 09:48 - 10:33 袴腰山分岐 - 14:46 倉山 - 15:07 宿泊地
06月18日(日)
04:59 宿泊地 - 05:23 倉山 - 06:48 △684.4 - 08:12 電波塔(P633の東) 08:37 - 13:55 車道 - 14:21 治山ダム 14:28 - 15:48 宿泊地
06月19日(月)
04:14 宿泊地 - 05:17 治山ダム - 05:45 車に乗せてもらう
天候 | 16日:雨時々曇り 17日:晴れのち曇りのち雨 18日:霧のち晴れ 19日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
06月06日(火)、PCのえきネットで指定券を購入 06月07日(水)券売機にて、指定席券を受け取り(大宮ー八戸) 乗車券を別途、購入 2023年06月15日(木)前夜発0日目 18:10 かわせみ会館 18:24 (200円) 神奈川中央交通バス 10分位遅れる 18:40 町田バスセンター 18:35 町田駅 18:45(390円) 小田急小田原線 19:18 新宿駅 19:21 (11700円)埼京線 20:07 大宮駅 20:41(6390円)東北新幹線 はやぶさ45号 全席指定 23:07 八戸駅 23:10 東横INN八戸駅前 6120円 06月16日(金) 05:30 八戸 05:43 青い森鉄道 青森行 06:30 野辺地 06:34 大湊線 大湊行 07:37 大湊 10:40 JRバス東北 1060円 11:17 川内 復路(19180円) 合計 38920円 2023年06月19日(月) 05:45 荒川林道より10分 ここから軽ワゴンに乗せてもらう 06:05 湯の川温泉 06:30 06:40 川内海岸 06:45 07:51 陸奥湾展望台 07:53 07:55 恐山展望台 08:00 08:14 恐山 08:48 入山料 500円 09:16 下北 10:26 JR大湊線 快速しもきた 青い森鉄道直通 八戸行 11700円 11:58 八戸 12:16 JR新幹線はやぶさ22号 東京行 6390円 14:39 大宮 14:43 JR上野東京ライン 平塚行 14:56 赤羽 15:01 JR埼京線 新木場行(遅れで10分前の電車に乗る) 15:16 新宿 15:21 小田急小田原線 快速急行小田原行 390円 15:51 町田 16:05 神奈川中央交通 つくし野行 200円 16:26 南中学校前 16:26 徒歩 16:34 自宅 使用地図:1/5万 『陸奥川内』 ※6/24 JR東日本では、suika、えきねっとのシステムトラブルが発生して半日近く、使えない障害が起きた。電源工事の際の人為的ミスが原因らしい。この後 6/27にもI Phone端末でもモバイルsuika等のトラブル発生している。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はありません。藪が濃いか薄いかの違い。 藪の薄いところは、普通に歩き。笹が背丈くらいの所はかき分けて進み、 背丈を越えた笹藪で、途中枝分かれしているのが厄介。足元が良く見えないので、倒木や段差に注意。さらに笹藪につる性の植物が巻き付いているのが最悪。笹をかき分けづらいので、つるを引きはがしてからかき分ける ダニも多いので、テント場に着いたらよく探して付いていないか確かめる。それでも寝てる時に、どこか痒くなると大抵ダニが歩いている。引きはがして、テントの外に放り投げる。気が付かずに突然噛まれることがあるのが、関東地方のダニとは違って痛いのですぐにわかる。 ※袴腰山から倉山まで2Kmほど約4時間かかっているので、やはり時速500m位の歩行速度になる |
その他周辺情報 | JRバス東北 https://www.jrbustohoku.co.jp/route/detail.php?r=202&rc=10 |
写真
感想
後日
二十歳前の頃、初めて自転車で、縫道石山を見た、野平を走ってその隣に見えたのが倉山だった。山頂に輝く笹原を見て物凄い藪を想像してビビっていた。その山頂についに立つことができた。
当初、倉山から大作山へ抜けるつもりだったが、途中で距離が長すぎると思いコースを変更、東の尾根を下ることにする。初日のキャンプ地にヘッドランプを忘れたと思い、時間があったので、再び行ってみたのだが、発見できず、途中で紛失した可能性高し。野辺地駅で乗り替えの時に折り畳み傘も忘れたので、今回2点の紛失。金額的には大したことはないが、不注意は大事故につながりかねないので、要反省。
天ヶ森の取り付きは、ずっと東の尾根末端から入ろうと考えていたが、荒川林道から近づいて沢を渡るときに水を汲むことに変更。そうすれば重たいザックでの初日の歩く距離を短くして泊まり場に行けると思った。しかし林道はすぐに藪に覆われ、水はけが悪く、すぐに靴は水浸し状態になった。車ではすでに使われていない様子。それもそのはず、一部、山側が崩れて道路に盛り土が出来ていたり、谷側が崩落していて路肩がなくなっている箇所もあった。治山ダムの標識の一つ目の所から沢に下って、対岸に渡る。古い林道の跡が斜面に交錯しているのを、拾いながら尾根の上へ出る。小さな高まりを過ぎて、平らなところでキャンプ。
2日目、外に出ると雨は降ってなく、テントも乾いていた。すぐに天ヶ森の登りが始まる。最初は緩い斜面が、山頂に近いところで急にやせ尾根になり、南西斜面は岩壁になった。急に不安になる、登れるのか?やせ尾根の狭い斜面にヒバの幼木や少し大きい木が生えて、それを避けたり掴まったりしながら登ると狭い山頂に着いた。木が密生していて、展望はないが、木々の隙間から倉山方面になんとなく山容が見えているが、山頂方向はまだ雲の中のように見えた。そこからの下り始めは足元が、ヒバの幼木とかで見えづらいのだが、急斜面になっているので、やや北側へ寄って下ったほうがいい。急なところはすぐに終わる。少し進むと草木の生えていない林道幅の尾根に出る。岩の塊なのか、林道の跡なのか十数メートル下る。一時間ちょっと歩いたところに、細かな水晶?が岩の割れ目が二枚貝のような隙間にびっしりと着いた石があった。袴腰山の分岐のピークにザックを置いて、水とパンを一個だけ持ってピストンする。それほど深い藪ではなくて助かる。三角点を確認。林に覆われてここも展望はない。ザックをデポした地点に戻るつもりが、いつのまにか、広い斜面を下っていたので、行き過ぎたと思い登り返す、デポしたザックが行方不明になり、焦る。分岐に登って来る尾根から想像して、そっちの方から登って来たと思い見つける。再び下って、登り返したところが、大作山と倉山の分岐となる。わかりづらいかと思ったが、分岐ははっきりしていた。倉山方面まで、平坦に近いような尾根が続く。見た目の標高がそれほど高くないように見えるのだが、笹薮の深いところが時々出て来て、なかなかたどり着かない、じわじわと斜面を上がっているのだが、景色が変わり映えしない。そういえば、振り返ると袴腰山方面が見える時があった。倉山の山頂近く、あともう少しの所に、一度小さく段になっている所で、山頂方面が見える。あと100〜150m?かなといところ、再び猛烈な笹藪になる。何とかもがいて山頂へ南西方向が下っているから、山頂に間違いないが、藪に覆われしかも、雲がかかって展望はない。もちろんテントを張る場所もないので、少し下に下る。 この日はずっと風が強く、稜線付近は日差しがあるときも割と暑さを感じないで快適だった。
3日目の朝、大作山方面に向かうには時間が足らないと考えたので、倉山の東尾根を下ることにする。山頂付近はガスに覆われ、見通しが悪い。再び藪を倉山まで登る。東方向の尾根は今までの猛烈な笹はなく昨日よりは、少し歩きやすい。小さなピークで三角点を確認、この頃には雲もなく晴れていた。ときたま、昨日見えた電波塔が見え隠れしている。あそこまで行くような感じだ。 先ほど見えたピークに来た感じだが電波塔がない。この辺りだと思ったのだが、さらに東へ進むとそこへ着いた。建物のようなものは無く、ただ鉄塔が建っているだけだ。途中に林道跡のような平坦部分もあったが、とても通れるものではない。その電波塔、周囲に柵があるわけでもなく、誰も来ないだろうが!梯子が設置されているので、登って写真を撮る。眼下に川内ダムがあるのが印象的、野平方面も良く見える。後でわかったのが倉山の右側に縫道石山がちょこっと見えていることだ。ここから北東の尾根に下るのだが、下る高さを考えなかったので、尾根に出る前に、外したかと思いさらに東へとトラバースしていたらいつの間にか南東へ下ってしまい、間違えに気づいて電波塔まで再び登り返すというロスをしてしまった。電波塔から100mは下らないと尾根に出ないことを確認して再び下る。かなり広い斜面で尾根がはっきりしない中を下る。平坦部分に近くなった所にもひどい笹藪が続く、ほんの小さな登り返しの所で休む。藪は薄くなった。ヒバの植林帯なのか?の尾根になってどんどん下るが、何度か尾根を外して、登り返したりしているうちに、沢に出てしまった。一瞬どこにいるのかわからなくなる。冷静に判断すると尾根を少し外して尾根の南にある沢に降りてしまったらしい。沢の左岸がたまたま、平坦な斜面だったので少しくだると車道が見えた。ザックを少し上に置いて下ってみたので、引き返して回収に行くとどこに置いたかわからなくなる。袴腰山の分岐の所でもザックをデポして、行方不明になるのが、これで2度目でちょっと焦る。
荒川林道から出て来て10分くらいしか歩いてないが、その間に、一台の車に追い越された。その先の空き地に抜いていった車が止まっていて、声を掛けてきた。乗って行きなよと!4時間は歩く川内町までの道。お言葉に甘えて乗せていただくことにする。その人は、名古屋の方で車で方々旅しているようだった。なので、この後、湯の川温泉、釜臥山展望台、恐山と寄り道に一緒に行くことになった。湯の川の温泉に入れたのはラッキーだった。歩いている途中では、絶対に寄り道しない、畑の分岐から3Kmは上って行かなければならないから。
ここに来る前の先週の山まで、腰痛が懸念材料だったし、毎朝、ザックを担ぐときに、大丈夫だろうかと一瞬不安がよぎるのだが。結局最後まで、腰痛は寝てる時以外はなかった(笑)。だから夏山も大丈夫だと、自信を持って言えないと所が、情けない。引き続き、ストレッチと腹筋、背筋のトレーニング必至。
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