南アルプスの北の端 入笠山と大阿原湿原
- GPS
- 05:17
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 309m
- 下り
- 311m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:18
天候 | 麓は晴れ 山のうえは曇り時々晴れ 入笠山山頂 12:30 気温 −2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富士見パノラマリゾート ゴンドラ往復 ¥1,650 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはありません。 ゴンドラ山頂駅から岩場迂回コース経由の入笠山山頂までは人通りも多く圧雪されていた歩きやすいです。 入笠山山頂から仏平峠(首切峠登山口)までは若干人通りが少なくなっている感じですがこちらも問題ないと思います。 仏平峠から大阿原湿原に向かう林道にはトレースはありませんでした。 圧雪されていないので一歩一歩、雪に足をとられて進むことになります。 仏平峠からゴンドラ山頂駅も圧雪されていました。 ワカンは入笠山山頂から(途中外すのが面倒なので)ゴンドラ山頂駅まで 装着しました。 軽アイゼンは持参しましたが使いませんでした。 |
写真
感想
今シーズン最初の雪山は入笠山です。
凍結している富士見駅から富士見パノラマリゾートの無料送迎バスでゴンドラ乗り場に向かいます。
それから富士見パノラマリゾート(スキー場ですね)のゴンドラで一気に標高1780mまで登ります。
このスキー場には当時の職場の仲間と20年前に一度だけ滑りにきたことがあります。
けれども当時のことを思い返してみても、荷物やスキーやらを軽自動車に詰め込んで、男4人で行ったことくらいしか思い出せません。
なので、見るもの全てが初めてのように新鮮でした。
入笠山と云えばスノーシューが有名ですが、私は持っていないので軽アイゼンとワカンで挑みます。
ゴンドラの山頂駅からとりあえず何も装着しないで入笠山に向かいました。
霧氷の森を進みます。
足元は圧雪されていてとても歩く、凍結もないのでアイゼンなしでも問題ありませんでした。
入笠湿原を抜けて、岩場迂回コースを通って山頂に到着です。
入笠山の周辺のみ雲が掛かっているようでしたが山頂からは八ヶ岳が一望できました。
冬に大阿原湿原に向かう人は少ないようでしたので山頂でワカンを装着してみました。せっかく持って来たんだし。
首切登山口までは踏み跡もしっかりあり、特に問題はありませんでしたが、
首切登山口から大阿原湿原までの林道は踏み跡もなく、もちろん圧雪もされていませんでした。
それにしても「首切」とは物騒な名前ですが、江戸時代の昔、江戸に向かう高遠藩士がこの辺りで盗賊に首を切られたのが名前の由来でそうです。
そんな物騒な道を一歩一歩、雪に埋まりながらゆっくり大阿原湿原に向かいます。
湿原を一周する計画でしたが、この調子では時間的にちょっと難しくなってしましました。
それどころか湿原の入口まで辿りつけるかどうか。
14時になったら、その時点で諦めて引き返そうと考えていました。
その14時になんとか大阿原湿原に到着することができました。
一周する時間はありませんが湿原に木道を少しだけ歩いてみました。
ただただ静かな湿原でした。
こういうシチュエーション、大好きです。
歩いた甲斐がありました。
それからさっきつけたばかりの自分の踏み跡をたどり、首切登山口まで戻りました。
首切登山口からは圧雪された道を通ってゴンドラ山頂駅まで帰ってきました。
おそらくこれが今年最後の山歩きでしょう。
来年も楽しい山歩きができますように、日々精進ですね。
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