皇海山
- GPS
- 07:49
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 2,455m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:50
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先週末TwitterでKei氏が皇海山に行っているのを見て、確かにありかも知れないと思った。不動沢への林道が閉鎖になってから、銀山平からの入山が一般的になったが、なかなかのロングルート。朝早く出たいが、夜間行動は嫌いなので夏至は助かる。まだ気温も高くないので、その点でも適期かも知れない。皇海山は関東では唯一登っていない百名山だ。10年以上前に不動沢側から登ろうとして、林道で相方の車がやられ(下を擦ってオイルパンに穴が開いた)、敗退して以来のトライとなった。
1時に起きて駐車場には4時半前に着いた。すぐに歩き始める。どうも直前まで雨が降っていたようで、林道には水たまりが多い。1時間半弱で庚申山荘に着いた。この距離であれば、泊まる必要は無さそうだが、なかなか明るく開けた立地で良さそうな山荘だったので、いつか機会があれば来てみたい。庚申山の方にルートを取り、奇岩をめぐる。中には登れそうな岩もあるが、どれも苔やぬめりがすごそう。途中、昨年秋に鋸山で敗退したというおじさまに会う。今回は日の長い時期に来たという。考えることは同じか。少しだけ一緒に歩いたが、オフルートした結果、別れた(おじさまは正規ルートに戻り、私は強引に薄い踏み跡をたどって稜線へ)。
庚申山〜鋸山の稜線が変化に富んで展望もあり、面白い。岩が濡れていて、いくつかある鎖場がまあまあ緊張する。この辺りでは展望があったが、鋸山に着く頃にはガスが上がってきてしまった。山頂直下で女性とすれ違い、折り返しでまた会って少し話す。聞くと、先週も来たそうで、あまりに楽しかったので2週連続で来たという。確かに、なかなかいい山だと思う。行きで見かけた鹿が帰りもいた。この個体は好奇心旺盛なのか、逃げるどころか寄ってくる。謎だ。
六林班峠までの道は笹藪がひどいとおじさまから聞いていたが、思っていたほどではなかった。とはいえ、夜中の雨でまだ濡れており、下半身はびしょびしょに。バギーズノーパンは最適解だった。峠から長いトラバースへ。最初の沢から4つくらいは水が出ていたが、最後の方は所々枯れていた。所々崩れや滑落したら死ぬ箇所があるので要注意。トラバース道の見どころは、最後の方の樺平〜庚申山荘の地形や植生、奇岩に凝縮されているように感じた。山荘前のベンチで一息入れてから下山。急いで帰って、公園で息子とサッカー。
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