中西山 「信州山歩き（北信・東信編）」48/50座

2023年06月25日(日) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 9.3km
• 登り: 740m
• 下り: 737m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:51

距離 9.3km 登り 741m 下り 742m

8:41 奥裾花観光センター
8:59 9:01 自然園入口バス停
9:13 平成の森広場
9:53 水場
10:09 10:19 尾根合流地点
10:43 10:55 中西山
11:27 水場
11:58 平成の森広場
12:09 自然園入口バス停
12:29 奥裾花観光センター
12:32 奥裾花自然園駐車場

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野市街から国道406号線経由で鬼無里へ
奥裾花自然園駐車場に駐車
開園8:30〜4:30　入園料200円
平成の森迄のシャトルバスは運行終了していました

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜平成の森
舗装車道歩き
・平成の森〜尾根合流地点
初めは広大なブナの森の中を行く緩やかな起伏の散歩道
次第に急坂になり、泥濘箇所もあります
水場を過ぎて約300�峙涅笋紡僂┐襪犯�根に合流
・尾根合流地点〜中西山
細かなアップダウンが連続、道跡は明瞭
両側草木の茂る痩せ尾根箇所は、慎重に足を置きました
中西山で見た東山に向かう道跡は明瞭でしたが
中西山で引き返したので、先の状況はわかりません

その他周辺情報

鬼無里の湯
https://www.kinasanoyu.com/
奥裾花自然園のレシートを見せると300円です♪

写真

6/25 8:05

奥裾花大橋袂から奥裾花渓谷上流

6/25 8:05

奥裾花ダム湖

6/25 8:06

ここから一方通行になります

6/25 8:14

太古の地層
来る度に圧倒され、人間の瞬時の生命の儚さを感じます

6/25 8:15

標識は新しく見たような気がします。学術用語での説明が有り難いです。

6/25 8:15

ケスタ地形

6/25 8:18

二種類の岩が見られます

6/25 8:18

奇岩千畳雁

6/25 8:20

ハチの巣状風化雁
窪みが甌穴に似ていますね

6/25 8:23

鏡肌だそう

6/25 8:23

なるほど、つるつる！

6/25 8:37

自然園駐車場から堂津岳。お久しぶりです♪

6/25 8:53

安全祈願

6/25 9:00

言葉は要りません
山に登れる足でなくなっても、ここまでは何とか堂津岳を見に来られそう。

6/25 9:00

谷を挟んで右に聳えるのは合ノ峰か？

6/25 9:04

合ノ峰に南から繋がる長い稜線は谷が険しく、容易に取り付けない感じ

6/25 9:06

戸隠連峰

6/25 9:06

西岳

6/25 9:12

平成の森に到着
シャトルバスが運行していればここまで僅かな時間で来れるのですが、水芭蕉の時季を過ぎ、歩くしかありません

6/25 9:13

トイレがあります

6/25 9:13

大切に保護されてほしい巨木の自然林

6/25 9:14

自然園内の散策だけでも十分に歩き甲斐があります。水芭蕉の時季に又来ることにして今日は、中西山だけ往復の予定。

6/25 9:14

広い芝生の右端を進むと

6/25 9:14

中西山（堂津岳）登山口

6/25 9:48

身も心もすべて緑に染まり、生きていると実感する瞬間

6/25 9:52

水場があったのですね！
今まで気づきませんでした。汲んで帰りたくなる美味しい水でした

6/25 10:09

稜線に合流
水場からが最も急坂ですが、雪庇に取り付かなくて済むため、極楽と言わなければなりません

6/25 10:09

堂津岳方面に雲が湧いて来ました

6/25 10:10

戸隠連峰

6/25 10:22

ギンリョウソウ

6/25 10:23

ツバメオモト
花は既に終わり、実になっていました

6/25 10:23

道跡明瞭
両脇が草木に覆われていなければ、多分、凄い高度感を味わうことになるでしょう

6/25 10:27

ツマトリソウ

6/25 10:34

マイヅルソウ

6/25 10:42

ゴゼンタチバナ

6/25 10:43

中西山頂上に到着

6/25 10:43

上空を雲が覆い始め、天気は下り坂？

6/25 10:43

三角点は標識から少し離れ、東山寄り
中西山
標高＝1740.83 m
三等三角点

6/25 10:53

雲に邪魔され、展望が得られそうになく、そろそろ下山開始

6/25 11:05

奥裾花渓谷

6/25 11:07

快適な散歩道

6/25 11:09

卯ノ花？

6/25 11:13

尾根を離れます

6/25 11:26

水場

6/25 11:48

今日は自然園には行きません

6/25 11:51

でも、ずっとこんな森の中を歩いていたくなります

6/25 11:56

平成の森に帰還

6/25 12:04

真上にさっき歩いていた尾根道があると思われますが、草木に覆われ、全くわかりません

6/25 12:05

威容を誇る西岳

6/25 12:07

振り返った合ノ峰

6/25 12:17

モリアオガエルの卵の見られる池

6/25 12:28

ゴール間近
久しぶりに鬼無里の湯、いろは堂に寄ろうと思います♪

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

中西山は、東山に繋がる長い尾根の通過点。
東山に登ったのは遥か昔…、おそらく20年程前でしょう。
ヤマレコに記録を掲載する以前で、記録も写真も散逸。
季節が春だったと、足下に群生するシラネアオイが印象に強く
忘れられないコースでしたが、近年は藪に閉ざされているようです。

登った山リストの「信州山歩き（北信・東信編）」を見て
後三座で完登と分かり、本当に久しぶりに登ってみました。
奥裾花自然園に向かう途中の道路脇では、太古の地層が見られ
来る度に圧倒され、人間の瞬時の生命の儚さを感じます。

自然園駐車場から堂津岳を見上げるのも、久しぶり。
シャトルバスが運行していれば平成の森まで僅かな時間、
でも、水芭蕉の時季を過ぎ、歩くしかありません。
しかし人の気配のない巨木のブナの森に一歩踏み入ると
身も心も全て緑に染まり、木々と共に生きていると実感！
何故か、心のふるさとに戻り、心安らぐ気がします。

急坂の途中に水場があったのに初めて気づきました。
いつも、残雪期に歩いており、雪の下に埋もれていたのでしょう。
汲んで帰りたくなる美味しい水でした。
水場からが最も急坂ですが、雪庇に取り付かなくて済む分、
極楽と言わなければなりません。

稜線に合流すると、堂津岳方面に雲が湧いて来ました。
笹の成長は早いので、堂津岳への登山道は歩けるのでしょうか？
登った日々が懐かしく思い出されます。

中西山に向かう道跡は、笹を刈って頂いているらしく明瞭です。
両脇が草木に覆われていなければ、多分、
凄い高度感を味わうと思う痩せ痩せ尾根箇所があり、
濡れた木の根も滑りやすく、慎重に足を置きながら歩きましたが
やはり、下山時木の根に滑り、尻もちをつきました。

中西山頂上は、尾根の途中の休憩場所という感じです。
西側は小灌木に遮られていますが、東側の眺望が素晴らしく
戸隠連峰、高妻山が普段見られない方向から眺められ
マイナーではありますけれど、何度訪れても飽きない場所。
東山まではまだ長い尾根歩き、道もどうなっているのか分からず
残念ですが、もう二度と行く機会はないでしょう。

久しぶりに鬼無里の湯に寄り、いろは堂のおやきも頂いて、
帰りの楽しみもあるのが嬉しい奥裾花の山々。
但し、アザミのおやきが、季節限定で食べられず、寂しかったです。