記録ID: 56493
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積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
長野県下高井郡山ノ内町 高社山
2010年01月30日(土) [日帰り]


- GPS
- 07:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 890m
- 下り
- 630m
コースタイム
9:00赤岩登山口−11:00胴結場−12:30八幡−13:30山頂手前のピーク−14:05山頂15:00−15:20リフト降り場−16:00夜間瀬スキー場駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回の山行で登山口と家までは、嫁さんの車の運転で送り迎えをして頂き感謝感謝です。 さて、歩き始めの積雪は10センチ程度、先週登山したパーティーのトレース跡がしっかり付いていた為、非常に登り易く胴結場までは登山靴のみで歩けました。 胴結場に付くなりトレース跡は急に無くなり登山靴では歩けなくなったので、ここでスノーシューを装着しました。とても快適な歩きとなりましたが、無雪時期には問題なく歩ける道が、木の枝と雪の段差に阻まれ意外と簡単に歩けませんでした。積雪は多分2m近く有ると思われます。 やはり尾根は風の通り道となる為、雪の吹き溜りと風の通った跡が50cm以上の段差を作るので、雪上アスレチックを行っている状況です。 胴結場から幾つかのピークを越えると、樹木が減り道幅も狭くなってきます。ここから八幡様・山頂までは緊張の連続となるナイフリッジ状の尾根を歩きます。 無雪時期はある程度幅のある普通の登山道なのですが、どうも雪が2m以上積もり風によって吹き上げられ、この様な形状になったと考えられます。場所によっては雪庇も有り、踏み抜くなどすれば斜度70度以上の斜面を百数十メートルに渡り転げ落ちる事になります。普段は雑草や低木の林が有り気付きませんが、積雪時期はそれらが雪の下になる為、大きな滑り台と化しています。危険度はかなり有りますが、特別な技術と道具は余り必要ではなく普段より慎重かつ丁寧に歩けば、無事通過する事は出来る状況です。 天候は風が強くない晴れの日に山行を行う事が無難であると思います。 八幡様を越える当りでトラブルが発生した際は状況によりますが、引き返すよりは山頂経由で木島平スキー場へ降りる事をお薦めします。但し荒天の場合はナイフリッジの尾根を通らない方が無難なので、来た道を引き返すしか有りません。 山頂からは木島平スキー場のリフト降り場までは10〜15分程度、夜間瀬スキー場リフト降り場まで30分程度となります。 時間の短縮や体力に自身がない方は、木島平スキー場からリフトを使って登り、夜間瀬スキー場へ下りるルートや、また元に戻るルートがお勧めです。 今回のルートの逆周りで赤岩の登山口へ降りるルートは、雪山の醍醐味が味わえて景色も抜群です。 楽しく安全な雪山山行をお楽しみ下さい。 |
写真
感想
今回の雪山山行は単独で危険を伴う内容でしたが、1週間前に13名のパーティーで登った跡をトレースする事で無事行って来ました。また、動物も登山道を利用する為参考となります。
多分鹿の部類と思うのですが大型の動物も雪庇は避けて通っていますね。
景色は大変良く右手に長野市内や100名山の四阿山、花の100名山の根子岳、志賀高原の山々、後ろを向けば北信五岳が鎮座しています。
ナイフリッジ状の尾根歩きはアップダウンが有り、きついですがひやひやしながら楽しく歩けました。
山頂はやぐらに上がると360度の展望が開け素晴らしい景色を眺める事が出来ます。
因みに木島平スキー場からリフトで上がれば、直ぐにこの展望手に入れる事が出来ますよ。
山頂でお昼を頂きましたが、14:00を過ぎているのにダイヤモンドダストを見ながら、陽だまり?の中を食べるご飯は不思議な感じでした。この時ばかり太陽のありがたみを大変良く感じました。
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kintakunteさん、1人で高社山に行ったんですね。
素晴らしい眺望を手に入れることができたようで何よりです
今回の山行のアップを楽しみしていましたが、標題が「長野県下高井郡山ノ内町」だったので、kintakunteさんから高社山(1月23日)のレコにコメントをもらうまで気が付きませんでした
今日は遠出の温泉ツアーの予定でしたが、長野でも雪が結構降っていたので中止となりましたが、明日は上田の虚空蔵山に行く予定です。(←中止となりました。2月7日8時)
kusmmkさん、コメント有難うございます。
えっと、コメントを見る前に高社山を付け加えさせて頂きました。中止になった虚空蔵山は無積雪時期に登った事が有りますね。
高社山は息絶え絶えで登って来ました。来た道を引返す元気がなく、夜間瀬スキー場へ降りましたが、逆コースの方が楽でしたね。
往復4時間はとても難しいです。
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