輝ける絶景赤岳
- GPS
- 29:58
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 8:42
天候 | 28日 快晴 29日 深夜から大雪(午後から晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰路:バス美濃戸口13:20⇒茅野14:00着(930円)、茅野15:00⇒東白樺湖15:45(1,000円)(家族のいるYHへ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●八ヶ岳山荘(美濃戸口)〜行者小屋 ・トレースはしっかり。 ・往路、ノーアイゼン。早朝のため赤岳山荘までは凍結箇所もちらほらあり、滑ることもあり。 ・帰路、12本アイゼン。積雪の状況が不明だったので一応つけましたが、なくても問題ない様子。 ●行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳山頂 ・トレースはしっかり。12本アイゼン、ピッケル使用。わかんは不要。 ・文三郎尾根後半、主稜線が見えてくる頃から強風となりますが、今回は覚悟の範囲内で、ゴーグルをつけるほどでもなく。 ・赤岳山頂直下の岩稜帯は雪がしっかり締まっているので危険を感じることなく登りました。鎖もしっかり出ていました。 ・凍結などあると状況は変わりそう。 ●赤岳山頂〜赤岳天望荘 ・トレースはしっかり。12本アイゼン、ピッケル使用。 ・天望荘に激下る手前で1ヶ所断崖の岩を横切る部分があり、雪や風の状況次第では危険と感じました。 ・天望荘までの激下りは風強く、少々あおられながらですが、問題なし。 ●天望荘〜地蔵尾根〜行者小屋 ・トレースはしっかり。12本アイゼン、ピッケル使用。 ・地蔵尾根の下り始めで小さなナイフリッジっぽい部分あり。凍結と風次第で危険度は増すでしょうか。 |
その他周辺情報 | ・赤岳天望荘は休憩で立ち寄り、持参したお湯でコーヒーを飲んだだけですが、心温まる空間でした。 |
写真
感想
今シーズンの目標にしていた厳冬期赤岳とテン泊。色々と装備の研究やテストも行いましたが結果的にはコンディションに恵まれた初心者向けの赤岳で絶景を楽しむことができました。
<28日>
・翌日29日は大雪予報のため、本日28日は8:30までに行者小屋に到着してこの日の内に赤岳・横岳・硫黄岳を周回したいと思いながら出発。
・しかしながら、真っ青な空と光り輝く太陽と白の世界に見とれて歩いていると前夜の睡眠不足のせいか、段々眠たくなってきて、足取りは鈍りました。今回はまったりとテン泊と赤岳を楽しむことにします。
・文三郎尾根は高度が上がって振り返る度に硫黄岳から、天狗岳、蓼科山などが姿を現してくれます。
・主稜線からは、格好いい阿弥陀岳をバックに、赤岳直下の岩稜帯を進みますが、雪質もよくアイゼンもしっかり雪を噛んでくれている感じで危険は感じず。
・頂上からは北アルプス、南アルプス、中央アルプスから富士山まで素晴らしい銀嶺が連なり、最高の景色を堪能しました。
https://www.youtube.com/watch?v=2E9TvkKeTEE
<29日>
・深夜、テントを叩く雪の音と、暑さで何度か目が覚めましたが身体を起こしたのは5:00。外気温は△5℃程度とこの時期にしては異例の暖かさと思われます。
・シュラフはモンベルの#2と#3を重ねていましたがこの気温では#2のみで十分だったと思います。
・余裕があれば阿弥陀岳をピストンしてから下山も考えましたが、慣れない雪山テント泊の片づけなどにも手間取り、結局しんしんと雪が降り続くのを眺めながらまったりとカフェタイムを楽しんで、下山することにしました。
今回は初めての厳冬期の赤岳、初めての雪山テン泊と、無雪期の縦走とは勝手が違って何かと手間取ってしまいました。
・12月下旬としては異例の暖かさ
・風も強くない
・28日までの数日間降雪なく、雪は締まっている
といった絶好のコンディションであったため、赤岳のみの登頂となったことに少々悔いが残っています。
次回は赤岳〜横岳、硫黄岳の周回や阿弥陀岳登頂を目指したいと思います。
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<主な装備備忘録>
・テント:エアライズ1(夏用フライシート)
・シュラフ:montbell #2と#3を重ねて使用。
・12本アイゼン、ピッケル。(わかん持参も使用せず)
・登山靴:LOWA厳冬期用の靴を購入(普段の3シーズン用登山靴が直前に浸水のため急きょ)
こんばんは
遠征テン泊お疲れ様です
やっぱり景色が違いますね、うらやましい
私は相変わらずモノトーンです
来年もよろしくです
やっぱり高度も上がるので景色も一味変わってきます。
今回は暖かくて歩きやすく、天候に恵まれました。
大山、霊仙もまだ積雪期に行けてないので拝見します〜
本年は氷ノ山にもご一緒させいただき、また毎回のコメントもいただき、
大変お世話になりました。
また来年も安全登山第一でよろしくお願い致します。
tubataroさん、こんばんは!
なんなんですかっ、この素晴らしい光景はっ
この高度での青の濃さはハンパないですね~
青と白の世界がたまりません!
私も今シーズンは赤岳に行こうと思ってますが、
大丈夫かな~?
いい日に行けて良かったですね!
蓼科でよいお年をお迎えくださいませ
来年もよろしくお願いします
やっぱり高度が上がると白も青も濃くなって圧巻の景色になりました。
今回は暖かく、風も大した強さではなく、数日間降雪がなくてしっかり踏みしめられているなど、かなりよいコンディションでしたので問題なく登れました。
条件次第で幅広く状況が変わるのだろうと思います。
よい日を見計らって是非、行ってみてください。
今は蓼科でスキー三昧です。
初の雪山の比良でお会いしてから丸2年ですねえ。来年も引き続きよろしくお願い致します。
待望の赤岳登頂おめでとうございました 素晴らしい青空で最高の景色ですね。次は硫黄岳に向けての縦走レポ、待ってますよ!!
無事赤岳に登頂できました。
色々不安もありましたが、結果的には最高のコンディションで絶景を堪能できました。硫黄岳やさらに北八への縦走など、目標は広がっていきます。
nagisukeさんも同時期に西穂でしたね。快晴のもと素晴らしい写真の数々ですね。さらに阿弥陀南稜・・
自分のレベルでは厳しいのですがいずれは登ってみたい。
レコ楽しみにしています。
来年もよろしくお願い致します。
赤岳登頂おめでとうございます!
心残りがあるなんて言いつつも、会心の山行だったんではないでしょうか?
コンディションが良かったとはいえソロで危なげなく登頂できたのは
やはり入念な下調べ・準備と日々の鍛練をおろそかにしていないtubataroさんだからでしょうね。
僕も来シーズンか再来シーズンにチャレンジしたいので、のんびりチマチマと準備をしつつあります。笑
また機会あれば色々と教えてください!!
登っていると色々と欲が出てきてせっかくの好条件、
硫黄まで行きたいなあ、行けたなあ、、と色々考えてしまったのですが、
下山して写真を見返しているともう十分満足な山行だと思えます。
また次回にはもう少しステップアップしていきたいです。
比良では超ニアミスもありましたし、また近いうちにお会いできると思います。
是非ご一緒しましょう。来年もよろしくお願い致します。
tubataroさん、こんばんは。
この時期、雪山と青空が重なるととっても良いですね〜 臨場感バッチリです
晴れて下界があまり風が無くても、冬のこの辺りの稜線は凄い風の事も多いので、ゴーグルを着けるほどの事もなかったというのは良いコンディッションだったと思います。横岳、硫黄を周回できなかったのは次の楽しみができたという事で
今日見たら僕のヤマレコの知り合いのshigetoshiさんが、tubataroさんとすれ違いで赤岳に登っていました。同じ場所とは思えないほど状態が悪いですね 冬山は一日でこんなに違うという良い見本ですね。。。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-567461.html
ありがとうございます。
本当に条件に恵まれた山行で、初の雪の赤岳でこんな光景を目にすると
もうやめられなくなります。
安全第一で少しづつ目標を高くしていきたいです。
shigetoshiさんのレコ、拝見しました。
すごいですね。あの悪条件の中、腰までのラッセルとルーファイをしながら、
確実に予定ルートを進む力、私も身につけていきたいものです。
今年もまた色々と教えてください。よろしくお願い致します。
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