牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜小金沢山(ワンコと一緒)
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- GPS
- 10:07
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 745m
- 下り
- 745m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の積雪は10cm位でした。帰りには溶けて2cm程度になっていました。 山頂付近は20〜30cm位はあります。 12本爪アイゼンを装着しましたが、軽アイゼンの方がベターでしょう。 |
その他周辺情報 | ペンションすずらんは営業しています。 帰りにコーヒーと桃ゼリーを注文しました。おいしかったです。 |
写真
感想
一週間前に右足の下肢静脈瘤の切除手術をしたので、あまり無理のないルートで試すつもりで石丸峠から小金沢山を目指そうと思って出かけました。
雪の状態からFFのフィットとスタッドレスではペンションすずらんで限界を感じ、林道を歩こうかと思案していたら地図には記載のない牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ直登できる登山道を発見しました。
ペンションに駐車していたらオーナーの方が招き入れてくださって、ペンションの中で登山道についての情報を聞くことができました。
昨年開通した新道で危険は少ないとのことで安心して出発です。
車で出発の準備をしていたら黒いワンコが嬉しそうに飛びついてきました。
オーナーさんの話では着いて行くかもしれないとのこと。
餌が欲しいのかな?、でも何だか面白そうと思って黒ワンコと一緒に出発です。
下山した後でロッタちゃんという名の雌で子供を沢山生んだ犬だと説明されました。
一緒に歩いてみたらビックリしました。
ロッタちゃんは実に素晴らしい案内をしてくれる名犬でした。
時々見える位の距離を先行してトレースをつけているようで、追いつきそうになるとまた先に歩み始めます。写真撮影したりして少し遅れると迎えにきてくれることもあります。最初のうちはあまり信用していなかったので、時々少し違うルートを歩いていることがありましたが、ロッタちゃんは正しいルートを教えてくれていたことが帰りにはハッキリ理解できました。
三十分ほど歩いてカレーパンを少し食べたときにロッタちゃんにもちぎってあげてみたら食べませんでした。食べずに離れたところにくわえてもっていきました。
その行動は下山の時にはっきり理解できました。
そこから少し間違えたルートを登っていた私を正しいルートに導こうとしたのです。
山頂でもオニギリをあげようとしても食べませんでしたし、登山者の貴重な食料を与えられても食べないようにしていたようにも思えます。
もう一つ判明した驚きの事実!!
12/13にも湯ノ沢峠から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ行ったのですが、その時に山頂まで肉球のトレースがありました。下山後にネットで調べてキツネと推定したその足跡はロッタちゃんのものでした。その日もロッタちゃんが別の登山者に同行して湯ノ沢峠まで行ったのだそうです。凄い犬です。
山の方も山頂に着くころには天候が回復していて素晴らしい眺めでした。
足の手術の後も良好で今後の不安もなくなりました。
本日の登山者は人間は私だけですからトレースがなく、不安になるところですけど犬のロッタちゃんが不安を解消してくれたので何の心配もなく、とても楽しく登れました。
帰りに車を出して300mほど下った道路にロッタちゃんが見送りにきていました。
窓を開けて「今日はありがとう、バイバイ」って言って通り過ぎた後、ロッタちゃんはミラーから消えるまで車を見つめて見送ってくれました。
次回も犬のロッタちゃんと登りたい!! そんな感情が湧いてしまいました。
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