飛越・万波登山口から小白木峰─白木峰往復
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:16
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 774m
- 下り
- 765m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛騨側の万波高原に新たに設けられた白木峰登山道駐車場にクルマを置いた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降った翌日というのを割り引いても登山道のドロドロが酷く、ドロ対策は必須。 |
その他周辺情報 | 大長谷温泉で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
シュラフ
サングラス
|
---|
感想
1年前に、弟子(妻)と取水口から小白木峰(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4470366.html)に登ったけど、登山道の劣悪なコンディションと、弟子の靴底の劣化でグリップが効かなくなっていて危ないことから白木峰まで行くことなく引き返した。弟子からリヴェンジの申し出があり、再度白木峰に挑どむことになった。しかし、取水口から小白木峰のコースは『ヤマレコ』の諸先輩方の記事をみる限り、コース状況がよくなってることは無さそうなので、飛騨側の万波コースからの往復を企画した。富山県民だったら8合目登山口までクルマで登って往復または周遊するのが4年前までは常識だったため(苦笑)、万波コースを歩くのは初めて。
万波コースの欠点は駐車スペースが少ないこと(だと、少なくとも私は認識してた)。そのため駐車場確保の狙いから、当日の7月2日は『キャラメルハウス』(自宅)を3時半にクルマで出発し、酷道472号を南下。前日は雨だったけど、当日は天気回復の予報が出てた。しかしながら、ワイパーを動かす必要があるほどの細かい雨粒がフロントガラスを打つ。一旦トイレ休憩のため杉ヶ平キャンプ場に立ち寄ってから、杉ヶ平ゲートよりさらに南下。去年はトラックが脱輪してて、送水管のたもとでクルマを置いて酷道を取水口まで歩くハメとなったけど、今年はそんなマヌケなクルマは居ない(苦笑)。まだ1台もクルマが居ない取水口を通過するとすぐに県境。岐阜県に入るとすぐに左手の未舗装林道に入る。万波まですぐの印象だったけど、なかなか着かない…。道を間違ったか?…と不安になり始めたところ、地元・飛騨市が最近整備した広い「白木峰登山道駐車場」に到着。先客はクルマ1台。クルマのなかで弁当喰ったり、身支度してるうちにどんどんクルマが到着し、5台くらい集まったところで、5:24に登山開始。ちなみに、従来使ってたザックの痛みが激しかったため、今回から買ったばかりのmountain daxシフティー32R DM-305R-17を使用。
白木峰登山道駐車場から雨上がりで水たまりが酷い林道を往くと、従来の林道分岐点の駐車スペースに出た。新しい駐車場が出来たせいか、クルマはゼロ。登山口のほうへ林道を上がっていくと、やがてクルマ止めがある。ここまで上がってるクルマが1台居た。車止めの先の林道を歩いていると、次々に元気な若い登山者に抜かされる(苦笑)。5:57に万波登山口に到着し、車道を離れて山道に入る。天気はどんどん回復し、朝日が眩しいけど、雨上がりのため道の状態は良くない。緩くジグザグに切られ、歩きやすい登山道を登るとやがてブナの林のなかを往くようになり、6:36に去年歩いた取水口からのコースと合流し、6:39に小白木峰頂上に到着。頂上南側の展望地のベンチで休憩。御嶽山がスッキリみえたけど、乗鞍はまだガスのなか。ただし、陽射しが強くなっているので、日焼け止めを塗りたった(苦笑)。
6:49に小白木峰を出発し、今年こそ白木峰を目指す。小白木峰─白木峰間は、『ヤマレコMAP』でコースタイムは1:41で(苦笑)、いくつかの小ピークを乗り越えていく。途中何回も白木峰がみえるポイントがあったけど、遠い! 途中、草穂の池塘や二輪だけのニッコウキスゲなどのポイントがあったけど、蒸し暑い樹林帯の道が続く。また、傾斜が緩く排水がうまくいかないせいか道が、ドロドロだ! これには参った!(苦笑) やがて、頂上の一隅にある太子堂がみえるようになり、ニッコウキスゲの群落が現れるようになったけど、そうなってから頂上までが長かった(苦笑)。8:24に太子堂に到着。歩き慣れた8合目からの道に合流し、8:29に白木峰の頂上に4年ぶりに到着! 小白木峰からちょうど1時間40分かかった。頂上のベンチは先客の登山者たちで殆ど埋まってた。
4年前に白木峰(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1971914.html)に来た時は、朝思い立って『キャラメルハウス』を出発し、8合目から簡単に登って来られた。朝のラジオ体操みたいだった(笑)。ホント、お気軽な山だったけど、その年の10月の水害で林道大谷線が崩れ、今も再開の目処が立たない状況。林道が健在だった頃はニッコウキスゲの頃は駐車場は満車で林道にも路駐がアタリマエのオーヴァーユースが心配な状況だったけど、ホントにニッコウキスゲに会いたい!…と思う登山者だけが麓から汗かきながら登る山に戻った。環境保全の面からいうと今のほうが望ましい姿かもしれないけど、昔の手軽さも捨てがたい(苦笑)。
白木峰には何度も来てるけど、ここまで展望が良かったのは初めてかもしれない。富山湾をみたのは、ホント、初めてかも。立山連峰、槍穂連峰、乗鞍、御嶽、白山、大笠山までホント、よくみえた。また、咲き誇るニッコウキスゲの姿も圧巻だった。あまりにもいい場所なので、30分も頂上に居た。
帰りも長丁場なので、浮島まで行かずに往路を戻る。陽射しが強いので、ドロドロの登山道は若干乾いて歩き易くなった気がした。この暑いなか、次から次から登山者が登って来る。お花がウリのせいか、女性登山者の割合が高めな印象。上りの登山者との離合待ちに時間を要したせいか、小白木峰への戻りに1時間半を要した。帰りの小白木峰でも展望所のベンチで休憩。10:40に小白木峰を出発し、きっちり1時間で白木峰登山道駐車場に戻った。出発した時にはクルマが1台も無かった従来の駐車スペースには6台クルマが居て、新しい白木峰登山道駐車場には20台ほどクルマが居た。帰りにクルマで通過した取水口には10台程度、新しく開削された「木こり新道」入口にも5台程度クルマが居た。大人気の山です!(笑)
帰りは峠越えして高山線打保駅方面に出ようかと思ったけど、往路を戻り、大長谷温泉に立ち寄った。2時前には『キャラメルハウス』に帰還。
花の山で有名で、特に今の時期はニッコウキスゲの名所と知られるだけに登山者で賑わう山。迷うところは全く無いけど、ドロドロの登山道だけには参った!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人