神威岳《百松沢林道コース》
- GPS
- 06:27
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 983m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:23
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
・S−札幌駅(じょうてつバス)7:00発〜百松橋8:10着 ・G−百松橋14:51発〜札幌駅16:00着 ・運賃ー片道720円 〈駐車場〉 ・百松橋は通行禁止のため林道駐車場は使用できません |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・百松橋〜林道短絡路入口 林道砥石ダム周辺部で崖崩れあり、林道に大きな亀裂あり危険です。 山側斜面沿いに注意して慎重に進んでください。 その他山側に2か所がけ崩れ、落石多く要注意。 ・林道短絡路入口付近、藪で入口が判り難い。この間は藪道が続きます。 ・登山口〜神威岳山頂 急坂の連続、途中3か所ロープ場あり。 雨の時はロープ以外に掴むところがないので、滑り易いので要注意。 ・熊出没情報、多数あり。 |
写真
感想
札幌への旅行中に空いている一日を利用して、札幌近郊の山行を計画する。
この地域の山は馴染みがなく、探していると山頂が独特な形をした神威岳が目に留まる。
神威岳といえば300名山の日高の山を思い出しながら、この山に決定する。
山行前夜の札幌の人の話題が熊の出没情報、特に今年は札幌近郊の住宅街に熊が多く出没している。皆から熊が出るのに何故行くの?危険だから、注意しての警告ばかり…
そんな思いを感じながら、いつもより慎重に神威岳に向かう
7:00札幌駅から定山渓温泉行の快速バスに乗り、温泉手前の百松橋バス停で下車する。
豊平川に架かる百松橋は車両通行止め、橋を渡ると小さな百松沢小屋があり林道登山口となる。ここで登山準備、勿論熊避けの鈴を装着して出発する。
広い林道を1kmほど進むと右側の崖下に砥石ダムが見えてくる。その一部の崖が崩落し林道に無数の大きな亀裂が走っている。林道の山側斜面に沿いながら慎重に歩く。
更に進むと2か所、山斜面が崩れ落ち林道に沢山の落石が見られる。
林道は想像以上に荒れている。熊以上に林道に注意しながら歩いたのか、途中で短絡路入口を見落とし道の間違いに気づく。
途中で植生の調査をしている4人の学生に出会い道間違いであること、その先の神威岳への林道の藪が酷いから注意して登山してくださいと親切に教えてくれた。
一旦、短絡路入口に戻ると左に神威岳の標示板があるが見え難い、そして短絡路入口は藪に覆われ倒木があり完全に道が塞がり判り難い。
クマ避け対策の鈴の音が悪いのでラジオに切り替え、音量を上げて再出発する。林道終点までの林道は少し荒れていたが、藪は想定したより酷くなかった。
ここから尾根に取り付き、本来の急坂の登山道になる。
ジグザグの急坂の尾根道を登り続けると2回目のロープ場が現れる。ここを登り切ると平らな見晴台だ。見晴台からは独特のテラス状の岩峰、神威岳が目前に迫る。
見晴台から緩やかな尾根を暫く進むと832mのコルに到着する。この一帯の尾根道には巨木に巻き付くツルアジサイが満開に咲き誇っている。
コルから見上げる岩峰基部、どのようにテラス状の頂上に登るのか想像する。
予想より早く雨が降り始める。ゆっくりできない。
コルを少し進むと下山途中の4人の登山者と挨拶を交わす。今日初めての登山者と出会う。
岩峰を左に巻くようにトラバースして進むと3回目のロープ場が現れる。ロープ場を超えて暫く進むと烏帽子岳・神威岳分岐、分岐から山頂は目前だ。
山頂は平坦で岩稜の欠片もなく、周辺は大きなダケカンバと笹と灌木に覆われている。山頂からの視界は小雨で悪いが定山渓天狗岳、手稲山を見ることができる。
天候悪化を気にしての短い山頂での滞在時間、昼食と休憩をとり慌ただしく山頂を後にする。
小雨も暫くして止み予定通り無事、下山することができました。
腰痛が身体全体に拡がり、思うような山行ができませんでしたが記憶に残る山歩きになりました。
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