雁戸山 梅雨晴れに汗絞られるノコギリ山

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 9.3km
• 登り: 616m
• 下り: 685m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 1:27
• 合計: 5:48

距離 9.3km 登り 616m 下り 690m

8:17 スタート地点
8:50 関沢分岐
9:50 9:51 前山
10:03 10:20 滑川コース分岐
10:36 10:39 蟻の戸渡り
10:49 11:01 雁戸山
11:03 11:06 笹雁新道分岐
11:11 11:42 雁戸山
11:49 11:54 蟻の戸渡り
12:10 12:16 滑川コース分岐
13:22 13:29 関沢分岐
13:58 13:59 山工高避難小屋
14:04 14:05 笹谷峠駐車場
14:05 ゴール地点

GPSのスタートを入れ忘れて、途中からのスタートになっています。駐車場のスタートが8:00ごろです。

天候

晴れ　風弱く樹林帯は蒸し暑い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹谷峠駐車場　二十台ほど可能　帰るころには路駐も
新しい仮設トイレが設置されていました。綺麗でペーパーもあります。ありがたい。

コース状況／危険箇所等

雨上がりなど滑りやすい道。樹林帯でも岩などの乗り越し、前山のトラバースは樹の根が張り出し、歩きにくい。
稜線部に飛び出すと急で狭くロープもあるので、すれ違いなど十分に気を付けて。

写真

7/2 6:57

釜房湖岸から見る雁戸山。良い天気だ。

笹谷峠に上がってみると山形側からガスが上がっている。でもこれは晴れる霧。暑くなりそうだ。

歩き始めると青空がのぞく。この付近でのクマ出没情報があるので鈴を大きく鳴らして。

滑りやすい樹林帯で汗をかいているうちに関沢分岐

7/2 8:49

山形の山はどこでも整備がしっかりしている

7/2 8:50

ウマノアシガタのつやつやした黄色が元気をくれる

7/2 8:57

登山道脇に普通のヤマオダマキに囲まれて清楚なキバナヤマオダマキ

7/2 9:01

こちらがヤマオダマキ

7/2 9:08

樹林帯には時折風が流れ込むが、歩いていると汗が噴き出す

7/2 9:34

ちょっと草臥れちゃったハクサンチドリ、しろっぽい

7/2 9:35

見通しの悪い樹林帯だが時折、花が現れてなぐさめてくれる。これはカラマツソウ。

7/2 9:36

纏まって咲くと美しい

7/2 10:02

足元の踏まれそうな場所にコケイラン

7/2 10:02

7/2 10:05

緑がかったユキザサの花

7/2 10:05

7/2 10:15

ようやく前山のトラバースを抜けて一休み

7/2 10:15

シロバナクモマニガナ

7/2 10:18

蔵王が姿を見せる

7/2 10:21

蔵王のスキー場の稜線の上に飯豊連峰が見えた

7/2 10:21

山形のビル群の向こうには、雲を突き抜けて朝日連峰が見える

蟻の戸渡の急斜面を登る

山頂のようだが本当の山頂は奥に隠れている

7/2 10:27

ゴゼンタチバナの小群落

7/2 10:41

ちょいとアップ

7/2 10:30

前山の上に覗く月山はまだ白い

7/2 10:34

歩いて来た前山から蟻の戸渡への稜線。奥には月山。

7/2 10:34

山形神室から仙台神室へ続く二口の山々。大東岳や船形連峰など。

7/2 10:36

振り返ってノコギリの刃が一番せりあがる北雁戸の頂へ

7/2 10:39

ウスユキソウが咲きたての美しさで

7/2 10:42

さあ最後の一登り

7/2 10:43

月山が大きく美しく

7/2 10:43

北を見ると雲を突き抜けて鳥海山が

7/2 10:43

鳥海山をアップすると無数のトンボ

7/2 10:44

大朝日が雲の隙間から

7/2 10:46

ハクサンシャクナゲが薄紅刷いて

7/2 10:53

蟻の戸渡をアップ。すれ違いには気を付けましょう。

7/2 10:59

久しぶりの山頂です

たまには証拠写真

7/2 11:01

蟻の戸渡をアップしてみると、なんだかすごいところを登ってきたと思える

7/2 11:02

山形道がうねって山形の市街地へ

7/2 11:05

笹雁新道の分岐まで行って、南雁戸と蔵王を眺める

7/2 11:07

山頂周辺で目立っていたこの花は、タニウツギの仲間で園芸種のベニウツギのように見えるのだが

7/2 11:08

ハクサンシャクナゲの薄紅色がない真っ白いやつ

7/2 11:09

これも清楚で美しい

7/2 11:11

ウラジロヨウラク。今年はあんまり見てなかった。

7/2 11:13

山頂で乱舞するトンボの大群。すごい数だった。

7/2 11:34

梅雨の時期とは思えない良い眺望の天気。帰りたくないがそろそろ帰りましょう。

7/2 11:53

蟻の戸渡から最後のご挨拶

7/2 12:00

南蔵王に多いタカネバラが一輪だけ咲いていた

7/2 12:06

コケモモの小さな花

7/2 12:43

ベニウツギのような木はカケスガ峰付近にもあった

7/2 12:45

こちらも一輪だけ咲いていたハクサンフウロ

7/2 12:47

カケスガ峰から見る前山と雁戸山

7/2 12:56

藪の中にベニバナイチヤクソウ

7/2 12:57

タカネアオヤギソウをアップで。黄色い蕊が可愛いですね。

7/2 14:00

帰り道、山工小屋に寄ってみた。冬の時期、お世話になりました。

7/2 14:01

八丁平の六地蔵の一つ、鶏亀地蔵様

7/2 14:05

斎藤茂吉さんの歌碑が建つ、峠へ戻りました

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

morino1200さんにお誘いを受けて、雁戸山に行ってきました。久し振りだなと思ったら5年ぶりでした。
夏場に登ったこともなく、花の様子など結構目新しいことに出会えました。雁戸山は宮城の山としては珍しくギザギザしたノコギリの刃のようで、狭く急峻で見晴らしの良い稜線を歩きます。樹林帯で汗を絞られたものの、眺望もよい日で、鳥海山や飯豊も見えて得した気分です。
宮城の山、いろいろ歩いていると思ってもまだ知らないことは多いのだなと、改めて思わされた山行でした。

コメント

morino1200

お疲れ様でした。
蒸し暑くて歩き難い道でしたが、新山分岐からは気持ち良く歩けましたね。
遠くの山も見られて何よりでした。
又よろしくお願いします。
※私の記録はこちらにアップ。　https://morino1200.exblog.jp/

yonejiy

morino1200さん
お疲れさまでした！
しばらくぶりに歩いてみると、思った以上に疲れさせられる山でしたね。
でもいろいろな花に出会えてよかったです。また誘ってください。