筒賀鷹ノ巣山 色梨川オシガ谷〜サリヤマ谷
- GPS
- 07:12
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 727m
- 下り
- 760m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鷹ノ巣山付近には一般登山道はないが、テープの目印はある。笹藪が濃い部分もあり。 |
その他周辺情報 | 湯来温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
虫よけネット
防虫スプレー
|
---|---|
備考 | ロープは使用せず。 |
感想
その昔、湯来の打尾谷から上筒賀に抜ける道は二つあり、ひとつが猪股越で、もう一つが猿山越である。猪股越は現在は県道41号線になっているが、猿山越の道は失われている。打尾谷川の上流を色梨川といい、色梨林道が熊押峠を越えて栗屋郷川まで延びている。色梨川の左岸支流にサリヤマ谷があり、左俣が猿山越に続いている。猿山越の筒賀側は、奥の原谷支流のサルヤマ谷である。また、サリヤマ谷の源頭の980mピークは地形図では無名であるが、鷹ノ巣山といい、地形図の鷹ノ巣山989mは栃山が正しい呼び名のようである*。猿山越は鷹ノ巣山とその南の936mピークの鞍部とされる。サリヤマ谷沿いに峠道があったのであれば、それほど険しい谷とは思えない。今回サリヤマ谷のひとつ下流の、オシガ谷を遡行し、鷹ノ巣山を越えてサリヤマ谷の右俣を下降してみた。オシガ谷、サリヤマ谷とも、比較的傾斜が緩く、花崗岩の美しいナメが続く谷であったが、惜しむらくは長いわりに大滝が少ないことである。それでも、サリヤマ谷の7mひょんぐり滝は滝つぼも大きく見事であった。両谷とも、下部は植林帯だが、源頭付近は自然林が美しい。鷹ノ巣山頂上は展望なく、羽虫が多かったが、虫除けネットが役に立った。なお、サリヤマ谷の名称は、桑原良敏「西中国山地」から、オシガ谷の名称は色梨林道にかかる橋の銘板から取った。「西中国山地」によれば、鷹ノ巣山を越えた反対側の奥の原谷にもオシガ谷がある。偶然だろうか。
*https://yamaaruki.sakura.ne.jp/06/060102-sumamo.htm?_sm_au_=i2sPf3rfHs22FSQHML8tvK34L00HF
「現在筒賀村で鷹の巣山と呼んでいる山はタカノス谷の水源にある980メートルの峯である。その近くにある989.0メートル峯の点称は狢襪料祗瓩任△襪、現在この山は馬越、坂原ではともに栃山と呼んでいる」(「西中国山地」桑原良敏)。
猿山越は猿の居る峠でなく、「猿でないと通れない急峻な場所」(「西中国山地」)という。
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