9歳児と鳳凰三山の下見に来たら白峰三山ドーン・夜叉神峠【やまハイ】
- GPS
- 03:17
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 422m
- 下り
- 424m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日曜日ゆえか空いてました |
コース状況/ 危険箇所等 |
完璧 公園レベル |
その他周辺情報 | 金山沢温泉 明るくてよき湯でした |
写真
感想
6月の下旬から7月にかけては、桃のシーズン。道の駅しらねのところにある南アルプス市農産物直売所には20個1500円の激安だけど激ウマいやつ、幻の超美味スモモ「貴陽」など、行かないと後悔するレベルで桃が売られている。
朝9時の開店、その前から行列ができているので8時半くらいに到着、桃ゲットに向かう。
そしてまあ、南アルプス市まで来ているんだからちょっと山登っておこう、となるわけで、それじゃどこがいいかというと「高谷山」だなと。夜叉神峠を回っておりてくるというのは悪くなさそう。なんといっても7月、下界は暑くて気軽に登れる山などない。
……なんて計画していたけれど、晴れの週末の中央道がすんなりと通れるわけもなく。出発の遅れと重なって、渋滞を乗り越えて弁当と桃をゲットして夜叉神峠の駐車場に到着したらもう11:50。
うーん。まあとりあえず、峠まで行ってみるか。高谷山はまたこんど。鳳凰三山にいつか登る、その下見をかねて。
繁忙期にはとうてい空かないだろう登山口そばの駐車場、ここに車をおいてスタート。芦安方面すぐのところに登山口がある。
登り口にはあずまやがあって、ここで「ゆるキャン△」ドラマの撮影が行われた(マンガでは場所のモデルになった)、いわゆる聖地というやつ。一時期このドラマにものすごくハマっていたので、息子はちょっとうれしそう。
あずまや付近には数多くの掲示がある。山小屋の営業案内から危険情報、警告までさまざま。ここが気を抜いて登ってはいけない高い山の入り口であることがよくわかる。
登山道はそれはもうしっかりとしたもので、公園の散歩道のような広い道が大まかなつづら折りで上に向かっていく。斜度はさほどでもなく、気持ちよく歩くことができる。
とはいえ、快晴の7月上旬。標高1000メートル越えの森の中といえども、登ると暑い。暑いねー、と言いながら登る。
ほどなくして高谷山方面からの稜線道に出る。ここからは峠まであと少し。進んでいくと空が広くなって、夜叉神峠に到着。
想像よりはるかに、景色がスゴい。南アルプスが目の前にドーンと広がっていて、左から農鳥岳・間ノ岳・北岳が勢揃いしている。相当気軽な気持ちで登ってきたから、ここまでの絶景に出会えるとは思わなかった。
峠はちょっとした公園のようになっていて、その端に夜叉神山荘が建っている。日曜日の昼とあって登ってくるハイカーも少なく、山荘はひっそりとしていた。ビールが売られていて、こんなところで飲んだらさぞ美味いだろうなと恨めしく思った。
さて、こんな素敵な場所でお昼ごはんにしよう。あまりに日当たりがよいので、日陰になるところを探す。下草がちょっとちくちくしている。
南アルプス方面に来るときは、途中にある道の駅とよとみで弁当を買っておく。息子が大好物のからあげ弁当にかぶりつく。コーヒーをいれて飲むともう、最高。
大絶景を思いっきり楽しんだら、そろそろおりよう。それまで峠の広場のすみまで探索していた息子が、ちょっと待って、と言う。夏の草原ときたら、バッタとり。それは高度2000m近いこの地でも変わることはない。ブレない男はヒシバッタを1匹捕まえて満足したようだ。
あとはのんびりくだる。木々を通り抜けた初夏の陽射しがゆるい坂道とあいまって本当に気持ちがいい。もっとのんびり歩いていたいけれど、あっという間におりてしまった。本日の山登りはこれにて終了。
峠からすぐのところにある金山沢温泉に寄る。こぢんまりとしているけれど、なかなかよいおふろでした。ここでも桃が売られてうっかり買いそうになる。結局みんなで、外のあずまやでアイスを食べた。
平地におりて、甲府にあるお気に入りのペルー料理店で晩ごはん。セビーチェにチキンローストにロモ・サルタード。今回もいいだけおなかをパンパンにして帰路についた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する