冬の御池岳 テーブルランド泊（T字尾根）

2014年12月29日(月) ~ 2014年12月30日(火)

• GPS: 28:54
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,108m
• 下り: 1,113m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:38

距離 7.6km 登り 844m 下り 198m

9:38 スタート地点
10:03 君ヶ畑登山者用駐車場
12:25 12:27 Ｔ字尾根最高点
16:16 宿泊地

2日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:44

距離 9.3km 登り 269m 下り 918m

8:49 宿泊地
9:51 9:53 奥の平
10:05 10:19 御池岳
10:32 10:43 ボタンブチ
12:35 Ｔ字尾根最高点
14:12 君ヶ畑登山者用駐車場
14:33 ゴール地点

天候

一日目　曇り・夜雪　2日目曇り　一時雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今回は単独での行動だったので、スタックするのが怖くて、君が畑登山者用Pまではいかずに約1キロ手前に駐車する。
少し暖かい日が続いているので、君が畑Pまで実際歩いてみた感想は、車の轍もあるので4WDなら行けそうでした。
橋の上は少し轍が大きい。

コース状況／危険箇所等

今回、冬のT字尾根は初めてで（秋に2回経験あり）、
さらに単独、テン泊と少し心配でしたが、T字尾根は思ったよりも、雪で足は取られませんでした。
ただ、T字尾根の縦筋の尾根はスノーシューを履いての通過では、
少しの岩場とシャクナゲ、急坂といやらしいか所があります。

テン場は東のボタンブチの森の中。
夜中は森の上を風がごうごうと吹き抜けていきますが、
森の中は風は少なく、快適にテン泊出来ました。

写真

12/29 9:48

今回は単独なので、無理に突っ込んでスタックするのが怖くて、
君が畑P手前1キロくらいに駐車。

12/29 10:05

君が畑P

12/29 10:25

T字尾根取り付

12/29 11:29

尾根に乗る。

12/29 12:05

少しズボりだしたので、早めにスノーシュー装着

12/29 12:29

T字尾根分岐（中央）

12/29 13:23

急坂

12/29 13:54

来た道を振り返って。

12/29 14:06

う〜ん、真っ白・・・。

12/29 14:13

標高1000m位から霧氷がつき始めます。

12/29 14:26

12/29 14:26

12/29 14:30

12/29 14:30

もうちょっとで冬のテーブルランドだぁ~~~♪

12/29 14:32

カウントダウン、10・9・8・・・

12/29 14:33

やった〜、念願の冬のテーブルランド上陸。

12/29 14:35

ただ、真っ白なのね・・・。

12/29 14:56

次の日の朝を期待して、
東のボタンブチの森の中にテン場をチョイス♪

12/29 14:57

こんな森の中でテン泊出来るのも幸せ。

12/29 14:57

まぁ、こんな日にテン泊に来る人は好き物は他にはいないみたい。

12/29 15:01

さぁ、整地します。

12/29 15:27

雪は結構重いのね。
体が温まります。

12/29 16:10

この日は久しぶりのエアライズ2。

12/29 16:10

1日目、お疲れ様。

12/29 16:11

最近はツェルト2ロングばっかりだったので、
室内の高さに快適を覚える。

12/29 16:11

冬はこれだな。

12/29 16:11

テン場からは見晴らしのいい、東のボタンブチが見える。

12/29 17:05

17時を回ったので、
まずは雪を溶かして水を作る。

12/29 17:36

今回、試してみたかったのがこれ♪。
オイルサーディン（イワシ）。
固形燃料で温めて、刻みねぎを足して、最後に醤油を落とす。
香ばしくなって、疲れた体に良い♪

12/29 17:38

注意点は固形燃料小で調理可能ですが、
油が多いので、はじめに捨てるか、火にかけながら油を掬うこと。
少し傾いていたのでこぼれました。（笑）
これお勧めです。

12/29 17:37

もう一つは簡単ナベキューブ、鶏肉入りのキムチ鍋。

12/29 17:52

焼きおにぎりを焼きおにぎり。（笑）

12/29 18:10

テン泊のお供。
食後の梅酒。これがいいんだなぁ〜。

12/29 18:26

テント内気温マイナス2度ほど。
今日はもうすることないので、早めに19時にはおやすみなさい。
外はガスって夜景撮影は出来ません。

12/30 5:57

夜中に何度も起きて、ガスが抜けてないか確認するも、
ボタンブチ方面はガス。
空は雲はあるがたまに少し星が見える程度・・・。

12/30 5:59

テント内の照明での撮影。

12/30 6:26

3度寝くらいして5時半に起床。
総菜パンをフライパンで温め、珈琲でモーニング。

12/30 6:48

一応、記念にパチリ。

12/30 6:50

青空も見えてきたぞぁ〜。

12/30 6:50

このままガスよ切れてくれ！！

12/30 6:51

藤原方面もガスが少し抜けてきました。

12/30 6:59

少しだけ朝焼け・・・。

12/30 8:25

やっぱり霧氷は青空がいいね。

12/30 8:26

お日様、おはよう！！

12/30 8:29

COOPERさん、直伝枝ペグ。
現地調達なので、荷物にならないし、重くもない。
しっかりペグの役割をしてくれます。

12/30 8:59

一晩ありがとう♪。

12/30 8:59

さぁ、テーブルランドへ行きますか〜。

12/30 8:59

シルエット。

12/30 9:01

一晩お世話になった森。

12/30 9:03

土倉岳方面。

12/30 9:03

12/30 9:05

12/30 9:06

まだ、青空があります。

12/30 9:10

ドリーネ。
青のドリーネも見てみたいなぁ〜。

12/30 9:10

向かう先はガスの中・・。

12/30 9:25

振り返って。

12/30 9:25

つまずいた、ついでに撮影。

12/30 9:25

ただでは起きないよ。

12/30 9:25

12/30 9:28

どんどん白くなってきますけど・・・。

12/30 9:32

こういう1本木は大好き。

12/30 9:32

12/30 9:37

12/30 9:40

モノクロの世界へ。

12/30 9:49

12/30 9:51

奥の平に近づくと強風へ。

12/30 9:52

12/30 9:55

この辺りが一番風が強かった。

12/30 9:56

森の中に入れば風は収まるので、少しのがまん。

12/30 9:58

ボタンブチ方面。

12/30 10:07

森の中に入ればもう少しだ。

12/30 10:12

真ん中に山銘版を発見。

12/30 10:14

やった〜♪
今回はすんなりと登頂できたよ。

12/30 10:18

冬の御池岳に無事登頂。
冬の御池は2度目。

12/30 10:29

ボタンブチを目指します。

12/30 10:33

前回の秋にお鍋を囲んだ場所。

12/30 10:35

ボタンブチ。
見晴らしは効かず。

12/30 10:37

かっちょいい木を発見。
この木、お気に入り登録。

12/30 10:38

ここでしばしおやつ休憩。

12/30 10:53

12/30 11:01

12/30 11:01

12/30 11:04

12/30 11:05

12/30 11:15

さぁ、T字尾根で下山。

12/30 11:16

2日間ありがとう。
また冬の青空を求めてきます。

12/30 11:27

下り始めるとすぐに今回、初めて人にお会いしました。
5人パーティーの’鈴鹿ハイキングクラブ’さん。

12/30 11:29

T字尾根が見張らせました。

12/30 11:29

こちらもT字尾根。

12/30 11:33

ボタンブチも。

12/30 11:38

ここで初めて霧氷の舞に遭遇。
強風で霧氷が舞います。
当たると痛いけど。

12/30 11:39

霧氷の舞のあと。

12/30 11:40

12/30 12:04

ボタンブチ。

12/30 12:32

生命力。

12/30 12:40

T字尾根分岐。

12/30 12:52

テーブルランド全景。

12/30 12:59

鶴がいました（笑）

12/30 13:19

ここから下り。

12/30 13:24

天狗堂。

12/30 14:02

ふぅ〜、取り付まで下りました。
後は車まで林道歩き。

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark II Canon

感想

climb-like

去年のリベンジで小秀山を予定しておりましたが、
岐阜県山間部は大雪とのことで御池岳・テーブルランドに決定。

1日目は天気は曇りですが、2日目は晴れ間も期待できるかもということで、
単独ですが、冬のテーブルランド泊にチャレンジしてきました。

君が畑Pまではスタックすると単独だと今回の山行がぱぁ〜になってしまうので、
念のためPの1キロくらい手前で駐車。

T字尾根は秋に2回行っているので、今回が3回目。
雪がついた痩せ尾根が少し心配でしたが、
ちょっとの岩場、シャクナゲ、急坂が少しいやらしかったですが通過できました。

1000mを超えると霧氷が出てき始める。

最後の急坂を登り終えると、念願のテーブルランド。
青い空のもとを歩いてみたかったですが、真っ白・・・。
真っ白のテーブルランドをノートレースの中を進みます。

テン場は東のボタンブチあたりにしたかったので、
良い場所を探しながら、少し散策。
森の中にテン場を決定。
晴れれば、明日の日の出もテントの中から確認できる。

今回テントはエアライズ2をチョイス。
最近出番の多かったツェルト2ロングは室内が低いので、
快適でした。

夕飯はキムチ鍋と前から試したかったオイルサーディンのねぎ醤油、
オイルサーディンは当たりでした。
焼きおにぎりとお腹をみたして、
そとは、ガスに包まれたので、19：00にはおやすみなさい。

夜中は雪が降ってきましたが、風は森の上を通っていくので、あまり気になりませんでした。
何度も夜中に起きて外の天気を確認しますが、東のボタンブチはガス・・・。
空は雲が多く星がちらっと見えるくらい。

朝方はガスが掛かってますが、朝食をとっていると、だんだんと切れてきて、
見晴らせるくらいになってきて、
青い空も出てきました。
青い空に霧氷。う〜〜〜ん、幸せ♪

テントを撤収後、さぁ山頂へ向かいテーブルランドを進みます。
青い空だったのが、だんだんと白い世界へ。
それでも白いテーブルランドの世界を満喫。

ノートレースの場所、うっすらとトレースがある場所と一歩一歩踏みしめます。
テーブルランドはとてもスノーシューが役に立つ場所。

奥の平のあたりは強風で寒さを感じますが、山頂のまりに行けば風は収まるので、
しばらくの我慢。
前回の冬の山頂は新雪で大苦戦しましたが、
今回はすんなりと山頂へ到着。
これからまだまだ雪が積もりますね。

ここから、ボタンブチへ下ります。
ボタンブチの近くにかっこいい木を見つけ、ここで休憩。

もうテーブルランドの旅も終盤。
あまり登り返さないようにルートをとりますが、
目測を誤ると登り返しがあります。

結局、テーブルランドではほとんど真っ白でした。

T字尾根下降点を少し下ったところで今回初めて登山者にお会いします。
’鈴鹿ハイキングクラブ’5人パーティーの方たちでした。

雪山の下山は結構時間と体力を使います。
そしてスノーシューを脱ぐタイミングが難しい、
結局、T字尾根から林道取り付の下り初めの場所で脱ぎました。

沢の音が聞こえだすと林道はもう少し。
30分ほど林道を歩いて、駐車地へ。

今回は念願の冬のテーブルランド泊と散策、山頂と白い世界を楽しんできました。
また今度は青い空のテーブルランドを散策してみたいです。


後日、ブログにも掲載します。
じゃんだらりん登山日記
http://climblike.blog.fc2.com/

コメント

daikimaru

お会いしました
30日にお会いしました５人組です。（一番先頭にいました）
まさか、ソロテント泊とはビックリしました。
あの後はもちろん私たちがテーブルランドを独占しましたが、あいにくの曇り空でした。
またどこかの山でお会いできるここと楽しみにしています。

climb-like

Re: お会いしました
コメントありがとうございます。

静かな山での出会いは嬉しいものがあります。
今回の山行で唯一の出会いでしたので。

当日お会いした後、晴れ間が見えて、
ボタンブチもくっきり見えたのでテーブルランドでも晴れたかぁと思いましたが、
やっぱりテーブルランドは曇りでしたかぁ〜。

またどこかのお山でお会いできるのを楽しみにしております。

neo☆n

テーブルランド真っ白ですね
明けましておめでとうございます。
冬の御池岳、天候が優れないとホワイトアウトですね。
幻想的な風景が素敵です。
夜は、さぞかし厳しかったようですね。

climb-like

Re: テーブルランド真っ白ですね
明けましておめでとうございます。

森の中は風が無いのですが、
展望の効く奥の平やボタンブチなどは風が強かったです。

やっぱり青い空が良いですが、
ガスに包まれると幻想的になります。

夜はマイナス２~３度ほどだったのでそこまで寒く無かったですよ。