蓮華寺山、高城山(安芸中野駅〜みどり中央駅)【広島市近郊、広島県】
- GPS
- 03:10
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 652m
- 下り
- 445m
コースタイム
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:11
JR線
広島 756 =<JR山陽線>= 安芸中野 809
▲魯ぅング
安芸中野駅 816 ― 蓮華寺 823/824 ― 首塚供養塔 828 ― 白龍社 829 ― 三十九番 835 ― 六十番 841 ― 七十七番、見晴らし 850 ― あずまや 859/902 ― 中心広場下分岐 903/大五輪塔往復/916 ― 中心広場 917 ― 蓮華寺山山頂下 925 ― 蓮華寺山 926/936 ― 林道終点 939 ― 鹿子垣内林道への分岐点 945 ― 428m三角点 1002 ― 高城山まで1.2km 1016 ― 三越峠への分岐点 1022 ― 高城山頂下の分岐点 1035 ― 高城山 1036/1044 ― 高城山頂下の分岐点 1045 ― みどり上下分岐点 1058 ― 最後の下り、降り口 1106 ― NTT基地局 1109 ― 瀬野西の登山口 1111 ― みどり中央駅 1121
スカイレール
みどり中央 1130 = みどり口 1136
JR線
瀬野 1137 =<JR山陽線>= 広島 1157
●行動時間 ◆3:05
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(広島家=広島駅、広島駅=安芸中野駅) 安芸中野駅―蓮華寺―中心広場―蓮華寺山―高城山―瀬野西の登山口―みどり中央駅 (みどり中央駅=みどり口駅、瀬野駅=広島駅、広島駅=広島家) ●登山口へのアクセス ○安芸中野駅 ・JR山陽本線の駅。広島駅から西条、三原方面行きの電車で12分。240円 ・毎時おおむね4本運転 ・駅前に出て、横切っている県道を渡り左手の道へ。入口には「蓮華寺山憩の森」の標示がある ○蓮華寺登山口 ・安芸中野駅から駅前の標示に従い道なりに進むと蓮花寺境内に行き当たる。境内を左手に回り込むように進むと奥に登り口がある ○瀬野西の登山口 ・瀬野西3丁目の一番奥に「高城山登山口」との標示があり、コンクリート製の階段が続く。ちょうど27番地の角にあたる ○みどり中央駅 ・JR瀬野駅とニュータウン「みどり坂」を結ぶ交通システムの終点駅。広島短距離交通瀬野線というのが正式名称。分類上は軌道とのこと。懸垂式ゴンドラのような乗り物 ・瀬野駅前の「みどり口駅」から「みどり中央駅」までは所要7分程度、運賃は170円 ・来年(2024年)の4月には廃止されるもよう。廃止後はEVバスが運行されるとのこと (2023.7現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○安芸中野駅〜蓮華寺 ・舗装路歩き。概ね道なり。墓地からは石段を登ってお寺に着く ○蓮華寺〜蓮華寺山 ・西国八十八ヵ所巡りを象ったお地蔵様が途中まで立ち並ぶ。八十八番は最初の東屋の手前。そこからはあとひと登りで「中心広場」。さらにもう一登りで蓮華寺山 ・道は明瞭、道標も複数有る。分岐は畑賀への道くらい ○蓮華寺山〜高城山〜瀬野西の登山口 ・殆どは急勾配のない歩き易い尾根道。分岐は、散策道、林道、三越峠方面があるが、いずれも標示が出ている ・高城山はコースからやや外れており、高城山西側のピークから分岐して向かう ・高城山西側のピークから瀬野西に向かうと、緩い土の道を下降。瀬野西と瀬野駅方面とは標示のある分岐で道が分かれる ○瀬野西〜みどり中央駅 ・ニュータウンの中の舗装路を歩く。緩い傾斜道ばかり。複雑な街路だが、GPS等を参照しながら歩けば迷うほどではない (いずれの記述も2023.7現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○安芸中野駅付近 ・安芸中野駅には駅コンビニもあるにはあるが、小さなお店で品揃えも少ない。駅前の県道を北東側へと進めば200mほど先にも一軒ある ・飲食店は駅前食堂など複数があるようだ ○みどり中央駅、瀬野駅 ・瀬野駅前にはコンビニが一軒。みどり中央駅付近にはなさそう ・飲食店も瀬野駅近くについては不詳。みどり中央駅付近にはなさそう ●日帰り温泉 ・瀬野や安芸中野の近くにはないようだが、広島市内には複数の銭湯や日帰り温泉が認められる (いずれの記述も2023.7現在) |
写真
感想
広島に転勤となった。
仕事では縁のある土地だったが、生活するのは初めて。街中の右も左も分かっていない。引っ越しとその後の形作りがおおむね終わり、さてどこかへと向かうこととした。
和歌山でもお世話になったヤマケイの「分県ガイド」を購入し、パラパラとめくってみる。ふと、スカイレールが目に止まる。この唯一の軌道システムがまもなく廃止になることは、別に聞いて知っていた。
まだ広島市内の地理も不案内な中だ。手始めに、スカイレール乗車を含めた高城山コースを選ぶこととした。
電車でJR安芸中野駅へと向かう。ずいぶん久しぶりの区間とあって、先頭車に乗って前頭を見る。高架化工事が始まっている海田市までの区間を過ぎ、瀬野川の右岸を遡上し中野へと向かう。かつて特急列車脱線事故の現場にもなった避溢橋を渡り安芸中野に到着。日曜の早朝とあって駅は静かだ。
支度を調え、出発。駅前広場の先を横切る県道越しに2本の道が山方面に向かっている。左の道には「蓮華寺山憩の森」なる標示がある。こちらを選んで道なりに進む。進むとやがて民家のような蓮華寺に突き当たる。
お寺で左折し庭を抜けると、いよいよ山道の入口。山道沿いには西国八十八ヵ所巡りを表すお地蔵様が立ち並んでいる。相互の間隔はアバウトだ。十歩も行けば次がある場合もあれば、次が見えないほどの先にあることもある。それでも一つ欠けることなく続くお地蔵様を見ながら進むとあっという間にあずまやに到着した。
畑賀への道を分け、更に一登りすると、中心広場のすぐ手前で「大五輪塔への分岐」がある。近道3分という添え書きにも惹かれる。そちらに向かってみる。畑賀への道とも交錯し、やがて大五輪塔に到着。確かに巨大だ。五輪塔の右脇からは、海田大橋を越えて島嶼も見えている。
戻って中心広場を過ぎて蓮華寺山へ。山頂は広場になっており、蓮華寺山憩の森の案内標示や三角点もある。かつての軍港の名残である陸軍輸送港域の標石も残されている。標石には昭和15年を示す文字も残っている。
蓮華寺山からは高城山への長い尾根道歩き。林道の離合や分岐道もあるが、尾根道には「蓮華寺山、高城山」を指し示す標示が時折現れ、見まごうことはない。高城山が近づき、本コース随一の登りにロープも現れる。
いったん山頂の隣のピークに出て、高城山山頂への分岐道へと進む。あっという間に山頂へ。山頂からは南から東にかけての視界が開けている。瀬野川を挟んだ谷向かいの鉾取山や背後にある小田山も見える。
山頂を離れ、瀬野西の登山口を目指す。風化花崗岩を想わせる茶色い泥の道を緩く下降する。瀬野駅への直下降道を分岐し、瀬野西へ。急激なロープ下降のあとしばらくは平坦道が続くが、最後にもう一度急下降すると、NTTの基地局前に出た。ここからは整ったコンクリート階段を降りてニュータウンまでは目と鼻の先だ。
閑かなニュータウンの街路を下降し、みどり中央駅を目指す。10分ほど歩くと駅に到着。
あまり待つこともなく、下降のスカイレール発車時間。
スカイレールは、モノレールとゴンドラの合いの子のようだ。鋼材製のレールにぶら下がったゴンドラがきしみ発しながら進む。およそ5分で瀬野駅へ。わずか5分の乗車であった。
新しい土地で手始めとしては手ごろな山歩き。次はもう少し遠出もしてみたい。
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