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記録ID: 5678425
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ハイキング
朝日・出羽三山

摩耶山 〜倉沢登山口〜

2023年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:30
距離
4.9km
登り
850m
下り
837m

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:15
合計
5:30
距離 4.9km 登り 850m 下り 851m
7:53
54
登山口
8:47
8:50
121
御宝前分岐
10:51
10:58
25
11:23
11:28
71
鉾ヶ峰
12:39
44
御宝前分岐
13:23
登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
御宝前コース、ソリクラコースは急勾配の岩場を通行する、鎖場や梯子の多い中〜上級者コース。中道コースは基本的に尾根を行く中級者コース。ただし鑓ヶ峰直下で一旦、急な谷間に降りる区間があり、雪渓の状況によってはアイゼン必要。
鶴岡市の摩耶山登山案内図。登山口付近まで林道が延びており地形図とは異なる。(元サイズ)
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鶴岡市の摩耶山登山案内図。登山口付近まで林道が延びており地形図とは異なる。(元サイズ)
倉沢集落からは摩耶山が見える
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倉沢集落からは摩耶山が見える
林道がカーブする地点に登山口と駐車場
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林道がカーブする地点に登山口と駐車場
案内板の後ろから尾根に取付く(赤矢印)
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案内板の後ろから尾根に取付く(赤矢印)
異形ブナ林の立つる御祓所
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異形ブナ林の立つる御祓所
二ノ休 (二ノ坂?)
二ノ休 (二ノ坂?)
坂を登った丘の上に二ノ休。初めて摩耶山が全貌を現す
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坂を登った丘の上に二ノ休。初めて摩耶山が全貌を現す
二ノ休の少し先にあるコースマップ
二ノ休の少し先にあるコースマップ
左上の鋭峰が鉾ヶ峰・鑓ヶ峰。中道コースは後半、その右の谷間を詰める。
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左上の鋭峰が鉾ヶ峰・鑓ヶ峰。中道コースは後半、その右の谷間を詰める。
御宝前コース分岐。右下へ曲がり御宝前コース、ソリクラコースへと進む。直進する中道コースもこの先、険しくなる。
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御宝前コース分岐。右下へ曲がり御宝前コース、ソリクラコースへと進む。直進する中道コースもこの先、険しくなる。
谷間に降りる途中に見かけたシモツケソウ
2
谷間に降りる途中に見かけたシモツケソウ
御宝前コースは一旦、沢沿いの登りとなる。
御宝前コースは一旦、沢沿いの登りとなる。
いきなりの沢登となる。段差の大きな場所にはロープあり、マーキングもあり。
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いきなりの沢登となる。段差の大きな場所にはロープあり、マーキングもあり。
ワイルドなコース
3
ワイルドなコース
谷間を振り返る
前方に雪渓が見えてくるとコースは右上の斜面に取付く。
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前方に雪渓が見えてくるとコースは右上の斜面に取付く。
ロープもない、かなりの急崖
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ロープもない、かなりの急崖
西側には中道コースの尾根。結構、ギザギザしている。
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西側には中道コースの尾根。結構、ギザギザしている。
崖を登りきると、足場の悪い岩場を左へトラバース。この辺りが恐怖感高め。(写真撮っている場合ではない)
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崖を登りきると、足場の悪い岩場を左へトラバース。この辺りが恐怖感高め。(写真撮っている場合ではない)
トラバース中、小沢を横断。鎖が張られているが緊張感は強い。水月のあたり。
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トラバース中、小沢を横断。鎖が張られているが緊張感は強い。水月のあたり。
線香花火のような、ミヤマトウキ
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線香花火のような、ミヤマトウキ
登山道のすぐ下は急勾配の岩場、気が抜けない。
3
登山道のすぐ下は急勾配の岩場、気が抜けない。
トラバース地帯を抜けてさらに上がると大岩の脇に結神
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トラバース地帯を抜けてさらに上がると大岩の脇に結神
残置された梯子の下に、マムシが。神の使いか。
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残置された梯子の下に、マムシが。神の使いか。
左下からソリクラコースが合流すると、山頂までソリクラコースが続く。
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左下からソリクラコースが合流すると、山頂までソリクラコースが続く。
左側に雪渓の残る谷間と鑓ヶ峰、鉾ヶ峰が見える。この雪渓の上部の谷を中道コースが通る。
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左側に雪渓の残る谷間と鑓ヶ峰、鉾ヶ峰が見える。この雪渓の上部の谷を中道コースが通る。
岩溝の登り。息をつく間もなく急登は続く。
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岩溝の登り。息をつく間もなく急登は続く。
振り返ると、だいぶ高度を稼いだようだ。
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振り返ると、だいぶ高度を稼いだようだ。
西隣りの尾根。右上は鑓ヶ峰、鉾ヶ峰〜中道コース(元サイズ)
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西隣りの尾根。右上は鑓ヶ峰、鉾ヶ峰〜中道コース(元サイズ)
いよいよ最後の難関、摩耶山稜線直下の岩場をトラバース(赤矢印がルート)(元サイズ)
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いよいよ最後の難関、摩耶山稜線直下の岩場をトラバース(赤矢印がルート)(元サイズ)
遠くには朝日連峰(以東岳)が望まれる
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遠くには朝日連峰(以東岳)が望まれる
アサツキ
見晴らしの良いトラバース道
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見晴らしの良いトラバース道
高度感抜群 また岩場のトラバース
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高度感抜群 また岩場のトラバース
稜線に上がれば一安心。
稜線に上がれば一安心。
南北に細長い摩耶山の山頂。東側に開けている。(南方向)
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南北に細長い摩耶山の山頂。東側に開けている。(南方向)
山頂より北方向
山頂より東方向
山頂展望、東側パノラマ(元サイズ)
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山頂展望、東側パノラマ(元サイズ)
南側パノラマ(元サイズ)
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南側パノラマ(元サイズ)
西側パノラマ(元サイズ)
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西側パノラマ(元サイズ)
山頂を後に稜線を南下する。
山頂を後に稜線を南下する。
分岐点、右は関川コース。左の中道コースへ下山。
分岐点、右は関川コース。左の中道コースへ下山。
鉾ヶ峰の基部(鞍部)を通過する際、鉾ヶ峰方面へ踏み跡が薮の中に続いているのを発見。行けるところまで辿ってみる。
鉾ヶ峰の基部(鞍部)を通過する際、鉾ヶ峰方面へ踏み跡が薮の中に続いているのを発見。行けるところまで辿ってみる。
かなりの急登だが薮があるのでそれほど恐怖感無し。鉾ヶ峰の頂からは隣りの鑓ヶ峰が近い。
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かなりの急登だが薮があるのでそれほど恐怖感無し。鉾ヶ峰の頂からは隣りの鑓ヶ峰が近い。
(鉾ヶ峰からの展望)鑓ヶ峰〜県境稜線(南東方向パノラマ)(元サイズ)
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(鉾ヶ峰からの展望)鑓ヶ峰〜県境稜線(南東方向パノラマ)(元サイズ)
(鉾ヶ峰からの展望)摩耶山(左のピーク)(元サイズ)
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(鉾ヶ峰からの展望)摩耶山(左のピーク)(元サイズ)
鞍部に戻り中道コースを下山。いきなり足場の悪い谷間へ降りる。
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鞍部に戻り中道コースを下山。いきなり足場の悪い谷間へ降りる。
コースは雪渓の上を歩く
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コースは雪渓の上を歩く
下ってきた谷間を見上げる。浮石多く、かなりの急勾配だ。
2
下ってきた谷間を見上げる。浮石多く、かなりの急勾配だ。
雪渓の距離はそれほど長くない。
雪渓の距離はそれほど長くない。
雪渓は緩んでいるのでキックステップは利くが、かなり急勾配のでため転倒はできない。念のためアイゼンを推奨。
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雪渓は緩んでいるのでキックステップは利くが、かなり急勾配のでため転倒はできない。念のためアイゼンを推奨。
雪渓が切れても、さらに谷間を下る。ピンクテープ、マーキングあり。
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雪渓が切れても、さらに谷間を下る。ピンクテープ、マーキングあり。
谷間を下りすぎないように、紫テープで右手のトラバース道へ誘導。
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谷間を下りすぎないように、紫テープで右手のトラバース道へ誘導。
トラバースで尾根に上がる。あとは尾根を登山口まで下る。昔はここから鑓ヶ峰へ直登コースがあったようだ。
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トラバースで尾根に上がる。あとは尾根を登山口まで下る。昔はここから鑓ヶ峰へ直登コースがあったようだ。
尾根は緩急繰り返しながら標高を下げていく。
尾根は緩急繰り返しながら標高を下げていく。
賀須伊峰あたりは緩やか。この先、一気に下降。
賀須伊峰あたりは緩やか。この先、一気に下降。
突然、大きな掛図岩が現れる
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突然、大きな掛図岩が現れる
掛図岩に登ると先ほど下った谷間の下流部が一望、ダイナミックな雪渓!(元サイズ)
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掛図岩に登ると先ほど下った谷間の下流部が一望、ダイナミックな雪渓!(元サイズ)
中道コースは基本的に尾根を通行するため、ソリクラコース、御宝前コースに比べて恐怖感、危険度低め。
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中道コースは基本的に尾根を通行するため、ソリクラコース、御宝前コースに比べて恐怖感、危険度低め。
長い梯子の急下降
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長い梯子の急下降
ブナ林帯に入れば沢音が聞こえ、登山口は近い。
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ブナ林帯に入れば沢音が聞こえ、登山口は近い。
(おまけ)日本海東北道の三瀬IC手前で正面に鶴岡八森山(416m)が見えてくる。風力発電の風車で山頂部が大きく変貌してしまった。
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(おまけ)日本海東北道の三瀬IC手前で正面に鶴岡八森山(416m)が見えてくる。風力発電の風車で山頂部が大きく変貌してしまった。

感想

御宝前コースの岩壁トラバース区間(水月)は足元がすくみ緊張感の高まる、コース上の最難所。その先、ソリクラコースも急勾配の岩壁登攀が多く、山頂直下まで気が抜けない。下山は尾根筋を基本的に通行する中道コースがお薦め。

コース的には距離は短く展望に優れ、変化に富んだ刺激的な山であり、とても標高1000mの低山とは侮れない印象。「やまがた百名山」に選定されている。

山開き前の登山道は梯子やロープが未設置のため、登山は大変危険が伴うため入山は控えた方が良い。ちなみに令和5年の山開きは6月18日。

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