三百名山64座目:七ヶ岳〜空気の読める蜻蛉達〜
- GPS
- 08:06
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 955m
- 下り
- 956m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
祝瓶山下山後は山形を南下し福島まで戻る。
東北旅のラストを飾るのは
南会津町にある三百名山・七ヶ岳!
ここは4年前の開山祭にバッジ貰いつつ登ろうと
たかつえスキー場の登山口で寝ていたのだが
翌朝は豪雨。当然開山祭は中止となり
バッジだけ貰い退散した過去がある。
旅の始まりに寄った会津朝日岳の開山祭も雨・・・
いつも6月開催だから梅雨と丸被りなんよな😨
まぁバッジはその時貰ったものがあるので
今回は晴天狙いで登れるのが嬉しい!
七ヶ岳はその名通り稜線上に
7つのピークを持つことが由来。
ならばその全てを踏破したくなるのが登山者の性。
その稜線を歩くため今回はスキー場とは反対側の
下岳登山口からの入山を決めた。
登山口に向かうべく四たび林道を激そ・・・
って東北の山マジで林道ばっかだな!😡
しかも結構な抉れ具合で
一般車だと底擦りそうなレベル。
上から梅雨豪雨、下から泥水跳ね喰らって
車もう全身ドゥロッドゥロだよ!!😭
だがそこに辿り着くためのフォレスター。
家であると同時に道具として使い倒すと決めている。
相棒は汚れてこそ輝くのだ( ゜∀ ゜)b
前置き長くなったが7:30にいよいよ入山。
涼風吹き抜ける樹林をつらつら登っていくと
1時間ほどで下岳こと七番岳に到着した。
東側の展望が良く雲かかり気味ではあるが
二股山、那須連山、大左飛山、高原山、
そして日光連山が一閃に連なる!
おお、意外と景色いいぞ( ゜∀ ゜)
6つのピークからは、
どんな景色を見せてくれるんだ?
下岳から先は稜線をひた歩き
各ピークの調査開始!
六番岳はただの樹林。
山頂標識無いと思いきやピンクテープに
こっそり名前が書いてある粋な計らい😲
五番岳も樹林だが標識&ピンクテープすらない。
先に進むと禍々しく枝を広げた巨木が立つ
その枝ぶりは掌を開いた五を表現しているかのようだ😮
四番岳も樹林でピンクテープのみ。
その裏に名前が・・・書いてないんかーい!😫
三番岳は三番だけに三角点ありw
ここから展望が一気に開けて嬉しいものの
二番岳までのアップダウンが今までの稜線と違って
かなり大きく地味にメンタルを削られる😵
ニ番岳も何もないが景色はめちゃ良い。
山頂への美しいカーブを描く登山道、
歩いてきた稜線と御神楽岳や飯豊連峰も見える。
青空に向かって二を示すピースを掲げたら
絶妙なタイミングでトンボが留まるw
取れ高理解してんじゃねぇか🤣
最後の一番岳からは・・・
当然一番の景色が待ってるんだよなぁ?😍
6つの頂を越え12時前に
一番岳こと七ヶ岳の山頂踏破!
見える景色は北から時計回り順に
七ヶ岳稜線→二岐山→男鹿岳→那須連山
→大左飛山→高原山→荒海山→日光連山
→日光白根山→帝釈山→燧ヶ岳→景鶴山
会津駒ヶ岳→荒沢岳→会津朝日岳→浅草岳
という周囲のあらゆる三百名山が見渡せる
大展望が広がっていた!
すげぇ、、、マジで頑張って良かった😭
(梅雨空の)苛立ちも、(晴れ間の)希望も、
(予報外れの)不公平も、(夢を追う)覚悟も、
銃口に込め、撃ち抜こう・・・Time is now!
ここが俺の、7th Triggerだ!( ゜д゜)σ
その後は写真乱れ打ちしたり山飯食ったり
登山者と会話したりゆるりと1時間半滞在。
最後の記念撮影時に一を示す人差し指立てたら
またもトンボがピットインw
おまえら最高かよ🤣
すべてに満足して下山開始。
往復なので同じルートを通るのだが
午後になり気温がかなり上昇。
標高1600mあんのにクッソ熱くて汗だく。
もう7月だし標高2000m以下はキツイ時期になってきたな・・・
そしてこの灼熱地獄の中また7つのピークを越えるという
絶大なプレッシャーがのしかかる。
登りではひとつピークを過ぎるたび
景色広がるワクワク感あったけど
下山ではまさか精神を削る材料になるなんて・・・
ほぼ写真は撮らず心頭滅却し一気に下岳まで戻る。
樹林に入るといくらか暑さは和らぎ
東北旅を回想しながら相棒の元へ戻ってこれた。
三百名山64座目:踏破!
下山後はひたすら南下し東北脱出。
埼玉に存在する俺たちの桃源郷へピットイン。
全ての旅路は、此処へと通じるのだ(-人-)
夏の北海道に思いを馳せつつ東京へと一時帰宅した。
暫く悪天が続くし中途半端に旅に出てもしょうがない。
梅雨明けるまではしばらく仕事をしよう。
・・・自宅警備員のね( ゜∀ ゜)←
★ルートレビュー★
難易度:D
5番岳から4番岳の区間に一部軽い藪漕ぎがあるのみで
全体的に歩きやすい登山道で纏まっています。
体力度:D
標高1636m 累積標高差999m 時間8:06 距離9.2km
一般的な体力レベルですが細かいアップダウンが続き往復で合計
14のピークを越えることになるためどちらかというと
メンタルの消耗が激しいコースになっています。
展望:B
下岳から東方面の展望がありその後は樹林と
展望を繰り返す稜線で飯豊山や御神楽岳が背後に聳えます。
山頂付近からは全周展望があり福島県境の
あらゆる三百名山が見渡せる大絶景が広がります。
総評:C
ひとつピークを越えるたび次のピークと新たな景色が開ける感動がありますが
下りはそれがプレッシャーに変化する登りと下りで真逆の感想を持つ山。
幸い展望地は多いので景色に力を借りて乗り切りましょう。
破線路ではありますが下りは黒森沢コースから周回したほうが
心には優しいかもしれませんw
★ルートレビューリスト(三百名山)
https://wp.me/PcUql6-1ar
★Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCLUg39_QesgFceFL_ECKLUw
★百名山登山記ブログ
http://furaiki.xsrv.jp/
★Instagram
https://www.instagram.com/sugiharaittyou/?hl=ja
★facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005597318721
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する